クリスマスのサンタさんをめぐる孫娘たちとのやりとりが数年前にあって、それがけっこう面白かったので、以下に再録します(上の孫娘が4歳、下の孫娘が1歳ころのことです)。
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久しぶりに孫娘たちが遊びに来ました。
上の孫娘が、サンタさんがプレゼントをくれたの、といって、赤い水玉の洋服を着たシルバニアを見せてくれました。
下の孫娘も、ウーウー(そうだよ!)、といいます。
じーじが、サンタさんは煙突から入ってきたのかな?と聞くと、上の孫娘は、うちにはえんとつはないの、といいます。
じーじが、それじゃあ、窓かな?と聞くと、上の孫娘は、まどにはかぎがかかっているし‥、といいます。
じーじが、不思議だね、といいますと、上の孫娘も、ふしぎだね、といいます。
下の孫娘も、ウーウー(そうだねぇ)、といいます。
サンタさんを何歳まで信じられるかが、幸せのバロメーターだという説があります。
夢はできるだけ持ち続けたいものだと思います。
また、おとなにわかることはきちんと伝えたほうがいいと思いますが、わからないことはどうすればいいでしょうか。
人生、おとなにだってわからないことだらけです。
じーじは、わからないことは、わからないねぇ、不思議だねぇ、でいいと思うのです。
そして、子どものわからないことに丁寧に付き合うこと、それが大切ではないかと思います。
わからないんだけれど、突き放さずに、丁寧に寄り添うこと、それが大切だと思います。
子育てでも、カウンセリングでも、そこが大きなポイントかもしれまをせん。
わからないことだらけでも、じっくりと付き合っていける生き方をしていきたいと思います。 (2014. 12?記)
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2020年12月の追記
この時は知らなかったのですが、人生のわからないことやあいまいさに耐えること、これを詩人キーツさんはシェイクスピアさんをひいて、ネガティブ・ケイパビリティ(消極的能力・負の能力)と呼びました。
精神分析でも、ビオンさんがこのことにふれて、その大切さについて述べています。
これについては、「居心地」さんのブログが、2020年6月に、精神科医で小説家の帚木蓬生さんの『ネガティブ・ケイパビリティ』(2017・朝日新聞出版)という本をていねいにご紹介されていて、とても参考になります。 (2020. 12 記)
信じていたのは、小学2年頃まで
だったでしょう。
子供の夢に
大人は上手く付き合ってやることが
子供のためには必要でしょう。
無限の可能性を持つ子供です。
それを伸ばしてやるのが、大人の
役目でしょう。
それが、
将来の子供の人生に
大いに影響を与えるでしょう。
分らないことだらけでも
一緒になって考えてやること、
そして適切なアドバイスが出来たら
最高でしょうね。
有難うございました。
わからないことに不安になるのではなく、むしろわからないことを楽しめるようになりたいと思います。