毎日が好奇心

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真空管オーディオフェアに行ってきました。

2019-10-15 02:21:14 | オーディオ

10月14日に、御茶ノ水の損保会館、ホテルマイステイズで開催された真空管オーディオフェアに行ってきました。
それぞれの出展者ブースで、色々なシステムの音を存分に聴いてきました。その中から、印象に残ったブースを紹介します。

1.10cmバックロードホーン(BH)「ブーツ」  山越木工房

左右の一番外側にあるBHスピーカーシステムが「ブーツ」だ。正面からの画像なので分かりづらいが、10cmスピーカーのホーンが下方に伸び、床の部分で二分岐された後、2本のホーンが上方に向かって伸びている。
長岡鉄男さんの設計したスワン型BHの胴体部分の2分岐されたホーン部分を、一直線に伸ばして開口部を上方にした形だ。10cmスピーカーからの音とは思えない低域が出ている。

2.平面バッフルスピーカー  北三SOUND研究所



ホーンスピーカーのキュートロン・オーディオは出展を取り止めたようで、2WAYの平面バッフルスピーカーシステムが置かれていた。
1枚板のスピーカーの音を初めて聴いたのだが、良い音なのにびっくり。明るく伸びやかな音だ。フルレンジのスピーカーを1枚板に取り付ければ、安価に良い音が出せそうだ。

3.ブースはいつも満員  サンバレー

真空管アンプのキット製品を販売するサンバレーのブースは、いつも満員だ。
音は良い。そして低域がしっかりと出ている。
これをキットで安価に提供しているのだから、ファンが多いのは当たり前だ。

4.余裕のスピーカーシステム   GIP Laboratory

ドライバー(中域用)、ツイーターがホーン型の高級な大型システムだが、真空管アンプも含め、出力される音は気持ちの良い優しい音だとなっている。映画館、コンサート会場で聴く余裕のある音だ。
高級システムは、こうあるべきだろう。


5.真空管アンプには大型スピーカーだ  タムラ製作所

デモで、自作真空管アンプをALTECの銀箱で聴かせていた。真空管アンプには大口径スピーカーが似合う。
左隣のスピーカーは、小澤氏制作のBHスピーカーだ。一般の20cmBHスピーカーのサイズに比べ、大型だ。持ち運びできるように12mmの合板で造られているようだ。しかし、自作真空管アンプとは、相性が合っていないように思えた。

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高音質のフォノイコライザーアンプの選択--Bellari(ベラリ)のフォノプリアンプ VP549 を購入(3)

2019-10-11 23:32:51 | オーディオ

・経緯
前の記事で書いたように、過去2年間の間に2つのフォノイコライザーアンプを購入しているが、ART Pro Audioの DJPRE II Phono Turntable Preamplifierを超える、おすすめのフォノイコライザーアンプは出てきていない。

そんな中、USA Amazonでフォノイコライザーアンプを見ていると、赤色の製品(Bellari・Phono Preamp VP549)を見つけた。新製品のようだ。評価も五つ星です。早速購入してみました。

1.Bellari(ベラリ)のPhono Preamp(フォノプリアンプ)VP549の製品レビュー

製品サイト:https://www.rolls.com/product/VP549
USAアマゾンサイト:https://www.amazon.com/gp/product/B07D4JSD7N
USAアマゾンで購入:$149+送料・消費税(8%)$22.28=$171.28
アメリカで認知されてきて、品切れになっているようです。(2020年1月)

・規格
GAIN:41.5dB(ボリューム"0"で)
Max Output:不明

Bellari VP549の製造販売会社Rolis Corporationは、アメリカ・ソルトレイクのオーディオ機器メーカーです。

深い赤色の筐体が特徴で、前面に+4/-10dBの出力レベル用ボリューム、20Hzハイパスフィルタ(Rumble Filter)のON/OFFスイッチ、負荷容量選択スイッチが実装されている。

