田万川散歩

都会に伝えたい田舎の空気

桜と生きる人

2016年03月31日 22時07分26秒 | 日記
年度最後の31日。急遽午前中は子守となりまたもや父は三人を連れて公園へ。
桜も場所によっては満開、まだまだのところもあった。









さて、この一ヶ月間は4回も葬儀へ参列しました。
お隣のおじさんや7年一緒に過ごした施設利用者様、そして職員のお父様。
やはり人の死を目の当たりにすると、年齢も生き方も様々ではあるが、生きることをについて強く思うことがある。

旅立つ時は本人がこれまで持っていた喜びや悲しみや憎しみなんかどうでもよくて、もちろん浄土に持っていくこともできない。どこにも残らない。ただ唯一残るものは、子供やその他の人たちの心にある在りし日の思い出。僕らは死者を見送る時、ただその思い出だけで頭が満たされる。

だから、こう思う。いずれどうでも良くなるのだから、普段から憎しみなんか持っても仕方ないなって。憎しみは自分だけを支える為にしか使えない貧しい感情だなって。それだったら残る人たちへの思い出をいっぱいにした方がいい。残せるものを残すほうがよっぽど生きている意味がある。

僕より若い職員が数年前に母親を亡くし、この度父親を亡くした。どんなに悲しいことか想像もつかない。父親と面識はないが、その職員の心中を考えるだけで胸が苦しくなった。
でも思い出はたくさん残っているんだろうなって思うと少し救われる。



今日の暖かさで、夕方には朝よりも桜が開いていた。



ジャガイモボーイ2016

2016年03月22日 01時41分21秒 | 日記
良く晴れたお彼岸の日。
慌しく、妻の実家へお墓参り。
ご先祖さまに言いたいことは山ほどある。
けど「見守っていてください」それで充分。後は現世が頑張ります。

そんな今日、職場の利用者さまを見送った。
僕がこっちへ来てから長く一緒に過ごし、いっつも同じ話をする笑顔の最高な女性だった。
まー坊を赤ん坊の頃から可愛がってくれ、「大きくなったねぇ」と一緒に喜んでくれた方だった。
夜中のオムツ替えの時は大声で「さむぅーいっ!!」と言う方だった。
数年前にがん末期でもう無理だと宣告され、まー坊を部屋に呼んで思い出に握手をさせたが
超回復でがんをほぼ死滅させ普通に元気になったすごい方だった。

さようなら。
一緒に過ごせてとても楽しかったです。
後は現世が頑張ります。

そんな今日、子供たちを公園へ連れて行き遊ばせた後、去年に続きじゃがいもを植えた。
一年前のジャガイモボーイ

一年経ったんだね。今年もたくましく手伝ってくれるまー坊。


また一緒に芋ほりできるといいね。




トコトコトレイン

2016年03月20日 23時28分50秒 | 日記
二時間ほど南へ下って岩国市錦町へ。パパは車中で食べようとおむすびを作ったぞ。
何度か訪れたことがあるけど、今回は子供達の遊び。
錦町はこんにゃくとわさびと林業の町。

目的は錦川鉄道というローカル線の線路を作る予定が中止となった跡地をてんとう虫デザインの車に乗って行くトコトコトレイン。森林の中を走る清流線は時間がなく、諦めた。





天気も良かったので思いの外、満員近いお客さん。トンネル内は子供や大学生が蛍光石で様々な絵を描いてあり、子供たちも「あっ、きのこ!」「雪だるまぁ!」と楽しんでる。コウモリが固まって休んでいるトンネルや満開なら見事であろう桜街道があり、また違う季節に来ても良いかな

駅では獺祭があったから自分と親戚に一本購入。ただいま嗜みながら書いております。飲みやすい、、飲みやすすぎる、かな。





帰路に『山賊』と言う有名なレストランへ寄ったけれど1時間待ちに跳ね返され、すぐに子供達は皆眠りについたので街まで帰ることになった

やっぱり季節が良いとおでかけは楽しい。車の中で喧嘩がなければ尚良い。




ストラディバリウス坊や

2016年03月20日 06時33分04秒 | 日記


今週は娘デートじゃなく、まー坊のレッスン見学。

準備がトロトロ、レッスン中にクニャクニャ、、。
でも、やるときはしっかりとやっていて、いつの間にか音符読める!と感動しながら30分見ていた。もうちょっとうまくなったら、二億円くらいのストラディバリウスでも買ってあげるからね。その前に、足汚いからしまむらで靴下買おうか。

まー坊はお母さんの同席時よりも真面目にやってますよ、たまに来て下さいと先生。甘えられないからね。



帰ってからは車のタイヤ交換。
普段はお店に任せるが、色々なことに関心と理解が増すまー坊には整備士になってもらい、仕組みと危険性を話しながら付け替えのお手伝い。キッザニア@ホーム。

青空の下で無心になれるひと時、癒される。

畑太郎

2016年03月18日 02時49分48秒 | 日記


朝イチの仕事は職場の畑作りから。

利用者さんの高齢化によりかつてできていた一緒に農作業が難しくなってきたから、近頃は熱心な職員さんが頑張って作ってくれている。たまには手伝わないとと耕運機すたーと!

安心安全な食材、日々の育ち具合を確認するのが楽しみな野菜作りの80年選手たちのため、作り続けることは大切なこと。