中津山の田ノ内にある登山口に咲いていたモモかなぁ？
西祖谷の一宇から祖谷渓の方へ入り若宮谷川沿いに進んで
案内板に従って道なりに進んで田ノ内地区へ
突き当りに到着 矢印の所に登山口の案内板がある。
突き当りに最終民家があるので、駐車するのに一言お断りしてから出発！
道には杉葉が降り積もりふかふかして少し足を取られる
標識あり
ちいさいちいさいシロバナフデリンドウ
花は５ミリほど
杉葉が大きく見える
植林帯から自然林へ
新緑がまぶしい！ 昨日と一昨日が曇り空で冷たい風だったので
今日の５月らしい日差しと萌黄色に癒される
近くにある三角点を探しに行く
４等三角点：田ノ内 ９９２.７ｍ
分県ガイドにある「古い鳥居」というのは見当たらなかった。
ミツバツツジも若葉が愉しい
フイリシハイスミレ
コハウチワカエデ
整備された登山道は尾根の少し下の辺りを通っていたけれど
地理院地図の徒歩道は尾根を辿って行くようになっている
ミツバツツジ
尾根は踏み跡が殆どなく足が沈み込むほど落葉がふかふか
どうやら、通せんぼの倒木みたい。
倒木の向こうに整備された登山道が合流していた。
ここからは踏み跡もあって歩きやすくなった
崩れかけた祠に到着
このあたりから足元に丈の短い笹がでてきた
そしてブナも
分県ガイドに書かれているコース唯一の急登
これは登山道を歩いた場合で、尾根を通ると割と急登続き
もしもし いらしゃいますか？
メギのつぼみ
咲いているのはないかと探してみるけれどなかった。
秋になると紅葉のち落葉してタマゴ型のちいさい赤い実が目立つ
アブラチャン
登りの途中で開けた展望 烏帽子山や矢筈山方向
終わりかけたあせび
左手に折れて山頂へ続く尾根へ
建物が見えてきた トイレ有
ベンチもあった
宗教施設 山岳密教中津山大権現だそう。
黄金の池は山頂にあって枯れたことが無いとか。
不動明王
弘法大師像の横に三角点を撮っている隊長
１等三角点：中津山 １４４６.８ｍ
山頂近くまで徳島の県道１４９号線 出合地区から
車道が延びていてクルマで来ることもできるみたい。
逆光でちょっと黒くなったけれどお大師様に負けず？
威風堂々なうちの長老殿 ポーズがちょっと似てるでしょ？
スイレンが自生しているらしいけれど分からなかった。
竹を半分縦に割って組み合わせた屋根がすてき
ベンチに戻って展望を楽しみながらランチにする
京柱峠や矢筈山、梶ヶ森とか知っている山を探す
左が牧場のある腕山で真ん中が落合峠あたり
眼下にあるとんがったピークへ立ってみたいと隊長が言い出した・・・
はいはいまた今度ね～と言いつつ下り始める
往路で見えた大きいブナへ
上から写真を撮っていたら隊長が下から見上げる感じで撮った方がイイ！
と呼ぶので、登り返すのがイヤだからココからでいいと返事をするのに
しつこく呼ぶので仕方なく下るとズルッと滑った・・・(;´༎ຶД༎ຶ`)ああぁぁぁ
おおー！立派－！しばらく見上げたり、写真を撮ったりして
登山道へ復帰
行きで見た崩落地を見に行く
今この瞬間に足元が崩れたらどうしよう？！
と思ったら怖くなったので素早く離れる。
ミツバツツジ
シロモジ
帰りは整備された登山道へ
迫力のある倒木
割とすぐに植林帯へ入り緩やかに下って行く
こっちから来た方が絶対歩きやすい。
自然林に変わる 道は尾根の下にトラバース気味についている
植林帯との境目になったり
クロフネサイシン
こっちはまだ開きかけ
ミツバテンナンショウ
シダもそそられるんだけど 見分けが難しそう
実だけになると見分けがつかない
きっとココは阿波だからアワコバイモかもしれない。
としておこう！そうしよう(*´σｰ`)ｴﾍﾍ
イチヤクソウ
再びヒノキの植林帯になって
林床で芽吹いた樹々の若葉が萌黄色の雲海のようで愉しい。
ココの辺りから尾根に乗ったんだった。
通常の登山道はハッキリと道がついていて
青いテープの案内があるので間違える事は無いと思う。
尾根道もステキな自然林なのでふかふかと気持ち良く歩ける。
あとはどんどん下って
マツカゼソウ
ユキモチソウを見ると餅の部分をぷしっと指で
つぶしてみたらどうなるんだろう？ってすごく気になるんだれど
・・・がまんがまんがまん。
いつかものすごい群生を発見する事ができたなら
古い個体なら、ひとつくらいはやってみてもいいかなぁ？
無事に駐車地点に下山 お疲れさまでした！
登りはじめに最終民家のおじさんがとても好いお声でお経をあげられていた。
ちょっとびっくりしたけど、しばらく聞こえてくるほどの
張りのある声だった。なんのお経かは分からないけど。
距離 ７.４ｋｍ 沿面距離 ７.６ｋｍ 時間 ４：０３
累積標高差 ＋ ７５８ｍ / － ７４０ｍ
ＧＰＳログクリックで拡大
帰り道で見たアオテンナンショウ
ユキモチソウ
若宮川ダム湖は上から見るとキレイなブルーだった。
ダム湖の堰堤を行ってみる
光の加減なのか堰堤から見るとフツウだった。
放水は無し
道の駅から見る中津山
剣山や塔ノ丸、阿波矢筈山そして三嶺とメジャーな山が多い徳島の山
そんな中で中津山はひっそりと、とても良いお山だった。
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田ノ内コースを散策されている様子がよく伺えました。
と言う私自身は・・・ずるをして出合からの車道コースを使っての事が多かったので一度田ノ内コースを挑戦してみたいと思います。
さて、記録を拝見する中、三角形の山の事が書かれてありましたが、見る限りでは東祖谷・今井のトギ（戸木）では無いかと思われます。
西祖谷からも来られますが、東祖谷の釣井（つるい）から農道を伝って今井へ通じる農道に入ると、西祖谷との境の場所にあるトゴエ（峠の名称です）と言う場所に出てきます。
ここが登山口になりますから、機会があればチャレンジしてみてください！
釣井への入り口は、木村家住宅・チオリ・トラストの道しるべがあるので参考に・・・どちらも茅葺屋根の落ち着いた住宅となっていて、木村家住宅では農家喫茶もやってますので、山登り意外にも楽しみがあるかもしれません！
山頂に池があり展望も良くまた大きなブナもあり、とてもステキな中津山でした。
田ノ内コースも整備されていて歩きやすかったですよ。
中東山へ行くほどにはキツクないと思いますので、また行かれてみて下さい。
やはりトギの山でしょうか？帰宅後、地図を眺めながらあれこれ考えていて
善徳地区から北東へと尾根がつながっているところも気になっています。
詳しく教えて頂いて感謝です(人´口`)
トゴエやマドなどのカタカナの地名がとても興味深いですね。
また近いうちにお邪魔すると思います！