我々は牛久沼たまやボート選手会の会長と副会長、二人の年齢をたすと100歳を超えるためその名も「牛久沼たまや100‘s(ハンドレッズ)」。牛久沼たまやボートで毎月行われるバストーナメントを報告します。
Vol.1
牛久沼たまやボートトーナメント、2010年第1戦は3月21日に予定されていたが、日本中を襲った春の嵐のため延期となり翌週の28日に開催された。
しかしこの日も曇りで強い北東の風が吹き、三寒四温の寒の1日となった。
先日の雨で水位は満水、水温は9.5℃であった。
かなり厳しい状況が予想されたが毎年3月は釣れても数人なのでどうってことはない!いつもと一緒じゃ!などと妙に肝がすわった状態で朝7時スタートとなった。
牛久沼の3月は毎年スピナーベイトである。
色々試してはみたが必ずスピナベがよい成績を残してくれるので今年も迷わずスピナーベイト3/8ozである。
抑えとしてパラ葦の中はリングクロー1/4ozテキサス、シンカーは新発売のマットカラーシンカーである。
西谷田川の河口部は毎年ディープから上がってくる魚が付きやすい。
さっそくスピナベを投げるが北東の風が強く岸際はザッパンザッパンいっている・・・さすがに無理かな?
川を登りながら水没した柳と葦がからむ好ポイントをランガンしていく。
だがあたりはなく細見橋をこえて広大なシャローの細見広場に出た。
ここも毎年この時期にスピナベが大当たりする場所だ。
すでに2~3艇入っている。
上流に向かって左岸が毎年良いのでそちらを撃ちたいが風表でボートスティも難しい状態。
しかたなく右岸を撃つ。
パラ葦、リップラップ、沈木とポイントは多彩、水深は満水でも70~100cmである。
風は強いが水温は川筋より高く10℃、右手がちぎれるほど投げ続けた。
細見広場をほとんど一周してしまったが、残念ながらあたりなし。
その後いつもの昼飯バイトに期待して西谷田川河口右岸をリングクローテキサスでそれこそ5cmきざみに探ったがそこまででタイムアップ、ある意味予想通りのノーバイトであった。
副会長は一緒に西谷田に入ったが10時にはたまやボート周辺に戻っていた。
やはりノーバイトでハンドレッズ完敗であった。
本日の出場者は45名、この極寒の中8名がウェイインした、全員1尾。
それでも2009年は5名、2008年は3名だからナカナカである。
優勝は高宮選手、東谷田川上流のハス畑の対岸付近で風裏になっている枯れ葦の下のエグレをクローワーム(チャートリュース)5gテキサスで釣った。
1780gのビッグワンだった。
準優勝は瀬尾選手、9時に東谷田川上流右岸の通称「まさるワンド」の葦へラバージグ+ポークをキャスト、ゴンッ!で1620gを釣った。
3位の斉藤選手はやはり東谷田川上流右岸の壊れ桟橋(瀬尾選手の少し下流)付近の葦を3~4往復し、ついにクローワームテキサスで1500gを釣り上げた。
興味深かったことは8人中5名は全員巻物であった。
定番のスピナベが4名、クランクが1名とやはりスピナベが多数を占めたが、どうゆう訳か上位3名がテキサス、ラバジであった。
場所としては東谷田川6名、西谷田川2名で住宅下、本湖、稲荷川はいなかった。
さて今年最初のウィスキーは「バランタイン・フィネスト」。バランタインはスコットランドのエディンバラというところで1937年にジョージ・バランタインが作り出したブレンデッドウィスキーの最高峰、王室御用達です。
フィネストはバランタインシリーズの中で最もおてごろ価格(量販店なら1000円チョットで買えます)。
さすがに同社の12年17年に比べれば荒い印象はいなめませんが琥珀色のミディアムボディ澄み切ったなめらかな香りはさすが王室って感じです。
おてごろ価格で高性能・・レインズスワンプに通じるものがありますね。