地下に下るイメージで。

構造上、こうするしかなかったのですが。

僕のイメージは駐車場から地下に下って行くイメージでした。

看板も小さく門柱は無骨なコンクリート製。

階段は幅も広く、緩やか。

重いオレンジ色の鉄扉を開けると・・・

ガラス張りのレストランが登場する。という事をイメージしながら

１年ちょっとの間、作業着を着て手ぬぐいを頭に巻き工事していました。

８０％くらいはイメージ通りの完成でしたが、あまりにハードな建築工事を

こなした僕は完成したときにはすっかり気持ちは建築業者でした

「引き渡したい！」と喜びよりも疲労と完成の充実感だったのは６年前・・・

それから色んな方がこのレストランに色付けをしてくれました。

オブジェやボトルラック、ステッカーやお花の数々・・・

でも僕が一番お店が生きてると感じる瞬間は

ＢＧＭをかき消すほどのお客様の声や肉の焼ける音オーブンのブザー

お皿がバタバタと並べられ、カチカチ、カチャカチャ、トントン・・・

お店の呼吸が聞こえてきそうな感じを、楽しんでます。

バブル時代の修行だった為か、殺気立った厨房という戦場がワクワクします

かなり話しはそれましたが、オレンジの鉄扉の奥には桜井さんが作ったお花の

オブジェという感じのアレンジが飾られています。

彼女のセンスは日々磨かれていると思います

次回作が楽しみです

定番のサラダ。

このお店を開店してから６年とちょっとが過ぎました。

思い返せば、色んな事がありました

でもいつも変わらず作り続けていたサラダがこのサラダ。

季節によって具材は変わっても、形は変わらず季節を感じれるサラダ。

普通のレタスやサニーレタスは好きじゃないので使わず、苦い野菜や

辛めな野菜、甘い野菜などインパクトのある野菜が中心です。

今時期はテラスのナスタチュームの葉と花を好んで使います。

中にはクスクスやピクルス、旬な魚や貝類、からすみを削ったり・・・

パートフィロという薄い生地とまぜまぜしてわしわしと召し上がって下さい！

この写真の日は淡路産の小ぶりな天然平目を使いました

新潟のもち豚。

最近定番に仕込んでいる豚のボイルハムです

豚の個体差があるのは多少はいいとしてもあまりに毎回違うのはどうかな・・・

しかし、この新潟のもち豚は素晴らしいです！！

肉を押すと良い感じに返ってくる弾力、赤身の淡い色、脂のサッパリ加減

いや～まさに日本人受けする豚肉ですね！

肉好きの方には、パンチが足りないかもしれません。

ハムにするとまたまた力を発揮してくれます。締まり過ぎず程良い弾力は

そのままに美味しく出来上がります。

でも完成までに２週間ほどかかるのでメニューに載らない日もあります

さっとお出しできる一品として大変重宝しています。

でも簡単に出る料理はその前の手間がかかるんですよね

自家製ハムは単品（2人前）￥２３００　もしくはコースの一品として

お出ししております

東御産ホワイトアスパラ収穫終了致しました。

今シーズン御世話になった農業家Ｔ君のアスパラも収穫終了です

これから巨峰の手入れに大忙しになるそうです。

このアスパラは、神戸、軽井沢、松本にも出荷して大好評でした。

また来シーズンを楽しみに、今期最後のアスパラを無駄なく使います。

明日はフランスのアスペルジュソバージュ（アスパラの原種）やカナダの

仔牛骨付きロース、イタリア産サマートリュフなど入荷します。

淡路島からは海鱒、天然スズキ、ヒラメなど注文済みです。

今日の様な心地良い日は冷えた白ワインとホワイトアスパラなんか良いですね！

駆除の日本鹿ぞくぞく入荷中。

農家の方々が本当に困っている鹿等の害獣。

駆除をしてもしても増える一方・・・

ジビエは秋から冬の食べ物という固定概念を皆様持っている事と思います。

確かに実りの秋に山の惠をたらふく食べた鹿は冬に備え脂を貯め込むのが通常です

