田万川散歩

都会に伝えたい田舎の空気

HAI-HAI

2011年11月30日 18時20分29秒 | 日記
これまでずり這いだったまー坊がやっとハイハイを始めた。

その瞬間に立ち合うことができ、すごい!やったな!という感動を、席を外していた妻のみー坊が戻るや否や
「おい!!ついにハイハイできるようになったぞ!!」
と伝えた。

すると彼女はこう言った。
「あぁ、昨日からしてるよ」
と。

温度差あり。



プリントクラブ

2011年11月24日 23時05分51秒 | 日記



今の若者は「プリクラ」が「プリントクラブ」の略だということを知っているか?
もはや「プリクラ」自体が忘れられたものになっているのかも。

明日、下関近くの福祉施設の見学のため、今日から下関に遠足に来ています。
夕飯をデパートのレストラン街で済ませたあと、階上にプリクラコーナーがあったからまー坊の記念に撮ってみた。

できてビックリ。
目が大きくなって、肌が白くなって、輪郭がシャープになって。
見事に整形されてできるんだね。

僕が大学生時代もプリクラは活躍していて、コンパの前には「今日この子が来るよ」なんて期待を煽っておいて実物は残念な感じということが多々あった(こちらが言えるルックスでないことは承知しています)。
今ならもっとその裏切りが多いだろうね。



戦場カメラマン

2011年11月16日 00時16分22秒 | 日記
いつも福祉の研修で行っている山口セミナーパークに、あの戦場カメラマン・渡部陽一氏が講演に来られた。

彼のことが大好きなみー坊は会場内で、僕はまー坊がいるのでロビーにあるモニターを見る。あの渡部節が講演だと更に激しく、ゆーっくりとお話された。



僕らもアフリカの貧しい子供たちを見てきたから彼の話はとても理解できる。
僕らの知っているアフリカは戦場でこそないが、HIV孤児や障害児をはじめとしたストリートチルドレンを目の当たりにし、渡部氏が今日何度も何度も言っていた「犠牲者はいつも子供」というフレーズが胸にしみる。

車を止めると寄ってくるストリートチルドレン。可愛そうだと少しでもお金を渡すと受け取った子供は喜ぶのも束の間、周りにいる少し年長のストリートチルドレンに暴行され、没収される。良かれと思ってしたことは結局犠牲を出すことになる。

こんな悲しい矛盾がたくさんあり、渡部陽一は更に過酷な戦場での生の経験を伝えてくれ、とても良い講演だった。









月灯り

2011年11月15日 00時39分56秒 | 日記


月灯りに感謝する、夜中でも明るい都会ではまずないこと。

朝、職場にカイ君と散歩をしながら出勤することが多々ある。
一日中、家の玄関にいるよりも太陽を浴びながら利用者の方々になでられるほうが
カイ君にとっても良い。

育児休暇中のみー坊もしょっちゅう職場に来るから明るいうちであれば一緒に連れて帰ってもらう。でもまー坊を前に抱いて暴れん坊のカイ君をつれて帰るのはかなり大変。
なので僕が帰る時間までたとえ真っ暗になろうが職場の玄関につながれてることも多々ある。
最近は少し帰るのが遅く、また日が短いので帰る頃には真っ暗。
ここの真っ暗はほんとの真っ暗。

朝は歩いて来たもんだから車は置いておらず、帰りも歩かなきゃならない。
これが怖い。
外灯一つ無い、視界ゼロの道。かろうじて白線が見える程度。
山からは獣の声が聞こえる。

職場を出ると僕とカイ君は猛ダッシュ。家までは約300メートル程度、ノンストップで走りきる。できるだけ車ともすれ違いたくない。暗闇で走っている人間が急に出てきたら車がびっくりする。32歳もこの時ばかりは平気に走れる。

これが満月だとだいぶ明るい。こんなにも月灯りは明るいものかと驚かされる。

元来歩くのが好きな僕はそうしたカイ君の散歩だけでなく、近くで飲んだ後なんかも歩いて帰る。

がしかし、
先日夜に車で帰っているといつも歩いているところ、家から100メートル程度のところで急にイノシシが車の前を横切った。「うわ、でたっ!」と思ったが、親イノシシが出てきてそのあと子供のイノシシ(ここいらでは“うり坊”と呼ぶ)がついてくるんだなと思ったら、続けてデカイのが3頭ドドドっと横切った。

散歩中にあんなのに遭遇したらひとたまりも無い。

今までみたいに無茶苦茶歩くのは控えよう。