ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

農業 小規模農家

2009年10月18日 | Weblog
米作りって、ほんとに大変なのに、仮に我が家の1トンの米を全部売ったとしても、20万円くらいにしかならないそうなんです(>0<)なんだそりゃ~
実際、うちは親戚一同で食べる分しか作っていないんですが、これだけ苦労をして、これっぽっちの金銭価値しかないと思うとショックです・・・

しかも、今年はコンバインが決定的に壊れたので、来年からは新しいコンバインを買わなくてはいけませんコンバインの価格は、軽く200万円超え
と、いうことは・・・・、10年後からようやく黒字?!しかも10年間壊れなかったらの話

米作りに必要な農機具はコンバインだけではなく、トラクターや田植え機、乾燥機など諸々一式で、大体600万円はかかるそうです
米の価格と農機具の価格は全く釣り合いません
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 これは、タレントの吉田小江子さんのブログからの転載です。

 現代の日本の農家の置かれた状況が現れています。

 農業で利益を上げられるのは、農協、機械メーカー、農薬メーカー。

 農家は、
「働けど 働けど わが暮らし 豊かにならず じっと 手を見る」
 という状態です。

 政府の対策は、減反、保護貿易による、価格の下ざさえと補償金。

 日本列島は、南北に長いのだから、作業機械のレンタルの会社を作って、南から北へ移動しながら仕事すれば、営利企業として成立すると思う。

 個別に、それぞれ所有しないといけないと、洗脳されてるみたい。

 レンタルの会社は、機械だけでなく、人も。年に一回しか使わない人よりも、熟練できるから。
 南と北では、季節のタイムラグは、一ヶ月から二ヶ月はあるから、作業と移動で一日として、50日ぐらいは稼動できる。

 使わないときは、田舎の土地代の安いところに倉庫を建てて保管。

 米だけに限定すると、田植えと稲刈りと、年にふたつの繁忙期がある。

 氷と炭の組み合わせの商店のような、この繁忙期とずれた職種とくみあわせれば収益も大きく望める企業にできる。