Do you climb?

山とキノコとたまにネコ。

2014.1.18 No.35 平家平*高知県土佐郡大川村*リベンジ2

2014年01月21日 | 平家平






















あともう少し!がすごーく遠くて
さらさらなパウダースノーの斜面はキックステップをしても
30cmくらい沈み込むし、掛かりが悪くてずるずるすべる

ストックもクルマに置いてきたから
何度か前のめりに倒れこみ雪まみれになって
その上を猛烈な吹雪が舞っていくのでなかなか起き上がる気がしない

グローブについた雪を見ると結晶が見えたー!
とてもちいさくて、キレイで、初めて見る雪の結晶にめっちゃ感動した!







写真の中央辺りにある黒い点が山頂手前の岩場
2013年の7月にカプリコ隊員(当時3号)が
「エイドリアーン!」と叫んでいた場所

最後の登りがきつかった












平家平山頂到着! 1,692.6m 気温マイナス7℃



三角点が埋もれてなくてビックリ!
埋もれてないってことは、それだけ風が吹き抜けてるってことを実感
まじイタイ!なにこの吹雪!
氷のつぶてが容赦なく吹きつけて、真っすぐ立っているのが難しい






冠山方向 真っ白で何も見えない












辺り一面真っ白で、空との境界もよく分からない













山頂標識を感慨深く眺めるグリコ隊長に吹雪が襲いかる

雪が氷の粒になって、風に巻き上げられ飛んでくるのが
ものすごーくイタイ!!!













登ってきた道を振り返える
平家平山頂は一面の笹原なので風を避ける場所もなく
瀬戸内側から雪を巻きあげて吹く冷たい風が容赦ない
せっかく登頂したけど、視界は効かないし寒いし痛いし
限界に達したのでとっとと下山する













名残惜しくて何度も振り返る













晴れ間が出るかなー?と期待もむなしく
次から次へと雪雲が流れて行く





















































矢印が稜線の鉄塔 遠いなぁー
鉄塔の下の白くなっている部分は急斜面のつづら折り
灌木やイバラが生えているのでシリセードもできんし
あそこまで歩いても、さらにそこから樹林帯歩き・・・
考えると折れそうになるのでもくもくと歩く











参考タイム

れいほくネイチャーハントガイドブック 3時間30分
分県ガイド 高知県の山          4時間
山と高原地図             3時間50分

積雪有だから約2倍と考えて8時間前後か・・・












帰りは、トレースして下るだけなので
登りの時と違って景色を眺める余裕もあったけど
風でどんどん踏み跡が雪に埋もれていくのを目の当たりにすると
そわそわするけど








山頂で、一見ただの雪原が
実は、笹の上に積もった雪で
笹の根元の辺が空洞で50cmくらいの落とし穴状になっていて
見事にトラップにはまってしまったビスコは
どうやらその時に足をひねったみたいで
このあたりで右足に違和感が出てきた



































グリコ隊長も覇気がないっぽい(笑












足の痛みをなんとか誤魔化しつつ歩いて
トータル7時間30分で無事に下山



雪の平家平リベンジ成功!
ィェ━━v(o´∀`o)v━━ィッ★







2週続けて雪山を満喫しまくったから、下山後は
「もう、当分雪はええわー(´-ω-`;)ゞポリポリ。」
っていう気分になった




翌日、 mont-bell にカジタックスのアイゼンを見に行って
アトラスのスノーシュー(2㌔前後)をさわってみたら重さとサイズにびびった
1㌔未満のわかんでも、長時間歩くといつもより足がだるかったのに・・・
いや・・・ビスコの足が貧弱なだけ?

当分雪はええわー。
と思いつつアイゼンを検討中!(= ´ σ3`) フンフフ~ン♪








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