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ディスク・スタビライザーの効果を確かめる。

2020-03-15 01:11:27 | オーディオ

レコードプレーヤーのレコード盤の上に乗せて、レコード盤の共振を抑えるディスク・スタビライザーを購入した。

過去にレコードターンテーブルのマット(シート)を、「室内用すべり止め安定シート アンティー」を用いて自作して、レコード盤の共振が減ったのを確認している。ディスク・スタビライザーで、更にどのような効果が生じるかを確かめた。

・ディスク・スタビライザーの購入
Amazonで販売されている中国製品は玉石混淆なので、レビューを読んで以下のディスク・スタビライザーを選択、購入した。
アマゾンサイト:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07FQMT6KN/


価格は1,899円と安く、どのような製品か送られてくるか不安だったが、現物は工作精度が高く、外観もきれいだ。この製品は当たりだ。
アルミニウム製で重量は120g。オーディオテクニカ製の600gの製品もあるが、レコード盤の共振を抑えるなら、120gで十分だ。
レコードプレーヤーはレコード盤を載せて、高精度に回転するように設計されているので、レコード盤の重量を大きく超えるようなモノを乗せると過負荷となってプレーヤーの寿命を縮める。

・レコードを試聴して、ディスク・スタビライザーの効果を調べる。
試聴に用いたレコード
1. 中本マリ - LADY IN LOVE  VIJ-28012


2. DIANA KRALL - LIVE IN PARIS  VERVE-3602547376954


3. Oscar Peterson and Count Basie - Satch and Josh  PABLO-2310722


4. Keith Jarretカルテット - BELONGING  ECM-1050ST


ディスク・スタビライザーの効果
1.と2.は、100Hz以下のベース音のレベルが高いので選んだのだが、ディスク・スタビライザーを乗せるとベース音の出力レベルが低くなった。特に1.で顕著だ。2.は180g重量盤だからか、それほど低くなってはいない。
レコード盤の低域での共振状態を抑えることができたようだ。

3.と4.では、ピアノの打楽器的な音で、変化を確かめた。
全体的にスッキリとした音になった。音の純度が上がったようだ。

・まとめ
ディスク・スタビライザーを用いると、レコード盤の共振を抑え、音質を向上させる効果があることがわかった。

レコードプレーヤーから共振を発生させる構成部品を探し出し、共振を抑え込んでいくのがレコード再生高音質化の道だと思う。



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