Kakuma News Reflector 日本語版

カクマ難民キャンプの難民によるフリープレス
翻訳:難民自立支援ネットワークREN
著作権:REN(無断引用転載禁)

2009年1月号 今月号からの引用

2009年05月29日 | 今月号からの引用
「人が(難民の)声を語るとき、たいてい、もっと援助をという訴えばかりで、もっと権利をという訴えにならないのは、どうしてだろう?」――米国難民移民委員会のメリル スミス氏 / 「人間倉庫(Warehousing)に関する意見:メリル・スミスへの3つの質問」より . . . 本文を読む

2009年1月号 編集長からの手紙

2009年05月29日 | 編集長からのメッセージ
海外も含めすべてのKANERE読者の皆さまへ; KANERE第2号ではこれまでの私達の成長過程を際だたせる話題を取り上げます。 私達は人権に関する記事に力を入れていますが、その姿勢は、同一賃金を得る権利についての特集レポートによく表れていると思います。また難民情勢の国際的な専門家に寄稿をお願いしたところ、難民擁護の分野で指導的立場にあるバーバラ ハレル・ボンド博士と、米国難民移民委員会のメリル・スミス氏から見解が寄せられ、読み応えのある内容になりました。他の支援団体や学者も将来、KANEREに寄稿する旨、表明してくださいました。 . . . 本文を読む

2009年1月号 難民に「同一労働への同一賃金」の権利は与えられているか?

2009年05月29日 | 人権
カクマ難民キャンプ用語では、「インセンティブ(報奨)」と「給料」は区別されている。適切な資格と能力を持ち国際組織によって雇用される難民は、給料でなく「インセンティブ」が支払われる。インセンティブは、難民ではないカウンターパートの給料よりはるかに低い。難民に、同一労働への同一賃金を得る権利は与えられているだろうか? . . . 本文を読む

2009年1月号 難民のために語るのか、難民自身が語るのか

2009年05月29日 | 寄稿
バーバラ・ハレル・ボンド博士寄稿 ハレル・ボンド博士は難民の権利擁護の第一人者で、オックスフォード大学に難民研究センターを、カイロのアメリカ人大学に強制移民および難民研究プログラムを創立した。博士はG・ヴァーディラムとともに『亡命中の権利:二面性を有する人道主義』など、難民の状況に関する多くの記事と本を書いている。KANEREはハレル・ボンド博士に、難民フリープレスへの論説の寄稿を依頼した。 . . . 本文を読む

2009年1月号 人間倉庫(Warehousing)に関する意見:メリル・スミスへの3つの質問

2009年05月29日 | 寄稿
人間倉庫を終わらせるための世界的キャンペーンにスポットライトを当てるため、KANEREはメリル・スミス氏(米国のNGO、難民移民委員会の政府関係・国際支援の責任者及び『世界難民調査』の編集者)にインタビューし、UNHCRについて、キャンペーンの成功例、難民フリープレスにつての三点に関して質問した。 . . . 本文を読む

2009年1月号 KANERE、UNHCRによる“権利とコミュニティに基づくアプローチ”一周年を祝う

2009年05月29日 | 人道支援
我々難民には、難民生活に影響する意思決定に参加する権利があるだろうか? 答えはイエスだ! UNHCRによる権利とコミュニティに基づくアプローチは、我々が意思決定に参加し、我々の資格を要求する権利を保証している。昨年、UNHCRは新たなアプローチを実行するスタッフを支援するため、マニュアル本出版した。この1月、KANEREは、このマニュアル出版一周年を祝っている。 . . . 本文を読む

2009年1月号 カクマに到着する5万人のソマリア難民

2009年05月29日 | 最新ニュース
今年中に、50,000人のソマリア難民がケニア東部のダダーブ難民キャンプからカクマキャンプに移転してくることになっている。このプロジェクトを受け持つUNHCRは、月に10,000人のソマリア難民を移転する計画だ。現在の目標では、毎週およそ3,000人のソマリア難民をカクマへ移送することになっている。 . . . 本文を読む

2009年1月号 2008年の新たな難民受け入れ

2009年05月29日 | 最新ニュース
2008年、カクマキャンプでは3,014人の新しい難民を受け入れ、8,058人の難民が自主的に本国に帰還した。受け入れセンターは、庇護希望者としてキャンプに入ってくるすべての難民と、帰国者としてキャンプを出て行くすべての難民が必ず通過する場所である。KANEREは難民受け入れと本国帰還に関する最新情報を得るためセンターを訪問した。 . . . 本文を読む

2009年1月号 64%の生徒が初等教育修了資格試験に失敗

2009年05月29日 | 教育
2008年のケニア初等教育修了資格試験(KCPE)に合格したカクマ難民キャンプの生徒は、わずか36%だった。カクマキャンプのいくつかの小学校で試験を受けた1215人の生徒のうち、中等教育に進むだけの学力があると認定されたのは440人。合格した生徒のうち、女子は50人だった。 . . . 本文を読む

2009年1月号 UNHCRの手続きは難民の海外留学を遅らせる

2009年05月29日 | 教育
カクマキャンプのコンゴ難民であるJ.M.氏はスウェーデンのルンド大学医学部で2年間の修士コースを受ける特別な奨学金の機会を与えられた。彼は2009年1月12日に修士課程の勉強を開始することになっていた。残念なことに、J.M.氏はUNHCRの手続き遅延のため未だにカクマキャンプにいる。 . . . 本文を読む

2009年1月号 RSD Watchは難民に手段を提供

2009年05月29日 | 人権
情報は力である、そして難民生活に影響する諸問題の情報を難民と共有することはきわめて重要なことだ。難民の地位決定監視団体、RSD Watch(www.RSDWatch.org)は、難民の地位を決定する手続きの中で難民に自覚を促し、難民の権利を擁護するための情報を広めることを目的にした組織だ。 . . . 本文を読む