ココロの居場所

平穏な居場所を求めるべく、日々、感じた事を掲載していきます。

生誕100年 岡本太郎氏、対極主義とは。

2011-05-18 22:59:54 | テレビ番組
「岡本太郎の代表作「太陽の塔」。実はその内部に高さ50メートルにも及ぶ、もう一つの巨大な作品があった。「生命の樹」、単細胞から人類まで、40億年にも及ぶ生命史を表現した大作である。岡本太郎は、なぜ「生命の樹」をつくりあげたのか? 去年12月に新たに発見された生命の樹の下絵。そこに描かれていた、太郎の文字“ナンダコレワ”。....岡本太郎は生涯、無数の《眼》を描いた。その《眼》は、社会のあらゆる惰性に怒りをもって闘いを挑んだ。」(日曜美術館より引用)     今回も、なかなか整理できなくて、気になるポイントを列記してみます。

・「人類の進歩と調和」 →大阪万博のテーマ
しかし、「人間的には、何も進歩していない。」
 岡本太郎氏の答えは。 →「太陽の塔」は、パビリオンの屋根を突き破り、調和を打ち破ってしまいました。

・人間の卑しさや、苦しみから解放されるには、「人間は単細胞に戻らなければならない。」
  →生命の樹 「ナンダコレワ」

・「芸術は、うまくあってはならない。
  きれいであってはならない。
  ここちよくあってはならない。」
(この言葉は、凡人には、どう考えても言えません。うまく、きれいに、ここちよくできてこそ、それを打破する意味があると思うのです。)

・「芸術は、問いかけである。」 →観る者に委ねられている。

・無条件に生きることが芸術
  → 生きている、その奇蹟に気づくこと。渋谷の駅にある「明日の神話」

  核爆発の場面を描いた「明日の神話」に、落書きとの速報がでてます。(2011.5.18)要チェック。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110518/art11051807240002-n1.htm

対極主義: 全く異質なものをぶつけ合う。
      例えば、生命的なものと人工的なものを合体させることにより、せめぎ合いが生ずる。

日曜美術館
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2011/0410/index.html

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