ソニー・ロリンズは、早熟プレイヤーでした。
彼の名演奏は、1954年から1957年の3年間の録音に集中しています。
(1930年生まれですから、24から27歳の間。)
ソニー・ロリンズの代表作は「サクソフォン・コロッサス」ですが、
その2年前の1954年に、セロニアス・モンクと共演した1枚です。
Thelonious Monk & Sonny Rollins
実際には、セロニアス・モンクのアルバムで、5曲中の3曲でソニー・ロリンズが参加しています。
その最初の曲です。
The Way You Look Tonight
ソニー・ロリンズが、豪快にカラッとテナーサックスを吹いています。
アルトに近いテナーの音です。
1954年に、この音を録音したルディ・ヴァン・ゲルダーも凄いです。