Kakuma News Reflector 日本語版

カクマ難民キャンプの難民によるフリープレス
翻訳:難民自立支援ネットワークREN
著作権:REN(無断引用転載禁)

2009年3-4月号 男性が身元不明の襲撃者達に暴行される

2009年08月16日 | 和平と治安

【写真】この写真は実際の事件の写真ではありません。

難民男性が身元不明の男達に襲われ、携帯電話を奪われ、頭に重傷を負った。そのため、被害男性は翌日に予定されていたJVAによる審査を延期する事になった。

2月25日7時45分頃、ソマリア人難民の男性が、身元不明の襲撃者5人に大きな棒で襲われ重傷を負った。被害者はカクマ2の1地区から2地区に歩いている所を待ち伏せされた。

被害者は、携帯電話を奪われた後、額に重傷を負わされ意識を失った。その後、意識を取り戻し、家に向かったが、出血がひどく、シャツは血まみれの状態だった。被害者の悲鳴を聞いて、たくさんの人が集まって来が。地元の警備員が無線でケニア警察を呼んだ。

警察は到着するとすぐに救急車を呼び、被害者はキャンプ内のIRC中央病院に運ばれた。2月28日、ロドワー病院で頭蓋骨に損傷はないかレントゲン検査を受けた。その後IRC中央病院に戻り、3月2日に退院した。

被害者は、アメリカへ移住する審査を受けるため、翌朝JVA(Joint Voluntary Agency)に行く予定だったが、親類がJVAに事件のことを報告し、審査を延期してもらった。後日、病院の人に付き添われて、審査を受ける事が出来た。


一般的に、2008年7月にケニア警察一般サービス隊が警察に配置されてから、キャンプ内の治安は良くなったといわれている。

KANEREは地区担当官とキャンプマネージャー、警察幹部に取材を試みたが、連絡が取れなかった。



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