Kakuma News Reflector 日本語版

カクマ難民キャンプの難民によるフリープレス
翻訳:難民自立支援ネットワークREN
著作権:REN(無断引用転載禁)

2011年8月号 カクマ難民キャンプの支援団体に関する考察

2012年06月26日 | オピニオン
〈初めに:ありのままの意見〉 デイビッド・エガーズが著書 「What is the what?」 の中で、バレンチノ・アチャク・デング氏について触れている。それによれば、バレンチノ・アチャク・デング氏は、故郷マリアルバイの暴動を逃れ、南スーダンからエチオピアやケニアの避難所を目指す若者の徒歩集団に加わり、ついには米国に第三国定住した。その半ば小説化された回想録には、米国での新生活への期待や、逃亡、野営、ハラハラドキドキの冒険が散りばめられ、西欧の読者を、はるか遠い馴染みのない場所に誘ってくれる。デング氏は、成長期のほとんどをキャンプで過ごした。最初はエチオピアのギロ川に沿った一時しのぎのピニュードキャンプで、その後は彼が難民として正式に登録されたUNHCR管轄下のカクマキャンプで。 . . . 本文を読む

2009年12月号 我々が貧しいのは、自らが貧しいからだ

2010年04月22日 | オピニオン
一般的な経済理論をアフリカの状況にいかに適用できるかを検討した結果、著者は、アフリカは乏しい資源、歴史の浅さ、植民地支配の遺産、或いは国際的な干渉により苦しんでいるのではなく、アフリカ自身が発展に対して消極的な態度を取るために苦しんでいるのだという結論に達した。 . . . 本文を読む

2009年3-4月号 難民のコミュニティー間結婚

2009年08月16日 | オピニオン
コミュニティー間の難民の結婚と「恋愛運」についての意見記事 あらゆる社会には人々の指針となる一連の文化規範が存在する。社会的に構築されたこうした文化的規制は、人により作られ、文化や伝統、宗教、信念により強化されてきたものだ。こうした規制は、その社会でどのように振舞い、何をすべきか、そして何を歓迎し、何を受け入れ、何を拒否すべきかを教えてくれる。多くの場合、こうした規範や規制が障害や合格基準になり、自分が婿や嫁として受け入れてもらえるどうかが決まる。 . . . 本文を読む