2012年4月号 編集長からの手紙

親愛なるKANERE読者と将来のサポーターの皆さんへ ここカクマとその近郊は現在、大変な砂嵐で、非常に暑く乾燥した天候になっています。カクマの難民数は日に日に増大しています。しかし治安はこの増大数に対応できず、悪化しています。 難民とホスト・コミュニティー住民との関係は、引き続き不安定のままです。 昨年末以来、KANEREの最新版を出せずに日が経ってしまったのは残念ですが、その分、この版がキャンプ生活の様子をより多くの方にお伝えできるのではないかと期待しています。 . . . 本文を読む

2012年4月号 今月号からの引用

「誰も亡命するのを手伝ってくれなかったけれど、ルワンダは自分にとって安全な場所ではなかった。母国へ戻るのに、UNHCRに手伝ってもらうことはないと思う」 ――J.Clare  ルワンダ難民の女性 /「ルワンダ人の難民認定停止がもたらす危険」より . . . 本文を読む

2012年4月号 ルワンダ人の難民認定停止がもたらす危険

国際保護団体はルワンダ人難民を保護していない。 . . . 本文を読む

2012年4月号 キャンプに新住所番地

難民小屋が取り壊され、新しい住居が建てられ、新しい区画制度が取り入れられている。 . . . 本文を読む

2012年4月号 避難所崩壊、子どもが死亡、もうひとりは怪我

カクマ１の老朽化した難民避難所が突然崩壊。レンガの壁が脆くなったのが原因だった。 . . . 本文を読む

2012年4月号 世界のジャーナリスト、ＣPJ（ジャーナリスト保護委員会）国際会議に集う

ＫＡＮＥＲＥの編集委員が、昨年１２月にナイロビで行なわれたジャーナリスト保護委員会とロイ・ペック・トラスト主催の国際会議に出席した。 . . . 本文を読む

2012年4月号 反感を買っていた警察官、深夜に暴行を受け病院へ

カクマ地区の難民や住民たちが、警官への襲撃について複雑な心境を語る。 . . . 本文を読む

2012年4月号 カクマ２で殺人事件発生

カクマ２で衝撃的な殺人事件が発生、14歳のソマリア難民の男の子が射殺された。 . . . 本文を読む

2012年4月号 カクマ１での強盗事件

カクマ１、ゾーン１、ブロック１１に住む、エチオピア人の3人の男性と2人の女性が、銃口を突き付けられ、かろうじて死を免れた。強盗団は、女性のひとりをレイプしようとした。 . . . 本文を読む

2012年4月号 難民の子ども２人、雨季に現れる川で溺死

「一緒にお昼を食べたのに、その直後に子どもたちがおぼれたと聞いて、ショックを受けました。子どもたちが息絶えているのを見た時も、本当だとはとても信じられませんでした」 . . . 本文を読む

2012年4月号 難民キャンプの選挙

カクマ難民キャンプでは、2012年1月に採択される新憲法のもと、様々な見直しが行われる。 . . . 本文を読む

2012年4月号 コミュニティーの話題：難民キャンプ憲法と選挙

カネレはコミュニティーリーダー達とキャンプの新憲法および選挙について、様々な展望を話し合った。 . . . 本文を読む

2012年4月号 詩２編

UNHCRの家 わらぶき屋根に防水シート 棒とロープと釘 これがUNHCRの言う「家」 トイレはもちろん、 扉用の建材もない （マケス・アジャク作） 鳥には配給なし すり鉢で穀物をつぶす女の子 ふすまをつつく鳩は すりこぎで追い払われる 世界食糧計画から 鳥への配給はない . . . 本文を読む

2012年4月号 悲惨な事故

ロドワー地方で３６名が死亡、８４名が重傷を負う事故が起きた。 難民達はエルドレットバス会社からの補償をいまだに待っている。 . . . 本文を読む

2011年8月号 編集長からの手紙

まず今号の発行が遅れたことをお詫びします。 実は、カクマ難民キャンプのフリープレスの存在そのものを危うくするような難問や争いが起き、出版が妨げられていました。 カクマと世界中のKANEREコミュニティが断固たる努力をしなかったら、ここまでたどり着けなかったかもしれません。 . . . 本文を読む