晴登雨読

山と自然を楽しみ、より良き社会を望む自由人。
飛騨 鈴鹿 大峰など日本百名山から里山まで山の魅力と美しさを記録する。

紅葉の会津駒が岳

2017-10-21 16:24:22 | 東北の山
 尾瀬の北方にそびえる標高2133メートルの「日本百名山」にも選ばれた名峰。たおやかな稜線の山頂付近一帯は広大な湿原が広がり、地溏がちりばめられ山頂は草原状で丸みを帯びた女性的な会津駒が岳、紅葉真っ盛りの10月上旬に出かけた。北陸道を経て関越道の小出ICから国道352号と奥只見シルバーラインを経由して桧枝岐温泉へ向かった。352号線は「酷道」と称され、奥只見シルバーラインも坑道のようなトンネルの連続で恐怖すら感じる道路である。
 夕刻、桧枝岐温泉の旅館に着くが雨脚が激しくなり明日の登山は「雨の中」と覚悟を決めたが、翌朝、日差しが差し有りがたいことに晴れ渡った。
 翌朝、8時に会津駒ヶ岳・滝沢登山口をスタートした。紅葉が一段と鮮やかになりつつあるブナ林を登ること3時間で、駒の小屋に到着、ここで早目の昼食を済ませ、草紅葉の木道を進み会津駒ヶ岳へ12時30分に登頂、さらに、山頂から木道を進むこと30分で中門岳に到着。休息の後、来た道を戻り会津駒が岳の山頂を迂回して駒の小屋を経由して16時10分に無事、滝沢登山口に下山した。ふもとから駒ヶ岳山頂に至る紅葉と草紅葉を堪能できる登山となった。

恐怖を感じる奥只見シルバーラインの隧道


きた道・352号線を振り返り、只見湖を望む


酷道352号線沿いの「平が岳」登山口


翌朝、夜中の大雨にもかかわらず、雲間から薄日が差し込む天候の中「滝沢登山口」からスタート


ふもとから紅葉が徐々に濃く色づいている






紅葉の林から「駒ヶ岳」山頂を望む




駒ヶ岳の山頂が視界に開ける


紅葉の林を抜けると「駒の小屋」が


山頂を眺めながら駒の小屋ベンチで昼食


昼食後、山頂めざし出発、駒の大池に映り込む登山者の姿が美しい


12時30分「会津駒が岳」山頂に到着。


草紅葉の中の木道を進み「中門岳」をめざす




草紅葉の中に池塘が広がる

ワタスゲも


13時に「中門岳」に遅着。大きな山頂標識には、「この辺りを中門岳」というとあった。大きな池塘があり山頂でありながら窪地に


駒の大池と駒の小屋に引き返す


駒の大池と駒の小屋


下山開始です




午後4時10分 「登山口」へ無事下山




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