弥山で少し休憩しながらこれから辿る稜線を眺める
巻道を少し下って面河分岐へ
二ノ森まで3km
ミカエリソウ と イシヅチアザミ?
ミヤマモミジイチゴ
ウドかな?
二ノ森と面河道への分岐
分岐を過ぎると笹がもっさもさ
しばらく足元に注意しながら進んで
笹に隠れた小さいケルンがある場所から稜線へ
笹で足元は見えないけれど掻き分けると結構しっかりと踏み跡があった
モミやドウダンツツジの木の間にお助けロープがあった
モミの枝を避けるために手で押すと小さい羽虫がわんさか出てくる
登り切って右手に石鎚山を眺める
左手の灌木帯をかき分けて進んで
三等三角点:石鎚山 1920.9m
プレートもあった。
そのまま稜線を西へと辿ってみる
このまま西ノ冠岳まで行けないかな?と言うと
前回もそんな感じで三角点に行けなんだやん?無理で。と返答
だって尾根を通って行く方がログがかっこええやん?
以前、面河分岐から尾根通しで三角点チャレンジをしたことがあって
その時は岩場や枝を張り出したモミの木や灌木等で疲れて
途中で諦めたのだった。
まだ懲りてないんか?絶対、一回下りてから登りなおした方が早いのに!
と隊長に言われて、そうかもしれないと思いつつ
目の前続く尾根に茂るモミたちを見るとホントに時間がかかりそうなので
登山道へと下りる事にする
笹原に点在するモミたち
登山道に復帰
ホソバノヤマハハコの向こうにとんがった西ノ冠岳
ホソバノヤマハハコ と シコクフウロ
ヤマアジサイ と メイゲツソウ(ベニイタドリ)
石鎚山を振り返る ガスが多くなってきた
ピンクテープが巻かれた石があるザレた所から西ノ冠岳へ
隊長が手に持っているカメラはわたしの雨の日、雪の日用の防水防塵カメラ
PENTAX WG-Ⅲ GPS GPS機能は最初2~3回使っただけ。
高度感があってなかなかスリリング~
しばらく行くと尾根の北側を巻くようになった
ヤマシグレ
北斜面の立ち枯れたモミたち
笹が茂って分かりにくい場所もあったけど
尾根を外さない感じで進むと大体OK
格好の良い白骨樹
このピークが山頂かと思いポーズするグリコ隊長
あーはいはい。とスルーしたら「撮ってや!」と言うので
とりあえず撮ってとりあえず載せておく。
あっちが山頂でした(笑
あの岩がベロを出した動物の口元みたいでかわいい。
西ノ冠岳 1894m 三角点無
ガスに呑まれた石鎚山がぼんやりと見え
山頂標識を留めてあっただろうワイヤーだけが残っていた。
もう少し先へと進んでみる
錆びた分岐標識のあたりに降りられるかと思ったけれど
どう降りたらいいのかサッパリ分からないので
安全第一で引き返す
西ノ冠岳をおかわりして
ひやひやしながら高度感を満喫して、降りたところで10秒チャージ!
登山道から見上げると、よくあんな場所まで行けたな。と思う
シオガマギク と リンドウ
登山道を辿って二ノ森へと向かう
ツルリンドウ
北斜面の道になると笹が深くなって足下が見えず
すり足で進むと、横に倒れた笹が引っ掛かってつんのめり
足を上げて進むと、思わぬ段差でつんのめる。
黒いきのこ
隊長がこのたんぽぽみたいな黄色い花ってなに?と聞くので
アキノキリンソウだよ。と答える
帰りにこの花の名前なんやったっけ?と聞くと「忘れた」と言う。
興味があって聞くのか、ただ単に聞くだけなのか知らんけど
ちょっとは覚えてくれたらいいのにね。
こんなことを今まで散々繰り返して、やっと覚えてくれたのは
アケボノツツジとバイカオウレンとオオヤマレンゲのみ。
キノコについては「オシリタケ(お尻みたいだから)あったで!」とかね・・・本当にテキトー。
あ、タマゴタケとチチタケだけは分かるみたい。
南側の笹は薄いけど北側になるともっさもさ
西ノ冠岳を振り返ると、さっきとはまったく違ったゴツゴツとした山容
この葉っぱ
葉の表面にトゲトゲがたくさんあって枝もトゲトゲ
いくら我が身を守る為って・・・なんて凶悪で狂暴な植物なんだろう。
ハリブキ!
