リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

時の流れに身を任せ

2009-07-02 00:45:56 | 夏公演「Evil Narratage」
 往く川の流れは絶えずして、而も元の水に非ず。まだまだ練習して練り込みたい点は多々あれど、時は無情にも過ぎ行き、遂に明日(もう「今日」か)本番を迎えます。もっと時間があれば、もっと練習できて、もっと良い芝居に仕上がる。誰もが考えることです。しかしまあ、こうして時の流れという逆らえない制約があるからこそ、やる気になれるのかもしれません。
 私は基本的に制約というものが大嫌いです。しかし、全くの自由に放り込まれたら、やっぱり何をしていいか判らなくなって途方に暮れるでしょう。結局は尻に付いた火に追われながら、その場その場でできることを積み重ねていくしないないんでしょう。それは時の流れという、この世で唯一万人にとって平等な物だから、不条理と思うことなく自然と制約を受け入れて、その中でできる限りのことをしよう、という気になれるのでしょう。
コメント (1)
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