カクマおよび世界のKANERE読者の皆様へ
このたび、『Kakuma News Reflector』(『KANERE』)を発刊することができ非常に嬉しく思っています。この創刊号が、難民キャンプからのリポートの力強い歴史の幕開けになることを願っています。
『KANERE』 の創刊は、難民自らが自分たちに対して行われる働きを監視し、懸念事項を関連機関に申し出ることができるよう、有益な手段が与えられるべきだという信念に基づいています。また、言論の自由に基づいた出版物は、人権に関する意識を高めるための最も有効な手段のひとつだと考えています。この意味で、私たちの出版物は、難民問題を根底から見直す大規模なプロジェクトへの第一歩なのです。学者や弁護士、公共機関の定説に、難民の声も付け加えていきたいと思います。
『KANERE』は、数名のジャーナリストの協力から生まれました。私たちは、難民に関する法律や政策に難民自身の参加が欠如していることを懸念し、難民の参画を建設的に達成するための独自の視点を紹介したいと考えています。また、私たちの難民キャンプ滞在が長期化していることに国際社会があまり目を向けていないのはまことに残念なことで、各界の意識と関心を高めたいと願っています。さらに、難民キャンプにおける人権監視の欠如には愕然としています。私たちの日常生活で起きる出来事に関し、議論や討議を活性化したいと思っています。
私たちは、公正かつ誠実な報道を行うことに、とことんこだわっています。私たちのリポートが強い意志を感じさせるとしたら、それは原点に立ち返って物事を見ているからでしょう。私たちの分析が不完全だとしたら、それは私たちに与えられている情報のせいです――難民である私たちがアクセスできる情報は往々にして極めて限られていますから。私たちは自由で均衡のとれた出版物に必要な勇気ある議論の展開と明晰な思考力の維持に努めています。
私たちはさまざまな人生を歩んでいますが、地域に根ざした新聞として国際的なビジョンを持ちつつ地域レベルで活動しています。私たちの最大の関心事は、カクマ難民キャンプおよびキャンプ周辺に居住する難民とケニア人のために地域レベルの報道を提供することです。同時に、私たちの日常生活にも関わる国際的影響力についても強く認識しており、このこともまた私たちの報道に反映されています。
読者の皆様はぜひご意見や投稿をお寄せください。また、海外に再定住したカクマコミュニティのメンバーからの感想も待っています。投稿・お問い合わせなどはblo3@cornell.eduまで。
私たちは、これまで共に歩み協力してくださった人道支援機関に感謝の意を表し、難民の人権が「贈り物」ではなく「当然の権利」である日が来ることを強く求めます。この実現には長い時間がかかるうえ、私たちの意見はひとつの小さなものに過ぎませんが、熱い理想を持っています。
このたび、『Kakuma News Reflector』(『KANERE』)を発刊することができ非常に嬉しく思っています。この創刊号が、難民キャンプからのリポートの力強い歴史の幕開けになることを願っています。
『KANERE』 の創刊は、難民自らが自分たちに対して行われる働きを監視し、懸念事項を関連機関に申し出ることができるよう、有益な手段が与えられるべきだという信念に基づいています。また、言論の自由に基づいた出版物は、人権に関する意識を高めるための最も有効な手段のひとつだと考えています。この意味で、私たちの出版物は、難民問題を根底から見直す大規模なプロジェクトへの第一歩なのです。学者や弁護士、公共機関の定説に、難民の声も付け加えていきたいと思います。
『KANERE』は、数名のジャーナリストの協力から生まれました。私たちは、難民に関する法律や政策に難民自身の参加が欠如していることを懸念し、難民の参画を建設的に達成するための独自の視点を紹介したいと考えています。また、私たちの難民キャンプ滞在が長期化していることに国際社会があまり目を向けていないのはまことに残念なことで、各界の意識と関心を高めたいと願っています。さらに、難民キャンプにおける人権監視の欠如には愕然としています。私たちの日常生活で起きる出来事に関し、議論や討議を活性化したいと思っています。
私たちは、公正かつ誠実な報道を行うことに、とことんこだわっています。私たちのリポートが強い意志を感じさせるとしたら、それは原点に立ち返って物事を見ているからでしょう。私たちの分析が不完全だとしたら、それは私たちに与えられている情報のせいです――難民である私たちがアクセスできる情報は往々にして極めて限られていますから。私たちは自由で均衡のとれた出版物に必要な勇気ある議論の展開と明晰な思考力の維持に努めています。
私たちはさまざまな人生を歩んでいますが、地域に根ざした新聞として国際的なビジョンを持ちつつ地域レベルで活動しています。私たちの最大の関心事は、カクマ難民キャンプおよびキャンプ周辺に居住する難民とケニア人のために地域レベルの報道を提供することです。同時に、私たちの日常生活にも関わる国際的影響力についても強く認識しており、このこともまた私たちの報道に反映されています。
読者の皆様はぜひご意見や投稿をお寄せください。また、海外に再定住したカクマコミュニティのメンバーからの感想も待っています。投稿・お問い合わせなどはblo3@cornell.eduまで。
私たちは、これまで共に歩み協力してくださった人道支援機関に感謝の意を表し、難民の人権が「贈り物」ではなく「当然の権利」である日が来ることを強く求めます。この実現には長い時間がかかるうえ、私たちの意見はひとつの小さなものに過ぎませんが、熱い理想を持っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます