田万川散歩

都会に伝えたい田舎の空気

たまがわ復興いちば

2013年09月10日 01時20分01秒 | 日記


!!開催決定!!
●豪雨災害復興支援企画●
『たまがわ復興いちば@道の駅ゆとりパーク田万川』
日時:平成25年9月16日(月・祭) 10時30分~


7月28日の田万川・須佐地域豪雨災害からすでに1ヶ月半が経ったが、未だに道は崩れ、流れてきた草木は橋を覆い、自宅に帰れない人々が仮設住宅で暮らしている。

災害以降、僕はほとんどその復旧作業に貢献していない。仕事と育児で時間がないというのは言い訳になるが、
一番身近な妻の実家でさえ手伝えていないのがとても心が痛い。
東日本大震災の後も、何かしなくてはと思いながら結局何もせず、遠くのことだと通り過ぎてしまったように思える。

何かできることはないか、と考え、今近くで起こっていること、それは家屋がやっと片付き始め生活ができる状態になってきた
人々が廃棄となってしまった家具・家電の代えを求めている。
災害後、いたる所に廃棄された家具家電の山があったのを見た。
動ける世代、情報を持っている世代は隣の町やインターネットで買い揃えているかもしれない。
けれど、ここは高齢社会の一丁目。足も情報もない人々もたくさんいる。
まして、被害にあった直後に新品の家具を買い揃えることを必要としていない人たちがたくさんいるはず。
だったら中古で買えばいい。そんな機会をここで作ればいい。

そんなことを考えて、自分なりに探したところ、宅急便のクロネコヤマトが家具家電のリサイクル品出張販売をしているのを
見つけた。早速問い合わせてみると、数日後には担当者が広島からやってきた。
この出張販売“クロネコキャラバン”は東日本大震災後の復興支援で始めたものだと。
それは好都合。今回の趣旨とも合致。互いに是非とも開催しよう!と意気投合。

そんなわけで、僕の発案が通り、この企画を開催することになった。
道の駅も場所提供で全面協力してくれた。社会福祉協議会をはじめ、行政やスーパー、薬局や農協、公民館、色々なところが
協力をしてくれている。萩ケーブルテレビも来てくれ、僕の抑揚のないアナウンスと、しまりのない顔を撮っていってくれた。

やっと出せた一歩。
僕の描く構想の一歩。