毎日が好奇心

まずはやってみよう。そこからなにかが、生まれるかな?

パソコンの電源をスリープにしても、勝手に復帰してしまう原因は、ネットワークアダプター

2024-04-27 23:40:03 | パソコン

パソコンを新調した。マザーボードは、ASRockのZ790 PRO RS。困ったことに、パソコンの電源をスリープにしても勝手に起動してしまうのだ。
検索して、いろんな解決方法を試してみてもダメだ。そして、色々試すと原因が「ネットワークアダプター」にある事を見つけた。

経緯
初日から起きた。終えようとパソコンの電源をスリープにした。パソコンの電源ボタンが点滅に変わり、ディスプレイが暗くなって数秒後、突然、起動してディスプレイに風景画像(パスワード入力画面)が表示された。再度、スリープにしても同様だ。
次の日の朝、パソコンを見ると起動したままだ。

検索して、いろんな解決方法を試してみてもダメだ。
そこで、旧パソコンから追加された新しい機能はなんだろう。と考え、そういえば2.5Gと理由のわからないものがあったな。と

Realtekネットワークアダプターのプロパティ
デバイスマネージャー/ネットワークアダプター/Realtek Gaming 2.5GbE family Controller/プロパティ/電源の管理
なお、Intelネットワークアダプターだと、Realtek・・の部分が Intel(R) Ethernet Connection



「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」に、チェックが入ってる。しかし、旧パソコンのIntelネットワークアダプターのプロパティでも同様にチェックが入っているし、電源のスリープは正常に動作していた。

試してみよう。「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外してみると、起動せずにスリープ状態を維持している。正常動作になった。

文字通り読めば「ネットワークに信号があればパソコンを起動する」ということだ。ネットワークアダプターのメーカーが旧パソコンのIntelから新パソコンではRealtekに変わったので、文字通りに動作したのかも。
パソコンの電源をスリープにしても勝手に起動してしまう場合は、ネットワークアダプターのプロパティで「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外してみる価値はある。

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神奈川県江ノ島から、初日の出を迎えました。

2024-01-01 23:49:03 | 風景写真

今日は、たくさんの人が初日の出を見に、江ノ島に来ていました。若い人が多かったです。
天気は快晴で気温も高く、ゆったりと初日の出を迎えることが出来ました。
















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スマホのSDカードに保存できない、カメラの保存先をSDカードにすると撮影できない不具合の解決方法

2023-11-17 17:04:33 | パソコン

AQUOS(アクオス)のスマホ(SH-53A)が、SDカードに保存できなくなり、カメラも保存先をSDカードに設定すると撮影できなくなった。
色々と試したら、解決法を見つけました。マイクロSDカードをパソコンに接続し、エラーをチェックし修復します。

経緯
去年(2022年)から発生して、だんだんひどくなってきた。
・アプリのデータ保存先をSDカードにしても、保存できない。
・SDカードにチェックを入れてるのに、アプリを立ち上げると、常に「SDカードに設定しますか」と問い合わせが出る。
・AQUOSカメラの保存先をSDカードにして、撮影すると「エラーが発生しました。終了します」。
・ついには、SDカードが保存先のメニューから消えてしまった。認識していない。

原因は、スマホがAndroid OSのバージョンアップに対応できていない為だと思う。



解決方法 マイクロSDカードをスマホから取り出し、パソコンでエラーをチェックし修復します。(パソコンを利用するので、詳細に示します。)
1. スマホの電源ボタンを長押しして、「電源を切る」
2. 右側面のスロットから、マイクロSDカードを取り出す。
3. マイクロSDカードを、カードリーダーを介してパソコンにUSB接続する。(カードリーダーにマイクロSDカードスロットが無い場合、SDカードアダプターを利用する。)
4. すると、パソコン画面に「不具合があります。スキャンしてください」と表示される。
5. パソコンのエクスプローラーで、カードリーダが接続されているUSBドライブ(リムーバブルディスク)を右クリックして、「プロパティ」を左クリック。
6. プロパティウインドウが表示されるので、「ツール」タブを右クリック。
7. エラーチェックで「チェック」を右クリック、エラーが検出されるので「ドライブのスキャンと修復」を右クリック。

