マンデーの日記

Whatever Will Be, Will Be.

一馬に会いたいな…

2011-05-12 | 初孫
2才の誕生日に撮った写真を貰いました。
去年は満面の笑みだったのに今年は何か不機嫌そう…(ちなみに坂本龍馬風なのだそうだ)


震災前は何時でも会いたい時に会えたのに、現在はなかなか会えません
というのも、娘のアパートが浸水し、現在は夫の実家にお世話になっているからです。

アパートの大家さんである両親によって部屋は綺麗に片付いたらしいのですが、もう少しお世話になるそうだ。

(ちなみに満一歳)

沈まぬ太陽

2011-05-08 | 読書
GW最終日。
震災の影響で何処にも出かけないまま、家で山崎豊子の傑作“沈まぬ太陽”を読んでいます。
映画は見ていませんが、本は読みたいと思っていたところ、たまたま兄が単行本5冊を持っていたので借りる事にしました。

全巻読んでからの投稿にしようと思いましたが、長いのと面白いのでとりあえずお勧めしようかな…と。

作品は乗員乗客520名の死者を出した、航空史上最大最悪とされた日航機墜落事故を題材にしたフィクションで、作品については賛否両論あったそうだが、本としては大変面白い。
もし読まれる方は、基礎知識を入れないまま読んだ方が楽しめるのではないでしょうか。

作品は「アフリカ編」「御巣鷹山編」「会長室篇」からなり、現在私は御巣鷹山編を読んでいます。
アフリカ編は、アフリカの野生動物の描写が素晴らしく、又主人公・恩地元のモデルとされた小倉寛太郎氏がアフリカ研究家、動物写真家として活躍した事もうなずけ、恩地の荒んだ心が痛いほど感じられる表現が多いが、いつか東アフリカに是非行ってみたいと強く思わされるようにアフリカの光景を見事に表しています。

御巣鷹山編は、実際とはかけ離れているかもしれませんが、随所に航空機事故の悲惨さが、不謹慎かもしれませんが東日本大震災と被ってしまう。
「たとえ神であろうと、そこまで過酷な試練は許されない」5人家族の妻と子供を失った瀬川の言葉が被災地とダブってしまうのは、まだ被災地が凄惨な姿を未だに残し、同じようにやりきれない悲しい話を聞いているからかもしれません。

場面は会長室篇上下になってどんなラストが待っているのでしょうか?
続きは読み終えたら書きます。