マンデーの日記

Whatever Will Be, Will Be.

カンボジア旅行記①

2014-01-22 | 旅行
《プレループ遺跡から夕日鑑賞》

仙台7時41分発の新幹線で東京駅へ
成田エクスプレスにて成田空港へ
ソウルインチョンで乗り換えシェムリアップ空港へ

時差は2時間。
添乗員はいないので現地までは自力で行きました。
寒い東北から暑い東南アジアへ初日は移動で終わりました。
カンボジアは今が乾季でベストシーズンです。
今回の旅行も一度も雨に会わず、心配していた暑さも湿度もなく過ごし易かった。

9~15世紀にかけてメコン川流域に壮大な文明を築いたクメール人達は宗教的、文化的な世界をアンコール遺跡に結集させました。
ヒンドゥー教と仏教の神仏への信仰が調和しながら人々の暮らしが築いていきました。

現地ガイドさんは33歳。
私の長女の1歳下ですが、自分の考えをしっかり持っているベテランのガイドさん。
ベテランゆえに観光スポットを良く熟知していらっしゃる。
2年間で日本語をマスターし17歳からガイドの仕事を始めました。
遺跡の説明は勿論、政治、庶民の生活、今のカンボジアを熱く語っていました。
彼らは日本人ガイドながらビザが取れない為、日本に行った事はないそうです。


カンボジアには遺跡は1080あります。
地雷は15年前までは1500万個ありました。
今はまだ500万個あるそうです。
ポルポトが倒れてからは20年間内戦が続きました。
彼が生まれてから総理大臣も大臣も全然変わっていない。
汚職と賄賂の国で、公務員の給料は8000円、暮らしていけないのだそうです。
遺跡でバッジを売る警察官を沢山見ました。

空港までのバスの中の最後のあいさつで、「遺跡、政治、カンボジアについて、ブラックジョークもたくさん話しました。嫌だと思った人もおられたでしょう。日本のガイドブックには、虫除けのスプレーの持参、生の野菜や果物はお腹を壊しますので控えた方が良いでしょうと書かれていますがそれらは15年前の話です。今のカンボジアを知って欲しい」と話されました。
私は最後のガイドさんのこの話がとても印象に残りました。
確かに、虫はいましたが一度も刺されていませんし、どこに行ってもお腹を壊す私が今回下痢もせず帰ってこれたのは驚きました。

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2 コメント

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Unknown (ulala)
2014-01-24 07:46:28
何年か前にカンボジアのビザ取るところまで手はず整えてました。
ツレの親が具合わるくなり旅行は中止。
一人で行く勇気がなかったの…
カンボジア旅行記はたいていアンコールワットの説明と写真。
マンデーさんがここで書かれたようなことを初めて知りました。
続き楽しみです。
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ulalaさんへ (マンデー)
2014-01-25 19:35:13
アンコールワットは勿論素晴らしかったです。
何度もテレビで見たけど実物はやっぱりすごいです。
ulalaさん、機会があったら是非行って見て下さい。
“こんな場所が地球にあったなんて”と驚きますよ。
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