マイクロSDカードをスマホに戻すと、SDカードを認識し普通に使えるようになった。

元に戻る
2日経って、元の不具合が発生した。スマホの不具合(Android OSのバージョンアップに対応できない)が解決されない限り、無理のようだ。


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スピーカー用2Wayフィルターネットワークの設計と自作。フィルターネットワークに使う空芯コイルの設計と作り方。

2023-07-30 01:57:26 | オーディオ

スピーカーを低域と高域の2Wayにするため、LC回路で2Wayフィルターネットワークを自作しました。2Wayフィルターネットワークの回路設計方法、2Wayフィルターネットワークに使う空芯コイルの設計と作り方を紹介します。(当方の忘備録を兼ねています。)

経緯
バックロードホーンのスピーカーを交換したのだが、高域が不足しており、2Wayフィルターネットワークを自作し、2チャンネル化した。
2Wayフィルターネットワーク回路の設計、コイルの設計と製作には、たくさんのWEBサイトを利用させていただいた。そのWEBサイトを紹介しながら、設計と作り方を紹介します。

1. 2Wayフィルターネットワークの回路設計
フィルター回路には、動作が確実で製作が容易な”12dB/Octave(-6dBクロス)”のLCフィルタとした。”12dB/Octave”とは、周波数が2倍になると、レベルが12dB下がる(レベルが1/4)特性。
また、"-6dBクロス"とは、クロスオーバー周波数で6dB下がる特性。このLCフィルタは高域側、低域側共に同じ位相変化(同相)をする。そして同相なのでクロスオーバー周波数では電圧和の+6dBの合成出力となり、周波数特性はフラットとなる。

1.1 ウーハとツイーターのインピーダンス(抵抗値)と音圧を読み取る。
・ウーハとツイーターのデータシートに掲載されている周波数特性、インピーダンス特性を見て、クロスオーバー周波数を決める。
ツイーターは中域周波数でインピーダンスが大きく上昇している場合があるが、コイルが大きくなるのでクロスオーバー周波数をずらすのが良い。なお音圧は、ツイーターの方がウーハより高いのが原則だ。
・ウーハとツイーターのクロスオーバ周波数でのインピーダンス(Ω)と、利用する帯域の音圧(dB)を読み取る。

1.2 L,Cの値を決める。
計算サイトは複数見つかるが、同じ値を示した次の2サイトで値を決めた。
各種ネットワークの計算 12dB/Oct(-6dBクロス)
ネットワーク設計プログラム 各種ネットワークの計算(下の方)

1.3 アッテネーターの値を決める。
ウーハとツイーターの出力音圧を同じにするために、ツイーター側にアッテネーターを入れる。
パッシブネットワーク計算 アッテネーター量とツイーターのインピーダンスを入力し、アッテネーターの R1,R2を求める。


2. 空芯コイルの設計と製作
低域用、高域用で2チャンネル分、合計4個のコイルを製作する。

2.1 銅線
低域用のフィルターでは、常にコイルがアンプとスピーカの間に接続されるので、ダンピングファクターを下げる。従い最低でも、直径1mmの銅線にしたい。4個のコイルの全長は100mを超える。
エナメル線 直径1.0mm 1kg(約140m)
Amazonサイト1
Amazonサイト2

2.2 銅線を巻くスプール(ボビン)
WEBで、スプールを探したが、理想とするものは見つからなかった。結局以下を選択した。
moonfarm 手芸用 スプール  直径60mm、幅27mmの製品、内径(直径)d:39mm、内幅l:27mm
力を加えても外れないように、プラスチック枠と筒を接着剤で固定する。

