ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

復興再生は自分の足元から

2012年02月07日 | Weblog
 ともすれば災害の情報を報道でみて、その規模、範囲を俯瞰的に
見れば、自分自身が無力感を感じ、何も出来ない。

 昨年、東日本大震災の第一報をテレビで見た。
空からの津波で家屋が田畑がそして道路が次々と呑み込まれていく
光景。音もなく人の叫び声も聞こえず、淡々と津波が全てをなぎ倒し
呑み込んでいく映像には、成すすべなくただ唖然として映像を
眺めるだけであった。
その後、人間の目線からの被災の状況を見たとき、その人知を超えた
被害の様相、津波の脅威、自然の力に畏敬の念を持った。

 多くの被災者、規模の多き災害、どこから手をつけていいか
無力感だけ募ったが、身近なところからと視点を変えれば、
やらなければいけないことが見えてきた。
足元を見つめなおすことの重要性を改めて思う。