2022年11月のブログです
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大沢たかおさんが主演をした『深夜特急』(1996~1998)をかなり久しぶりに観る。
20数年ぶりだ。
大沢さんがとても若くて、はつらつとしている(当然かもしれないが…)。
きっかけは、先日、沢木耕太郎さんの『深夜特急』の感想文を再掲した時にいただいたある方からのコメント。
「ブログを読んで、大沢たかおさんの『深夜特急』の動画を観てみたらとても面白くて、本も読んでみたくなりました」とあった。
なるほど、そういう観方もあるんだ、と目からうろこで、さっそく観てみたら、懐かしさもあって、不覚にも(?)はまってしまった。
例によって、なんとなく雰囲気だけは、おぼろげながらところどころ記憶があったが、ストーリーや映像はまったく覚えておらず、新鮮に(?)楽しんでしまった。
とてもいい映像で、今観ても色あせない素敵な番組ではないかと思う。
大沢さんの魅力が全開ですごくいい。
旅のエピソードも、なかなか素敵で、大部分は原作にもあったかどうか記憶が定かでなかったが(主人公が風邪でダウンした時のフランス女性とのエピソードだけはなぜか(?)しっかりと覚えていた)、楽しかった。
改めて、原作と映像は別物だと思ったし、それぞれの良さが感じられて、面白かった。
じーじの場合、映像を観てから原作を読んでもあまり失望をすることはないが、原作を読んでから映像を観るとどうも不満を感じることが多いが、良い作品はやはり両立するものらしい。
昔の映像の楽しみ方を教えていただいたので、記憶に残っているドラマやドキュメンタリーを少しずつ楽しんでいきたいなあと思う。 (2022.11 記)
本当にそうですよね。
一冊の本が人生のきっかけになるというのは、じーじにも経験があります。
おとなは面白そうな本をそのへんに置いておくのが、仕事かもしれませんね。
私は映像を見て興味を持ち、その後本を読んだ人間
当時私は40代前半で、思春期真っ盛りの3人の息子の母親でした。
これは青年の一人旅のバイブル本だと、若い子に読んで欲しいと思い、
大学を休学してアジアを旅するという知り合いの大学生に、手元に置いていた沢木耕太郎の「深夜特急」を
持たせた。彼がその後どんな旅をし、どんな人生を歩んだかを私は知らない。
でも、何かのきっかけで手にした本にその後の人生に大きな影響を与えることがある。
だから読んで欲しい、本を。