堤防

ここで　少し　振り返って

はじめのころの　ニュース映像を　思い出してみる。

三陸海岸には　１０ｍ堤防というものもあったけど

それを越えて　津波が　襲い掛かってきた。

だけど　３～５ｍのもあった。

それが　根こそぎ倒れている映像。

根こそぎ倒れているから　

その　根元の　断面がはっきりと見える。

鉄筋が入っていた様子は　まったく　なかった。

政治家とか　官僚が　なにをする人なのか　ということを

何度も書いてるけど

これが　その証拠なんですね。

あまりにも　津波の規模が大きくて

この　倒れた堤防のことについて　

誰も　なにも　言わない。

低すぎた　ということではなく

鉄筋が　入っていなかった　　ということです。

手抜き工事　です。

なぜ　手抜きをするか

予算よりも　少ない金額で　工事をすませて

余った部分を　裏金にする。

その行方は　政治家　官僚。

手抜きをしても　それを　簡単に押しつぶすような

そんな規模の　津波がくるとは　考えていない

あるいは　その頃には　引退しているか　担当者でなくなっている

だから　責任を問われることなどない。

彼らの頭の中は　そんなことばかりです。

津波から　住民を守る　・・・　そんなことなど考えてはいない

予算が　１０億円としたら　

１割で　１億円

１億円を　懐に入れるために　９億円を捨てる

そういうことが　平気でできる。

それが　政治家の正体。

キャリア官僚の正体。

そうやって　捨てられた　９億円が　あの堤防の残骸