田万川散歩

都会に伝えたい田舎の空気

2014年11月25日 02時17分05秒 | 日記


先日、職場の利用者さんの実家へ渋柿が大量にあるとのことで、一緒に採りにいかせてもらった。
高齢者には柿採りは重労働。この辺りにはまだまだ渋柿がたくさん木になっている。
僕からみたら宝の山。これをどうにかしたいとずーと考えている。

その渋柿は職場へ持ち帰り、利用者さんがあっという間に剥きあげて吊るし、
正月前には良い感じの干し柿さんになる予定。

柿採りにいった際に、そのまま食べれる柿もまだ成ってるんだけれど
採るのが億劫、というおばあさんの訴えがあったので、それでは僕が採らせてくださいと
約束した。

ここからずっと山に入った、紅葉きれいな超田舎。
息子とその友達を連れて行ってやった。

僕が木に登り、木を切ったり、高枝切りバサミで柿を落とす。
柿の木はもろいので地上5メートルくらい上ると、案外怖い。
落とした柿をがきんちょらは箱に入れていく。
「あ!また落ちてきた!」
「こっちも落ちてきた!」
と楽しそうに拾ってくれる。

地域に子供のいないここのおばあちゃんはそんな子供たちの様子を
とても楽しそうに見ておられ、「久しぶりにたくさん笑った!」と
言われていた。

まー坊に木に登っている僕を写真に撮ってくれと言って撮ってくれたのがこれ。



まさかちゃんととれるとは。被写体を真ん中に入れて、上手なのにびっくり。

柿を何個採っただろう。100個くらいはゆうにあっただろうか。
もちろんおばあちゃんにもお渡しし、子供たちは駆け回って遊ぶ。
自家用トラックに乗れて大喜びの子供たち。








自然遊びに子供たちも楽しんでくれて何より。

しばらくは柿だな。





奈古の道の駅

2014年11月25日 01時46分57秒 | 日記


連休初日はお日柄もよく、目的地へ行く手前の道の駅でお祭りをやっていたので途中下車してみた。

リニューアルしたばかりのこの阿武町・奈古の道の駅は日本で一番初めにできた道の駅。
阿武町という自治体は萩市合併のときに参入せず、独自の政策で頑張っている。

芝生の上の遊具でまー坊やモコはお遊び。

そしてこの日からモコは熱を出すことになった。

帰り道にある汽車の鉄橋。




しあわせ写真コンテスト’14

2014年11月19日 04時49分46秒 | 日記
ピューリツア賞に一番近い男と言われている僕ですが、先月、萩市社会福祉協議会主催の
「しあわせ写真コンテスト」において去年に続き、二年連続「入賞」を頂きました。

名前のとおり、「しあわせ」を感じることの出来る写真がテーマで、
昨年は出産直前ではちきれんばかりのお腹を不思議そうにみる息子の写真
賞を頂き、今年はそのお腹から出てきた娘で賞を頂きました。



1歳になり、歩き出して初めて外で自由に遊び、たくさんの初めてに
楽しくて仕方ない、そんな写真です。
モデルはともかく、空の青、雲の白、芝の緑、そして黄色とピンクの派手な服と、黒い影の
コントラストが良かったなと思っています。
まるで、宇宙から地球にでんっと落ちてきた巨大児のよう。

来年は、もう1人のモコの写真で勝負だ。


歩き出したらあっという間にスピードアップ。
今じゃ「あぶなーい。動くなー!」と言うほうが多い。


ご近所散歩2014.11

スイバ

2014年11月18日 02時29分15秒 | 日記
週末、庭で作業をしているとき、まー坊が草を持ってきた。

「すいば!食べてみ。すっぱいよぉ」

また野草児になっている。
見るとどこでも生えてる雑草。
試しに食べてみる。

うん、酸っぱくてうまい!

「僕にもちょーだい」
まー坊はがっつく。



がぶり。



すっぱぁ!!



ネットで調べてみると、意外とメジャーな野草だった。
そういえば、僕も子供の頃、この茎をよくかじっていたことを思い出した。
家族旅行で行った清里でたくさんのスイバの茎を採り、洗面所で水に浸けている映像を
鮮明に覚えている。

高校の頃、友人と共に真夜中の新宿御苑に食パンとマヨネーズ片手に忍び込み、
食べれそうな葉っぱをパンにはさんで、マヨネーズをかけて食べまくったことがあった。
どうしてそんなことをしようと思ったか、誰が言い出したかは全く覚えていない。

ちなみに、その時間になるまで、新宿二丁目のゲイが集まる広場へゲイ見学へ
行き、ブランコに乗ったゲイさんにお食事に誘われたが断った。

新宿御苑は夜間閉鎖されているため、
「何だぁーーーおまえらぁぁーー!!」
と見回っていた警備員に追っかけられたことはもう時効。
昼間見つかっても同じことを言われただろうけれど。


ですから、葉っぱを食べる習性は、遺伝なわけで。






リーダー研修

2014年11月15日 06時27分00秒 | 日記
早朝、家の中でも吐く息が白い。そんな寒さ厳しい季節のなりまして。

寒さを感じるとよく思い出すのが、オーストラリアでのワーキングホリデー中に
過ごしたアデレード郊外の農場。
2週間、レモンの収穫のために窓のないほったて小屋に、カナダ人とニュージーランド人とこもり、
スプリング丸出しのベッドにダンボールを敷き、寝袋を二枚重ねてダウンを着ながら寝た。
夜は焚き火をしながら、ビールとタバコとその辺でとったリンゴを手に、何かしら語った。

この2週間が一年過ごしたオーストラリアで一番印象が残っている。

さて、9月に始まった認知症介護実践リーダー研修がやっとこさ終わろうとしている。
片道2時間の山口セミナーパークまで、3日間を3ヶ月、そして他施設実習として
これまた片道2時間の下関まで3日間。
我々山陰民はどこへ行くにも時間がかかる。それゆえに職員は様々な研修になかなか参加できず、
参加機会の多い都会に比べてとても不利だし、同じ分類のサービスを提供するためには
もっと足並み揃えられるようになって欲しいものと感じる。

他施設研修で僕のお世話になった下関の施設は新しくできたばかりの有料老人ホームで、
外観、内装共に旅館を意識して作ったというだけはあって驚くほどきれい。
職員さんのおもてなしも極上で、なんだか申し訳なく、「いやぁ、ここいいねぇ」と
仲間とコーヒーを飲みながらお勉強してきました。




あとは自施設での自己課題と、1月の全体への発表でおしまい。もうちょっとだ!