2010年7-10月号 編集長からの手紙

現地と海外のKANERE読者の皆さまへ この号を発行できて、とても嬉しく思います。世界に向かって「そうなんだ、私たちは存在しているのだ！」と叫ぶ機会がない難民キャンプの幾多の難民に代わって発言できることは大変な名誉です。 . . . 本文を読む

2010年7-10月号 今月号からの引用

「赤ちゃんがいるはずの私の腕の中が空っぽで、喪失感でいっぱいです。毎晩、暗くなると、赤ちゃんが殺された夜が蘇ってきます」 ――生後12日の我が子を銃弾で殺された母親 . . . 本文を読む

2010年7-10月号 詩２編

〈猿ぐつわをかまされて〉 猿ぐつわは痛い 恐怖のなかの孤独 これまでも今も 思いやりがない 熱意がない . . . 本文を読む

2010年7-10月号 オピニオン： 難民であること、その心と人生のありよう

難民であることは、楽なことではない。人生のありようにも心の平安という側面にも強い衝撃を与える。 . . . 本文を読む

2010年7-10月号 コミュニティーの主張： キャンプ生活への政府の関わり方についてどう思いますか？

ケニア政府がキャンプの管理や治安状況、意思決定機関、難民フィードバックメカニズムに関与することをどう思いますか？ . . . 本文を読む

2010年7-10月号 児童保護裁判と被害者のその後

悲しいかな、カクマでは性的児童虐待の裁判訴訟は困難だ。被害者家族に対するその後のコミュニティーの影響もさらに事態を悪くしている。 . . . 本文を読む

2010年7-10月号 キャンプの治安、好転の兆しなし

カクマ４ブロック５では武装強盗に１人が殺され、３人が負傷した。 . . . 本文を読む

2010年7-10月号 幼児殺人事件

カクマ２で、生後12日の赤ちゃんが、銃で殺された。 . . . 本文を読む

2010年7-10月号 いたずら殺人電話

嘘の警告電話がかかり、カクマの携帯使用者の多くがパニックに陥った。 . . . 本文を読む

2010年7-10月号 カナダへの再定住と高等教育へのチャンス

８月１７日と２３日、２８名の難民が、高等教育と難民キャンプ外の新しい生活を求め、カクマからカナダに向けて旅立った。 . . . 本文を読む

2010年7-10月号 ＵＮＨＣＲの高等弁務官、カクマキャンプを訪問

ジュネーブのUNHCR高等弁務官、アントニオ・グテーレス氏の２日間にわたる訪問は、治安、食料・燃料・薪の配給、難民認定（ＲＳＤ）、健康管理、キャンプの灯火など、手つかずの多くの課題に不満をつのらせている難民に大いなる期待を抱かせた。 . . . 本文を読む