マンデーの日記

Whatever Will Be, Will Be.

世界文化遺産 平泉

2011-10-28 | 旅行
昨日、クラブツーリズムの日帰りバスツァー“とことん平泉!案内ガイド付きでめぐる中尊寺と世界文化遺産の紅葉”に参加してきました。

仙台発8時30分。
快晴に恵まれバスは東北道を北に向かいます。
最初の目的地厳美渓は栗駒山を源流とする磐井川沿いに2キロに渡って渓谷が続き、春は桜、初夏にはツツジ、秋は紅葉が楽しめる景勝地です。

名物、郭公団子はザルにお金を入れると向かい側から団子の入ったザルが降りて来ます。
元々は運ぶ手間を省くために考えられたこの方法がいまでは空飛ぶ団子として大変有名になりました。


中学校の遠足以来の中尊寺。
本堂が金ぴかきらびやかだった事だけはうっすら覚えています。
それもそのはず、金色堂は金箔が剥げるなどの劣化により解体修理がなされ、建立当時の姿に復元されたのが1962年~1968年。
記憶が正しければ、中学校の2年生だったから復元直後に訪れた事になります。

今年6月に世界文化遺産に登録されたばかりの中尊寺は老木がうっそうと生い茂った小高い丘にあり、木立の参道両脇に弁慶堂や能楽堂等が点在します。
先日、BS放送で繊細で緻密な彫金を施した金色堂のすごさを見たばかり、奥州藤原三代の栄華を今に伝える中尊寺は仏都平泉のシンボルです。
紅葉には少し早かったけれどたくさんの観光客で賑わっていました。

毛越寺は慈覚大師円仁が開山。度重なる火災に全てを焼失、土壇と礎石を残すだけとなり、現在の本堂は平成元年に再建されました。
極楽浄土の姿を表現した日本最古の浄土式庭園だそうで毛越寺のシンボルとなっています。


北上川と衣川の合流点の弁慶が立ち往生した場所は弁慶堂前の月見坂から綺麗に見えます。


平成元年は芭蕉が中尊寺に訪れてから300年目にあたります。
それを記念しての像が建てられました。



芭蕉が旅したみちのく平泉、まだまだ見どころがたくさんあります。

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2 コメント

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Unknown (うらら)
2011-10-29 22:22:50
>中学校の遠足以来の中尊寺
地元に住んでたらそんなもんですよね~
何年か前妹がたまたま転勤で仙台で暮らしていた時に訪れて、レンタカーを借りて中尊寺行きました。
なんとなく中尊寺の金色堂が煌びやかだったことは記憶に残ってます。
今でも思い出せるということは、やっぱり世界遺産に値するということでしょうか。
芭蕉って、結構歴史的いこれは何かあるぞというとこ訪れてますよね。
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うららさんへ (マンデー)
2011-10-30 14:37:33
当時は京都に匹敵するほどの栄華を誇っていたそうです。
芭蕉と言えば“奥の細道”
300年以上前に歩いて東北を旅するなんてすごいですね。

被災地高速道無料化と世界文化遺産の登録で平日なのにとても混んでいました。
復興のためにもたくさん訪れて欲しいです。
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