ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

私事  糖尿病(問尿病?)の行く末

2012年02月02日 | Weblog
 











5年前、急に視力が落ちだして、神戸から山古志に車で行く道中、
雨が降り出すと、まったく前がみにくくなり、走れなくなった。
フロントガラスに付く雨粒が視界をさえぎるようで、本当に困ったことがsル。
 
神戸に戻り、その後めがねの度数を何度も交換しても、一向に視力は回復せず
めがね屋さんが、一度眼科に行って、視力検査をしてみては、とのことで
眼科で診療してもらったら、「立派な白内障です。それも両目」。といとも簡単に
言われ、白内障になるには年齢的に早い(当時53歳)とのこと
「一度、診療所で検査をして、因子を確かめて下さい」。と眼科と提携するところで
検査を行なうとこれまた、立派な糖尿病です。それもかなり数値が高い」。
このままでは合併症を併発しますよとこの医師、恐怖感を募らす。

「私は、別に長生きしようとは思っていないので、心臓麻痺などで一気に死ぬことが
出来れば本望です」。と言い返してみたが
その医師は「そう簡単に死ぬことはが出来ればよいが、半身まひなどのありますよ。
そのとき後悔しまよー」。とにやりと笑った。

 いやみなやつだと思いながらも、私もまさかと思う糖尿病になってしまったのkじゃ
と愕然としたのである。

 それより、白内障の方はそれから進行し続け、手術する3ヶ月の間でついに
左目が曇りガラスを入れたようになり、見えなくなった。
そのときは本当に心が動揺し、両目、同じ状況になればどうしようと

毎日、不安でいっぱいの日々であったが、
別の病院に改めて診療してもらうことになり行くと、「糖尿病として
確かに数値は高いですがじっくり付き合っていけば、怖い病でもありません。
しかし、焦らず、侮らずといった姿勢を持ってくださいと
言葉一つ、本当に大切だと思った。

 それから5年、毎月その医師のところに検査にいく、昨年から血圧も
あがり、血糖値もかなり高くなて、改善どころか悪化の途をあゆんでいる。

 それでも、あまりその医師は危機感を募らせることなく
「少し、薬を買えてみましょう」。と表情変えず、「がんばってみましょう」。と
だけ言う。

 励ましの言葉、いかに大切か。
被災地では更に暮らしの先がみえない、将来が見えない不安のなかで
この寒波の中、仮設住宅での暮らしに耐える。

そういった人たちをどうささえ、励ましていけるのか。
自分が病気で悩むが故分かるような気がする。
むしろ、病気を持つゆえに理解できれば、糖尿病も悪くない。

雪の猛威を憂う

2012年02月02日 | Weblog
 東北、そして日本海側にこれまでにない
 

寒波が押し寄せ、台風なみの風、そして雪。その寒波は日本全国を
今日は覆うようになり、名古屋なども東北のような風景になっている

 ここ数年、日本のみならず、天候の異変は著しくこれまでのデーターにはない
次々と気温、積雪、風速、雨量など気候のすべての記録が作られる。

 もっとも昨年の東日本大震災はM9と是までの地震規模は最大で、規模、範囲
に至っても強大なもので、未だその被害にあっては死者、行方不明者が3万人を
越える戦後最大の被害となってしまった。

 そのうえにまだ福島の原発事故があり、放射能汚染の被害については今後、どういった
形で現れてくるのか、まったく予想がつかない。
単に20キロ圏内は立ち入り禁止にし、それ以外の地域にあっては除染作業を行い
町に戻るとの願いではあるが、果たして工程通りに進むのか
原発被害にあっても世界最大、チェルノブイリを越える。

 皮肉にも、原子爆弾が投下さあれたのも日本が最初である。
その原子力の脅威は廣島、長崎で充分に知り得たはずで、その悲劇は繰り返さない
非核三原則なるものを世界でもっとも早く掲げた日本。

 しかし、アメリカ、フランスに次ぎ原発が多いのも日本。
本音と建前がいつもおおきく違う日本。
よく隣国中国、韓国の外交姿勢に対して懸念を表明するがその言葉の説得力は
小さい。

 ある意味、あらゆる分野での日本は国際的に発言力、説得力が低下した
脱原発議論が多く出てくるとともに、脱アメリカも同時に
考える時期にきたのではないか。