特定秘密保護法案、この解説で理解が進んだ！

特定秘密保護法案が成立してしまいましたな。

わたくし、個人としては

極めて残念な国会の仕事ぶりだったと思う。


単独過半数、

安定政権、

決められない政治からの脱却。


薬には効能と同時に副作用があると聞くけど、

今回は副作用が明らかに強すぎる。


んが、この特定秘密保護法案のどこが悪いのか、

自分自身で法案の法文そのものを読んだ人は

例えば有権者のうち、

どの程度の割合なんだろう。


わたしは少ししか目を通せていない。

でもなんとなく、

戦争やテロばかりを想起させるものではなかろう、

と感じてはいた。


そして朝日新聞のこの記事

「秘密保護法案の疑問点　弁護士によるネット解説の概要」

を読んでそういうことかと理解が進んだ。



特定秘密として決定することに至ったその行政判断や手続きといった

法の運用面の公正さを担保する制度設計が欠けている様子。


ということは、


特定秘密として決定することに至ったその行政判断や手続きが

恣意的にならないよう牽制する仕組みが用意されていない

ってことだな。


内部告発を封じるために利用される法律であってもならないし、

「知る権利」が

「知らないうちに」

制限かけられるようであってはならんでしょ。


われわれ一般人にはどういったものが秘密なのか

分かりっこないわけだけど、

運用の不適切さを司法で争うこともできない

ってのが

このたびの立法機関（特に与党）の仕事ぶり、

ということだろう。


あぁ～ぁ。