でも猟師さん曰く、「田植え鹿」は美味しい。

実際に田んぼに入り、植えたばかりの苗を食べるそうです。

農家さん曰く、レタスは真ん中だけかじるんだそうです。

出産も終え、だんだん太り始めた雌鹿が入荷しました

いや～あっさりとしていて実に味わい深いお肉です

今回の鹿は先ほどの農家さんのお知り合いの猟師さん（でも農家さん）が

仕留めた雌鹿で、これだけ暑い日が続くのでこの方は内臓を出さずに腿とロース

だけを外すそうです。ばらし（解体）が楽しくて好きだそうです

臭みも無く、大変よろしいかと思います処理が本当に良いです！

あと今状態を観察中なのが雌鹿腿肉ですが、これは昨日捕れたもので割と小さめ

です。これはサラミかなぁ？と考えています。

あと鴨、鳩、猪も駆除対象なので鳥も入荷するかも？しれません。

今僕が一番気になるのは土鳩です。お寺なんかにいる鳩です

一度食べてみたいです。狸、カラスなどは食べましたがカラスはあまり・・・

ともあれ、上品な鹿を皆様是非！お試しあれ

テラスでB・B・Q！！

テラスが気持ちぃ～季節ですね

暑くなく、寒くなく、虫も少なく。ただ日によってはまだ肌寒い時もありますが。

テラスは１０名様までお食事して頂けます。

店内は１１名様で貸切となります。貸切料等はございません。

貸切でしたら小さなお子様も御一緒に御来店頂けます。

通常営業は１０歳未満のお子様はお断りさせて頂いております

今は野菜も美味しいし、お肉もお魚も美味しい季節ですね

色々なアスパラや青い豆類、カブや春茄子、地物の竹の子、ハーブや

セリにクレソン。仔羊や仔牛、牛肉も美味しいですね

１２日～１４日の三日間はお休みさせて頂いております

休み明けは新しい素材も入荷致しますので、

皆様の御来店を心よりお待ちしております

豚肉盛り合わせ

豚インフルエンザ・・・まったく厄介な事が起きました

数ヶ月前にフランスで鳥インフルエンザが起き、鴨やウズラ、鳩など等

そしてフォアグラも輸入禁止になっている事をあまり一般の方々は御存知では

ないと思います。でも豚より鳥インフルエンザの方が強毒だとか・・・

でもハンガリー産のフォアグラや鴨もございますので御安心を

現在、長野県産みゆき豚、新潟産もち豚、フランス産ビゴール豚を使用してます

豚肉は屠畜してから早い時間で手元に届くので

脱水の状態や季節によって焼き具合が大分変わります

だから楽しく、やりがいのあるお肉のひとつですね！

最近は低温でじっくり豚を焼く方法が多い気がしますが僕は最初と中盤は

きっちり焼き込み、最後にじんわり火を通します。

豚肉くらい色んな焼き方があるお肉も珍しいのでは？と僕の小さな範囲で

思います。インフルエンザのウィルスは生体でしか生息出来ないと聞いています

仮にメキシコ産の豚肉を食べて感染はしないのでは無いでしょうか？

日本人は特に過敏になりすぎな気がします。保健所の方も無菌状態の加工しか

提言しませんし、料理を作る側の確かな知識、とお客様との信頼関係が崩壊し

ているのではないのでしょうか？大丈夫ではない物をお出しするはずなど

無いのですから。皆様も過敏にならず色んな物を食べ楽しんで頂けたらと思います

テラスも良い季節になり始めました。

先日、テラスの壁とエントランスの階段と壁をペンキ塗りなおしました！！

なかなか塗り直しできず、６年目にしてやっとすべて塗り直しです

アンティークブラックというキシラデコールでは新色を使い、落ち着いた感じに

なりました。どんぐりの葉も日に日に大きくなり、月末には心地良い環境に

なる事と思います。奥には父作の燻製小屋も奥まった場所から移動し、温度管理

もし易くなり、燻製品の状態も安定しています

もう少し違うアングルでまた写真を載せたいと思います！

来週１２、１３、１４日は連休させて頂きます