田万川散歩

都会に伝えたい田舎の空気

2012年08月31日 01時21分29秒 | 日記
妻が誕生日を迎えた昨日、また大切な人がこの世を去った。

介護という仕事柄、ここへ来てから何人もの、日本を支えてきた偉人たちを見送ってきた。

とても明るく、物知りで、戦争の話をしてくれ、苦労をモノともせず、家族を想い、冗談を言い、髪の毛に寝癖を立て、雑誌のムーを読み、笑点を一緒に見て笑った、短い間のお付き合いだったけれど、心に残る方。

ご冥福をお祈り致します。

合掌

ハッピーバースディ。

2012年08月30日 00時36分46秒 | 日記
妻みー坊の誕生日。

この近くにはケーキを買うところがない。
仕事のあと、以前ケーキを買ったことのある隣町の須佐の店まで車を走らせた。
入り口から店内のショーケースをのぞく。

ケーキがあるはずのそこにはひとつのケーキも並んでいない。
参った。

今日は早く帰ると約束した手前、片道20分かかる益田という街まで買いに行くと
帰りが遅くなる。

仕方がない。
とりあえず地元のコンビニのケーキで我慢してもらおう。

地元に戻りコンビニに入る。

「いらっしゃいませ」

ケーキが、ない。
参った。

仕方がない。
作ろう。

今日は僕が料理をする。
料理をしながらケーキを作る。

で、できた。
「俺のバースデーケーキ」



制作10分。
コンビニで唯一手に入ったシュークリームを贅沢二段重ね。
ホイップクリームでデコり、家にあったバナナ、ブルーベリーをのせ彩りにスイカを散らす。

わが子が不審そうな目で見る。「これはなんだ?」

そんなバースディ。

誕生日、おめでとう。





夏の思い出2012

2012年08月14日 02時50分45秒 | 日記


夏に入ってもうしばらく経つがまー坊と夏の遊びをほとんどできず申し訳ない気持ちでいっぱいである。

そんなわけでお盆に入って天気も少し崩れがちだけれど、今年初、正確には親子で初の海水浴に行くことができた。

ここは海の目の前、都会と違ってフル装備をする必要もなく、水着を着て車に乗り込む。
先にこちらの先祖のお墓参りをし、お隣須佐の海水浴場で小一時間、親子三人波に浮かぶ。まー坊も楽しみながらしきりに塩水のついた指をしゃぶっていた。



夜には地元の盆踊りがあるというので叔母からもらったじんべえを着せて行ってみた。



僕の地元の盆踊り大会と言えば出店がでて東京音頭なんかで華やかな祭モードであるがこちらは少し様子がちがう。
会場に祭壇があり、おそらく今年初盆を迎える方々の遺影が置かれていた。

当時小中学生だった僕らにとって盆踊りは好きな人の浴衣姿を見てドキドキするものであったが、なるほど、本来は迎えた死者との交流なのか。

よし、今日は夏の父親業ができた。

タイより友来たる

2012年08月10日 00時58分27秒 | 日記


ザンビアで僕が住んでいた集合住宅の管理をしてくれていたNGOにインターンで来ていた元気印の友人は
その後スリランカやパキスタン、南スーダンなど危険地域で平和構築などに尽力し、そして見事国連職員の
卵であるJPOに合格、現在はタイ・バンコクで活躍している。

そんな彼女がわずかな休暇を利用して遠路我が家まで遊びに来てくれた。
当時は想像もしていなかったお互いの境遇と過去の話に盛り上がり、まー坊はタイ人と日本人のどちらにも
見えるこの友人に少し緊張するもののすぐに打ち解け、出来るすべての芸を披露した。

雨女の友人のおかげで一ヶ月続いたカンカン照りがこの2日間は奇跡的に弱まり、わずかな雨さえ降った。
僕らは萩やお隣須佐のホルンフェルスと、お決まりのコースを急ぎ足で回った。

まー坊を海外に連れて行きたいと常々思っているのだけれどなかなかチャンスと決断が足りず
今もって昨年来てくれたタンザニアの友人宅へは行けていない。
今度こそ、タイなら行けそうだ。いや、行かねば!まー坊のパスポートを作りにいこう。