クリーナーでレコード盤面のホコリやゴミを取りやすくするために、レコード盤面の静電気を除去する"静電気除去(除電)ブラシ"を購入しました。
その経緯と結果の報告です。
経緯
LPレコードを再生する前に必ず行うのが、レコード盤面のホコリ(ゴミ)取り。
でも、冬場は静電気のため、結構苦労します。
方向性ベルベットのクリーナーでクリーニングしますが、静電気が生じると、レコード盤面の溝にホコリがくっつき、ほとんど取れません。
このクリーナーは、クリーニング液を本体に入れて、湿り気で静電気を抑えることができます。
しかし、カートリッジの針やレコード盤面に、ヨゴレ等の付着物がこびり着くと思い、クリーニング液は使う気になれません。
そこで、代わりとなるものをWEBで調べてみると、"静電気除去(除電)ブラシ" に、たどり着きました。
レコード盤面にかすかに触れるだけで、静電気を除去してレコード盤面にホコリやゴミがくっつくのを弱め、ホコリやゴミを除去しやすくします。
静電気除去(除電)ブラシの購入
必要条件
1. ブラシの幅が、レコード盤面の音溝の幅にちょうどよいサイズ
2. 毛先が長く、レコード盤面にブラシの硬いところがぶつからない
3. 手で持って、帯電した静電気を逃がす構造
4. リーズナブルな価格
上記条件の静電気除去ブラシを、Amazonで探すと、スタック コンパクト除電ブラシが良さそうです。
ブラシの幅が10cmで、レコード盤面の音溝の幅にちょうどよいサイズです。
除電ブラシの毛先は、繊維に硫化銅を化学結合させた有機導電性繊維サンダーロンを使っているとのこと。
手で持つ部分がアルミ金属なので、ブラシで吸い取った静電気を直ちに逃がすことができる。
早速、Amazonで、購入です。
静電気除去ブラシを使ってみた
使ってみるとなかなか良い。静電気除去ブラシの毛先は長く、丈夫そうだ。
右手に静電気除去ブラシ、左手にクリーナを持ち
レコードプレーヤーを回転させ、
静電気除去ブラシの毛先を、レコード盤面に"かすかに接触" させながら、
クリーナーをレコード盤面に乗せると、
レコード盤面のホコリやゴミがほとんど消える。
さらに、その後、クリーナーに付着したホコリやゴミを、静電気除去ブラシで取り払えるのだ。
レコードプレーヤー関連
・ディスク・スタビライザーの効果を確かめる。
・ヘッドシェルのワッシャーに、衝撃・振動吸収性に優れた制振ゴム:ハネナイトを使ってみる。
・インサイドフォースの発生原理とインサイドフォースキャンセラーの仕組みと使い方
・レコードにこびりついたカビ・ゴミを取り除く。(レコードの水洗い)
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