2.2 コイルの巻数Nと全長を求める。
WEBでは巻数NからインダクタンスLを求めるサイトは有るが、インダクタンスLから巻数Nを求めるサイトは無かった。
ソレノイドコイルのインダクタンスL コイルの直径d:スプールの内径、コイルの長さl:スプールの内幅
下の"巻線の長さ"が全長だが、1層のみに巻いた長さで、実際には複数の層に重ねて巻くのでこれより長くなる。。

長岡係数Kの計算 2R/L=スプールの内径d/スプールの内幅l

(参考用)インダクタンスLと巻数Nを求める計算式  単位 インダクタンス:H 長さ:m
インダクタンスL=K・((π・d・N)^2÷l) x10^-7  [H] (^2は二乗、^-7はー7乗を示す)
巻数N=√(L・l÷( K・π^2・d^2 x10^-7))

計算値例 (全長は、層が増すと1巻きで2mm長さが増えるのでその分を加えている。)
2.26mH 巻数265回 スプール内の層数9+α 全長34m
0.87mH 巻数165回 スプール内の層数6+α  全長23m
実際には、インダクタンスLを測定しながら巻いていくので、どのくらいの規模になるかの参考値。

2.3 コイルの製作
容易にスプールにエナメル銅線を巻くために、釣り用のスプール巻き器を利用した。エナメル線ボビンを床に置いて、1層ずつ重ねていく。

第一精工 高速リサイクラー

2.4 インダクタンスLの測定
インダクタンスを測れるメータはこれのみ。(特許を保有しているのかな?)
Proster デジタル LCRメーター

巻数を数えても良いのだが、大変なので層数を数えていく。内幅:27mmなので、1層に1mmの銅線が27回巻ける。
・インダクタンスの測定: 規定の層数を超えたら、そこのエナメルを紙やすり等で小さく剥がし、開始部分とエナメルを剥がした部分とのインダクタンスを測定する。足りなければ巻き増し、越えていれば戻す。また、スプール巻き器を利用している場合は、外して再測定する。(規定値になるまで、銅線は切断しない。)

規定値を示したら、20cm程余して、銅線を切断する。
巻線の固定には、長さ30cmのインシュロック(ケーブルタイ)を2本使用した。

3. コンデンサー
耐圧100V以上の製品を選ぶ。複数のコンデンサーを組み合わせ、LCRメータで測定しながら規定の値に近づける。

4. LCR部品の実装
2個のコイルは互いに影響し合うので、出来るだけ離して実装する。
部品の固定、振動防止は、100円ショップのプラスチック用接着剤(透明)を使った。



バックロードホーン関連
スピーカーを2チャンネルにする、2Wayフィルタの設計と作り方
バックロードホーンスピーカーを、2Wayシステムにしました。
バックロードホーンのスピーカをFE208SS-HPに交換、高音域改善のためにツイーターを追加
バックロードホーンのスピーカーを、FE-208NSに交換しました。
スーパーツィーターを、バックロードホーンスピーカーに追加しました。
バックロードホーン(BH)スピーカーの製作

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バックロードホーンスピーカーを、2Wayシステムにしました。

2023-07-19 00:46:50 | オーディオ

1.7KHzをクロスオーバー周波数にした2Wayフィルターネットワークを自作し、バックロードホーン用スピーカ:FE208SS-HPが低域、ツイーターが高域の2Wayシステムに変更しました。また、ツイーターのホーンを変更して、中域を強化しました。2Wayシステムバックロードホーンの音質を以前と比較し、メリット、デメリットとして評価します。

経緯
新しいバックロードホーン用スピーカを購入し、入れ替えてみたのだが、低域は力強くなったが、中高域は不足している。そこで、今まで使っていたスーパーツイーターをツイーターとして利用して、不足する中高域を補間していた。しかし、バックロードホーン用スピーカーとツイーターの両方から音が出ているので、ぼやけた音が聞こえる。

