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ソニー・ロリンズの名演奏

2017-09-18 01:17:45 | ジャズレコード

ソニー・ロリンズは、早熟プレイヤーでした。
彼の名演奏は、1954年から1957年の3年間の録音に集中しています。
(1930年生まれですから、24から27歳の間。)

ソニー・ロリンズの代表作は「サクソフォン・コロッサス」ですが、
その2年前の1954年に、セロニアス・モンクと共演した1枚です。

Thelonious Monk & Sonny Rollins


実際には、セロニアス・モンクのアルバムで、5曲中の3曲でソニー・ロリンズが参加しています。
その最初の曲です。
The Way You Look Tonight

ソニー・ロリンズが、豪快にカラッとテナーサックスを吹いています。
アルトに近いテナーの音です。

1954年に、この音を録音したルディ・ヴァン・ゲルダーも凄いです。
 
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高出力で、高音質のフォノイコライザーアンプを選択する。

2017-09-07 00:36:53 | オーディオ

・経緯
1ヶ月前に新しくCDプレーヤーを導入したのだが、出力レベルが大きすぎて、レコードを聞いた後にそのままCDに切り替えると、凄い大音量で鳴り響く。

フォノイコライザーアンプ(audio-technica:AT-PEQ3)とCDプレーヤーの出力をメカニカルスイッチで切り替えているのだが、双方のレベル差がありすぎるのが原因だ。

フォノイコライザーアンプの後にプリアンプを増設して出力を上げようかと考えたが、まずは、高出力のフォノイコライザーアンプを導入してみようとなった。もちろん、現状よりも高音質で、おすすめのフォノイコライザーアンプを選択するつもりだ。

・フォノイコライザーアンプの選択と購入
日本のAmazonで、フォノイコライザーアンプを探すと、現在使用しているaudio-technicaの製品以外は目ぼしいのが無い。

次に、USA Amazonに行ってみると、高評価の安いフォノイコライザーアンプがいっぱいある。その中で、高評価で、高出力とみられる製品を2個購入した。


1.Pyle PP999 Phono Turntable Pre-Amp
Input Sensitivity/Impedance/PHONO 3 mV / 50K Ohms - T.H.D: 0.08 for 1 KHz 3 mV Input - Output Level: 2V  (2V/3mV=666.6倍、56.4dB)

2.ART Pro Audio DJPRE II Phono Turntable Preamplifier
ゲインの規格が載っていないので、製品サイトの規格だ。
Maximum Gain 45dB @1KHz  (177.8倍)

3.現有のフォノイコライザーアンプ(audio-technica:AT-PEQ3)
定格入力:2.5mV(1kHz)、定格出力:150mV(1kHz)  (150mV/2.5mV=60倍、35.5dB)

・購入したフォノイコライザーアンプの実聴
では、早速実聴してみます。現有のフォノイコライザーアンプ(audio-technica:AT-PEQ3)との比較になる。

1.のPyle PP999 Phono Turntable Pre-Ampからです。
まず、出力レベルが高くない。audio-technicaの製品よりちょっと高いぐらいだ。「1 KHz 3 mV Input - Output Level: 2V」の規格は、どう読めばよいのだろう?
低域のカットオフ周波数も高いし、これは不可です。

次に2.のART Pro Audio DJPRE II Phono Turntable Preamplifierです。
あれ、低域が出ません。
電源アダプターを見ると、INPUT:120VAC、OUTPUT:9VACとなっている。たぶんトランスしか入っていない。従い、INPUT:100VACだと、OUTPUT:7.5VACと供給電圧が低い。

これが原因と思い、規格で12VDCも可能とあるので、1.のPyle PP999の12VDC電源アダプターを接続してみた。見事に低域が出力され、ダイナミックレンジも広くなった。

周波数特性の規格が、10Hz -50KHzで +/-0.5dBとあるが、本当のようだ。
製品の裏側に、ブロック図が掲載されているが、初段のEQ部でRIAA補正をしている。

アンプの負帰還部にEQ回路を用いると、アンプのゲインが無くなる20KHzあたりでRIAAカーブに追随できず、周波数特性が持ち上がってしまう。
しかし、ART Pro Audio DJPRE IIは、初段にディスクリード部品でEQ回路を構成してRIAAカーブ補正を行い、周波数特性をフラットにした上で、アンプで増幅している。

この製品は、ゲインも前面のボリュームで調整でき、かなり高いレベルまで出力可能だ。
しかし、出力を高くすると、一部の高出力録音のレコードで、出力がクリッピングしていることを示す前面の赤色LEDが点灯する。今まであまり意識していなかったのだが、音を聞くと、確かにクリッピングしている。

それではと、現有のaudio-technicaのフォノイコライザーアンプで同じレコードを聴いてみると、クリッピングしているのが判る。
まさか、audio-technicaの製品が、クリッピングしているとは思っていなかった。
今まで、音の最高点で歪んで聞こえるのは、レコード盤に記録された音が最初から歪んでいると思っていたのだが、フォノイコライザーアンプが原因とわかった。
そして、audio-technicaのフォノイコライザーアンプは、レベル調整できないから対処不可だ。

・結論
結局、以下のメリットから、2.のART Pro Audio DJPRE II フォノイコライザーアンプを使うことにした。
・CDプレーヤー出力の2Vには及ばないが、レコード出力がある程度まで高くなった。
・低域が十分に伸びていて、ウッドベースの音が響く。ダイナミックレンジも広い。
・クリッピング警報が役に立つ。

電源によって、低域のダイナミックレンジが変化したので、電流容量に余裕のあるDC12V/2A出力のAC/DCアダプター電源を購入した。
今までの電源と違い、軽く小さいが、問題なく使えた。
(どうなっているか興味があるので、いずれ分解してみよう。)




高音質のフォノイコライザーアンプの選択
 1.高出力で、高音質のフォノイコライザーアンプを選択する。
 2.高音質のフォノイコライザーアンプを選択する。(2)
 3.高音質のフォノイコライザーアンプの選択--Bellari(ベラリ)のフォノプリアンプ VP549 を購入(3)
 
コメント (8)
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