四国中央市下り付(おりつけ)登山口の最終民家
県道5号にある総野橋あたりに邪魔にならないように駐車する
今回は集落のおじいちゃんに民家の広場に停める許可を頂いた。
馬酔木がかわいく咲いていた
雰囲気満載な立札があった
文字がかすれていて読めないのが残念
梅も花盛り
五右衛門風呂が転がっていた
笹ヶ峰へは大豊町側からと、三傍示山からの縦走で登ったことはあるけれど
愛媛県側からは来たことが無かったのでどんな道なのか気になっていた。
土佐北街道
さっきお会いしたおじいちゃん(推定80代)が
若い頃は大豊町の刈谷まで荷を担いで、何度も往復したとおっしゃっていた
奥様が刈谷出身だそうで、それは熱心に何度も通われたそうで
昔はこの道しかなかったとの事。
石碑
語学がもっと堪能ならば何が書いてあるのか理解できるかな?
残念なアタマでは右側には何が書かれているのかさっぱり分からない。
分県ガイドによると土佐藩主山内容堂の詩らしい。
初めての道、どんな感じで続いているのか?ワクワクする。
立派な石垣の横を通って行くと先で小さい沢に突き当たった。
少し崩れていて分かり辛かったけれど、先に続くピンクテープがあった
杉の植林帯を九十九折りに登って行く
割と急斜面だけれど、細かくジグザグになっていて
登山道もしっかりと付いているので足に負担は感じない
二股になっている立派な杉の樹があった
向こう側には3本目が生えていたらしい跡があったけれど
枯れてしまったのかなぁ?
さて、ここから腹包丁と言われる難所へと突入する。
昔々武士がここを下ってくるのに刀が支えたので
お腹側に刀を回して坂を下っていたそうで腹包丁なんだそう。
キノコが生えていた。なんだろう?
冬の間はキノコはお休みしているので
脳内図鑑と照らし合わせてみるけれどちっともヒットしない。
そろそろ春キノコも出てくるので、また図鑑を眺める日々になる。
古くなって白っぽくなっているけれど、きっとヒメカバイロタケかな?
石の階段 これも石をイイ感じに割って設置したの?すごいねぇ
歴史を感じる石畳の道
そろそろ尾根へ
尾根に出ると落葉樹の落葉でふかふかしていた
濡れているとめっちゃ滑る石畳だけど
今日は晴れていて乾燥しているので大丈夫!
再び杉林へ
土佐街道を外れて、近くにある三角点を探しに行く
三等三角点:徒士【 かし 】 860.5m
そのまま進んで土佐街道戻る
赤松まじりの自然林は落ちた松葉の油分で滑るー!
少し下って、笠取峠に到着
尾根に乗って三角点へと逸れた間に「樫の休場」という
アカガシの老樹のあるスポットがあったと
帰宅後、分県ガイドを見ていて気が付いた。
笠取峠の説明文 犬の飛脚という文字が気になる・・・
ググってみたら「日本昔ばなし」にはち助いなりというのがあった。泣ける-!
説明文は肝心な部分が光っていて読み辛いけれど
犬の飛脚の墓ってなんだろう?とっても気になるんだけど。
それはまた次回。
先へ
犬の墓 新瀬川土居と書かれている
土居地区に宝乗寺というお寺があるので
そちらで聞けば何か分かるかな?
まだまだ先が長いので、疑問に思いつつ進んでいく
それにしても本当に立派な石畳ですごいなぁと思う
高知県側からの街道はこんなに綺麗な石畳ではなかった
株元がこぶになっている存在感バッチリの樹
反対側は中が洞になっていてびっくり!
でもすらりと伸びた枝にはたくさんの葉をつけていてまだまだゲンキ!
また街道を外れて三角点へ
四等三角点:笠取峠【 かさとりとうげ 】897.5m
再び、土佐街道へと戻ると丁度、水無峠へと出た
水無峠説明文
ココまで水を運んでくるのも大変だったでしょうね。
切り株上に割れた茶碗とかがあった。
自然林へと変わると
難所のひとつ七曲りだそう
七回曲がったかどうか?記憶にないけれど
登りきるとベンチがあった。 ふう・・・
しばらくで杖立地蔵へ
杖がたくさんお供えしてある^^
明るい自然林の尾根を少し進んで
県境標が見えた!笹ヶ峰峠に到着!
是ヨリ南高知県
小高くなっている所が笹ヶ峰山頂
ひと登りで到着 笹ヶ峰 1019m
山頂標識の後ろにあるのは三角点ではない。
(分県ガイドは誤表記だと思われる。)
三角点を見に左手に折れて尾根を先へ
四等三角点:笹ヶ峰【 ささがみね 】 1015.9m
三角点の向こうにうっすらと見える橡尾山
橡尾山へは途中までは快適な尾根歩きだけれど
山頂手前で壮絶なスズタケの海になる。
高知と愛媛の県境で高知銘菓で休憩
山頂もいいけれど、三角点のあたりはブナの尾根で
休憩するととても気持ち良い
再び山頂まで引き返して、三傍示山へ向かう
つづく
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