Max Outputの規格が記載されていないので、許容入力レベルが分からないが、視聴に使用したオルトフォンの2Mレッドのカートリッジは出力が大きい方(5.5mV)だと思うが、歪みを感じたことは無い。

・音質レビュー

Bellari VP549(右)はDJPREⅡ(左)と、同じ傾向の音だ。従い、双方をメカニカルスイッチで切り替えながら、比較試聴した。
Bellari VP549は音のバランスも良く、欠点は感じない。そして、音は確実に向上している。
ダイナミックレンジ(躍動感)が大きく感じ、クリアに伸びている。
高域のエコー音が爽やかだ。

Bellari VP549は、DJPREⅡに比べ、勝るとも劣る所は無いので、これから利用していこうと思います。おすすめです。.

2.Bellari VP549は、負荷容量を選択可能だ。なぜ負荷容量を選択するのか調べてみました。
・原理
MM型カートリッジの場合、20KHz付近でカートリッジ内のコイルと外部のコンデンサーで電気共振させている。
その共振ピークを利用してカートリッジの周波数特性が高域でダラ落ちするのを持ち上げ、さらに負荷容量を変更して共振ピーク点を移動させ、周波数特性をフラットに調整している。

ちなみに、オルトフォンの2Mレッドのカートリッジのマニュアルを見ると、負荷容量を150pF-300pFとの記述が有る。

この負荷容量の意味しているところだが、トーンアーム内の配線容量、接続ケーブルの配線容量を考慮しない、フォノプリアンプの入力容量のみの値と、理解している。しかし、接続ケーブルが長い場合は配線容量が無視できない容量値となるので、これではダメだ。

従い、「トーンアーム内の配線容量、接続ケーブルの配線容量、フォノプリアンプの入力容量の和が、既定値(150pF-300pF)の最大値300pF」と、捉えても良いと思う。
いずれにしても、そのカートリッジを開発した時の測定環境を想定して、全体の負荷容量を決めるのがベストだと思う。

これは、「スピーカーの開発環境におけるスピーカーケーブル」とも同類なので、今後話題にしようと思います。




高音質のフォノイコライザーアンプの選択
 1.高出力で、高音質のフォノイコライザーアンプを選択する。
 2.高音質のフォノイコライザーアンプを選択する。(2)
 3.Bellari(ベラリ)のフォノプリアンプ VP549 を購入しました。

コメント (3)
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西丹沢・不老山 登山・山行記録 (2019/10/02)

2019-10-03 23:42:02 | 山行記録

西丹沢の不老山へ、久しぶりのトレッキングです。帰路はバテるだろうと予想し、山道を選びました。10月になったのに暑く、やはり最後はバテました。

今までなかった風景として、新東名高速道路の巨大な橋脚が造られていました。

・経路
JR御殿場線谷峨駅 ― (バス) ― 向河原バス停 ― 不老山(928m) ― 世附峠 ― JR御殿場線駿河小山駅

地図


1.谷峨駅から富士急バスで、向河原バス停に向かいます。西丹沢へのトレッキングは、この富士急バスを利用するのですが、当方を含め2名しかいませんでした。


2.バス停から少し戻ると、下に橋が見えてきました。


3.橋からの酒匂川です。丹沢山系の水を集めて流れます。


4.彼岸花が咲いていました。


5.登山口を見つけるのに、苦労しました。左に小川と遊歩道があるのですが、登山道に接続していません。
まっすぐ進んで、建物横の通路が登山口です。


6.しばらく登っていくと、不老山2.1Kmの標識があります。ここから緩やかな上りになります。


7.稜線に出ました。風景は変わらず、杉の森林です。


8.不老山に到着です。整地された広場がありますが、杉に囲まれています。


9.不老山から世附峠に向かいます。山を下ると標識があります。標識の上に載っているのは、金太郎です。小川町は、金太郎生誕の地です。


10.世附峠に到着しました。ここから山道を下っていきます。


11.アザミが咲いていました。


12.巨大な建造物が見えてきました。新東名高速道路の橋脚です。







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