秋になると赤い実をつけるそうで、ググるとけっこうかわいい。
シオガマギク
メイゲツソウ
クロヅル ガスが出てきて風が吹くとミストシャワーみたいで
ひんやりと気持ちいいけれど、ほぼ無風なので蒸し暑い!
アキノキリンソウ と ヤマシグレ
もうちょっと!
二ノ森に到着! 一等三角点:面河山 1929m
1か月前に梅ヶ市から来た時とまったく同じ景色!ガッスガス!
ずっと前に梅ヶ市~面河まで歩いたけれど
その時はまだGPSを持ってなくてログがつながってなかった
二ノ森~西ノ冠岳の間のログを取りに来た。
二ノ森までは堂ヶ森からか石鎚からか、どっちにしても
距離があるからなかなか来られない。
リンドウのつぼみが膨らんでもう少しで咲きそう
山頂で少し休憩して引き返す
ガスで景色が見えないからか、帰りは早く感じた。
どうやら隊長がまぶたをブヨに咬まれたみたい
ハリーポッターと死の秘宝で分霊箱を探す旅の途中
ハリーたちがデスイーター達に捕まりそうになって
機転を利かせたハーマイオニーが蜂刺しの呪いを掛けた時の
ハリーポッターみたいな顔になってて笑うー!
石鎚山もガスに包まれたりぼんやり見えたりを繰り返す
さっさとムシアルファEXを塗ればよかったんだけど
まぶたなので汗で流れて目に入るのを躊躇したためどんどん腫れあがっていった。
アカモノがまだ咲いていた かわいい。
ノギラン と 咲き終わったトンボソウ
時折青空ものぞく
二ノ森・面河分岐まで戻ってきた
赤外線カメラは往路では気がつかなかった
面河分岐
あとはどんどん下って行く
ミソガワソウ
ツリギハナウド
東稜分岐のあたり
写真で見ると涼しそうに見えるけどとても蒸し暑くて
汗が止まらない。この日、持っていった水は3ℓ 飲み切った。
体重(kg)×行動時間(h)×5(㎖)で計算するとだいぶ飲みすぎ(笑
石鎚からの下りはいつきてもだらだらと長いような気がする。
無事下山 おつかれさまでした。
コースタイムはグリコ隊長のヤマレコへ→コチラ
距離 16.2km 沿面距離 16.7km 時間 10:14(休憩含む)
累積標高差 + 417m / - 1417m
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え~~っ、二ノ森へ行くのに石鎚三角点も西ノ冠岳にも寄って行かれたのですか??
さすがですね・・・。
私はまだ土小屋からの二ノ森は、歩いていません。
昨秋西冠に初めて行きましたが、あの片側が切れ落ちた登山道は怖かったです。
山頂西に三角点があるようで、行ってみたのですが、確認出来ずじまいでした。
寄り道あり、道なき道ありのロングロングコースお疲れさまでした。
え~っ。わたしは東稜コースや天狗には怖すぎてよう行かれませんヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
三角点はうちも一度目は諦めました(笑
笹に埋もれているちいさいケルンを足元に見つければ
あとは登るだけなので、シャクナゲの季節に行ってみて下さい。
石鎚方面は、なかなか行かれないので欲張りコースになりました。
西冠は天狗へ行くよりかは怖くなかった気がしますが
高度感が o(≖ˇ﹏ˇ≖。 )oヤダヤダ です~。