1. 1.7KHzをクロスオーバー周波数とした2Wayフィルターネットワークを自作

低域側がクロスオーバー1.7KHzのLとCのローパスフィルタ、高域側が1.7KHzのCとLのハイパスフィルタ、減衰量が12dB/Octave、クロスオーバー周波数で-6dBの減衰となる2Wayフィルターネットワークとした。
この2Wayフィルターネットワークは高域側、低域側共に同じ位相変化(同相)をする。そして同相なのでクロスオーバー周波数で+6dBの合成出力となり、周波数特性はフラットとなるようだ。


上半分が低域用LPF、下半分が高域用HPF。空芯コイルは自作した。180x120mmのプリント板の上に端子を立て、配線している。

2. ツイータードライバーD220Tiのホーンを変更
中域も担当するので、ホーン長が長い”HL11-25”に変更した。アルミ製で重さも有り、高級感も有る。
HL11-25 Datasheet:https://www.jbl.com.br/on/demandware.static/-/Sites-masterCatalog_Harman/default/dw491761d0/pdfs/JBL_CORNETA_HL11-25_TRIO_28056047_manual_portuguese.pdf
購入先は”Casa do Som”:https://casadosom.jp/。リーズナブルだ。ドライバーD220Tiも販売している。


3. 2Wayフィルターネットワークの設置場所はスピーカーボックスの上部後方
2Wayフィルターネットワークは、音出しまでスピーカーボックスの上部後方に置いてテストしていた。最終的な設置場所として、スピーカー後部の床上を選んだのだが、ガラリと音が変わってしまった。低域は歪のない低域のみ聞こえ、高域は勢いよく聞こえる。
"なぜだ"と床から離してみると、元に戻る。床下の鉄骨が影響して、空芯のコイルが鉄芯のコイルに変化し、コイルのインダクタンスが大きく増えてしまったようだ。
設置場所をスピーカーボックスの上部後方に戻した。2Wayフィルターの周辺に鉄製品は厳禁だ。

4. 2Wayシステムバックロードホーンの音質
・メリット
中高域がスッキリした。女性ボーカルがボケて聞こえていたのが無くなった。
高域はチタニウム振動板のドライバーを使用しているので、繊細なシンバルの音が再現できるようになった。
十分な低域と、フラットで伸び切った高域が特徴の音だ。

・デメリット
マルチスピーカにして、無くなった音がある。低域の力強さと、楽器等の鳴り初めの瞬間の音だ。
低域は十分に出力されているが、十分に制御されたゴリゴリとした低音ではなく、普通に”ウーン”と鳴る低音になってしまった。
原因は、2Wayフィルターのローパス側に使われているコイルL(2.26mH)だ。低域信号は常にこのコイルを通過するのだが、このコイルの抵抗値が0.9Ωもある。(銅線直径1mm、長さ34m)
パワーアンプのダンピングファクターは500以上となっているから、500とするとパワーアンプの出力抵抗は8/500=0.016Ωとなる。コイルの抵抗値:0.9Ωがいかに高いかが分かる。
FE208SS-HPは大型フェライトマグネットを二枚使用して磁気回路を強化しているが、そのメリットを弱めてしまった。

楽器等の音は複数の帯域の音で形成されているが、鳴り初めの複数の帯域の音が同位相で発音されると、バックロードホーンでは柔らかな瞬間音から始まるが、マルチスピーカーでは乾いたザラつきのある瞬間音から始まる。
ホーンツイーターを使用しているので、発音部分を同じ垂直平面位置に持ってくるのは難しい。また、2Wayフィルターを利用する限り、クロスオーバー周波数に近づくに従い遅れ位相になるから、すべての帯域で同位相で発音するのは不可能だ。



バックロードホーン関連
スピーカー用2Wayフィルターネットワークの設計と自作。フィルターネットワークに使う空芯コイルの設計と作り方。
バックロードホーンスピーカーを、2Wayシステムにしました。
バックロードホーンのスピーカをFE208SS-HPに交換、高音域改善のためにツイーターを追加
バックロードホーンのスピーカーを、FE-208NSに交換しました。
スーパーツィーターを、バックロードホーンスピーカーに追加しました。
バックロードホーン(BH)スピーカーの製作

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