真空管アンプを製作しようと思っている。
ジャムセッション、ハードバップ、フリージャズ等は、今の音で良いが、
ピアノソロ、ヴォーカル、ニューオリンズ、スウィング等は、もっと聞き易い音で聞きたいと思ったからだ。
回路図集と設計本を購入した。
その中から、まずは簡単な真空管プリアンプを製作してみようと思う。
ずーと過去に、マッキントッシュC-22のイコライザー部分のみのプリアンプを製作したことがある。
雑誌「無線と実験」に掲載されていた情報そのままで作り上げた記憶がある。
從い、マッキントッシュを除いた昔の銘機から、製作したいプリアンプを選択する。
やはり、回路は単純なほど音は良い。
QUAD#22のプリアンプにしようと思う。上杉さんの製作本に、トーンコントロールなどを除いたQUAD#22の基本回路図がある。(実際には入力抵抗68Kの後に1000Pのコンデンサが接地されているようだ。)
1段目のEF-86でRIAA補正を行っているので、これにカソードフォロワーを付加すれば簡単で良いかなと思った。
しかし、それだとCDプレイヤーの出力とレベル差が有りすぎるので、基本回路図と同じく、次段に増幅回路を付加する。
過去のマッキントッシュC-22プリアンプの製作では、テレフンケンのECC-83とタンゴのトランスを使ったのだが、両方共に、もう無いことを最近知った。
現状を知ることも始めよう。
わからないのがシャーシアースだ。
当方が利用している現在のオーディオ機器では、シャーシアースは無く、信号線とグランド線が、疑似バランス回路として動作している。(技術は進歩しています。)
現在の真空管アンプも、シャーシアースは無いのかな?
勉強することがいっぱいある。
真空管アンプ関連
・E88CCを使った真空管フォノイコライザープリアンプの自作
・交流ロードラインの引き方
・QUAD#22 真空管プリアンプのイコライザーアンプ部の仕組み
・真空管のブランドと生産国、購入先