ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

盗聴器で空き巣

2009年05月24日 | Weblog
 今日のテレビ番組で、台湾の盗聴器事情の取材を放送していた。お昼のスクランブル。

 日本での盗聴器というと、盗聴そのものが目的。ストーカーだったり、というのが主だとおもわれているけど、台湾のこの取材で、盗聴器を発見されたアパートの住人の話
「家族全員がるすのときに泥棒に入られたことが数回ある。」

 つまり、盗聴器を利用して、安全確実に空き巣泥棒をする、ということです。

 泥棒は、かなり前から組織的に仕事をするようになっています。下見をする人と、実行グループ、換金班です。
 スーツにネクタイ、アタッシュケースのセールスマン風の下見。警察は役にたちません。

 この組織に、文明の利器が加わっているということですが、これがさらに、デジタル化しているという。
 GSMデジタルという新型の盗聴器が・・・これはSIMカードを内臓。SIMカードとは、携帯電話に使われているもので、携帯と同じ使い方ができるというものです。そのSIMカードの番号に、電話をかける要領と同じように、回線を、世界中どこからでもつないで盗聴できる。

 台湾では、盗聴は法律で禁止されています。禁止されていても、あふれかえっているという状況みたいです。

 日本では、盗聴はまだ禁止されていません。盗聴器を仕掛けるときに、不法侵入罪が成立する場合もあるけど。
 これは、はやく考えていかないといけないんじゃないでしょうか。

 ところで、台湾もそうだけど、禁止されていても、盗聴器は販売されています。
日本では、わかりやすいのは、カスミ網。
 野鳥をカスミ網で捕獲することは禁止されているけど、カスミ網の、製造、販売、所持は禁止されていない。矛盾しています。


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