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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

岸田首相の最側近木原官房副長官が統一教会から推薦状受け取り。大串消費者担当副大臣と山田外務副大臣は推薦確認書に署名。井野防衛副大臣は法務省に統一教会関係者を招待。自民党と統一教会の癒着の闇が深すぎる。

2022年10月30日 | ダメよダメダメ岸ダメ政権

上の表に出てくる斎藤議員自身が素直にこう言っている。

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 世界中を飛び回って統一教会のイベントに出ていた山際大志郎経済再生担当大臣はやっと辞任したわけですが、岸田内閣の政務三役と統一教会との癒着に関してだけで、表題の4人の名前が挙がっています。

 統一教会の推薦確認書というのは、統一教会が自民党の候補者を選挙の応援をする代わりにこういう政策を実現するという事実上の政策協定で、統一教会側は憲法改正実現や安全保障体制の強化、同性婚合法化への慎重な対応を求めています。

 そして、自民党は国会議員への点検作業段階で、この推薦確認書の存在自体を隠していたので、そもそも質問事項に入れてもいません。

【どんだけ往生際が悪いねん】山際大志郎大臣がやっと辞任。統一教会と「付き合いがそれほど深くなく、自分の中に記憶が残っていなかった」(呆)と最後っ屁。岸田首相の無能無策の象徴で、任命責任は重大だ。

自民党議員への統一教会との接点の「点検」結果から、関連団体で講演した下村博文元文科相と杉田水脈政務官とマザームーンの山本朋広元文科政務官も漏れている件!自民党に自浄能力がないことは明らかだ。

【悪い奴ほどよく眠れる自民党の自己点検】統一教会との接点報告で名前が出なかった山谷えり子元大臣の選挙カーに「信者」が乗り、組織的応援。「山谷先生、安倍先生なくして私たちの御旨は成就できません」

 

 

 統一教会とこの政策協定を結んだ自民党議員は数十人いるというのですが、統一教会の霊感商法など消費者問題を担当する大串正樹デジタル担当・消費者担当副大臣が統一教会と政策協定を結んでしまっているのですから、言語道断。

 この二つの部門で大串副大臣の上司に当たる河野太郎大臣が、大串氏と統一教会との関係が消費者庁での議論にどのような影響を与えたか調査をしようともせず、

「今後の関係を断つということだから特に問題はない」

と言い切ってしまっているのですから救いようがありません。

 

 

 

 今、外務副大臣をやっている山田賢司副大臣が統一教会と政策協定を結んでいるのも恐ろしい話ですし、防衛副大臣をやっている井野俊郎氏がは10月28日の衆院法務委員会で、法務政務官を務めていた2016年11月、後援会員だった世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関係者に、法務政務官室など法務省内を案内したのではないかと問われ、しれっと

「記録はないが、対応した可能性は十分あるので否定しない」

と答えて悪びれもしないところも恐ろしい話です。

 

 

 そして驚きなのは、木原誠二官房副長官で、10月28日の衆院内閣委員会で統一教会からの推薦状の受け取りを認め、

「私、スタッフ、事務所を含めて当時の認識が不足していた。正しくなかった。深く反省し、おわびしたい」

というのですが、推薦状を受け取ったけれども署名はしていないと言い張るんですよ。

 そんなことあり得ないでしょう?

 

 

 しかし、自民党と統一教会の癒着で恐ろしいのは、自民党が点検さえしようとしない地方議員です。

 菅前首相のおひざ元である自民党横浜市支部連合会(市連)は2022年6月、統一教会関連の政治団体である「国際勝共連合」の神奈川県本部代表の男性に、自民党員を10年間続けているとして「永年継続表彰」をしていました。

 鹿児島市議会の自民党市議団は国際勝共連合出版の機関誌「世界思想」を会派として購読し、政務活動費から購読料を払っていたことがわかりました。

 全国で統一教会に取り込まれている地方議員がいったいどれくらいいるのか。

 こんな政党が自浄作用で統一教会と手を切れるわけがないわけで、統一教会から宗教法人格を奪うとともに、自民党を政権交代させて放逐するしか、統一教会が政治に及ぼす影響を遮断する方法はないでしょう。

こんな小物たちより大物の問題が残ったままだし。

安倍晋三元首相と並ぶ統一教会票の手配師、細田博之衆院議長にまだ立法府の長をさせているのが、岸田自民党が統一教会と手を切る気が全くない何よりの証拠だ。

 

関連記事

自民党と統一教会の「接点」追加報告から、またも山際大臣・山谷えり子・下村博文・杉田水脈・山本朋広各議員の名前漏れ。さらに萩生田政調会長の「統一教会の解散命令請求は難しい」のお前が言うな感が凄い(笑)。

統一教会との関係を誤魔化すために、急にバカのふりをし始めた高市早苗、萩生田光一、杉田水脈、松井一郎氏ら統一教会かつ右翼の面々(笑)。ま、元からそんなに頭は良くないわけだがwww

山谷えり子議員もいまだに自民党の点検作業では名前が出てこないまま。

 

統一教会隠しをしようとした岸田政権が内閣改造で統一教会関係者が増え、第2次岸田「ド壺」内閣に(笑)。統一教会と手を切れない岸田政権は安倍氏を統一教会合同葬にした後、一緒に解散せよ。

岸田内閣の閣僚と副大臣・政務官74人中、杉田水脈議員ら28人が統一教会と癒着。一方、統一教会はソウルで安倍晋三元首相の追悼献花式。そんな安倍氏には国葬より自民党と統一教会の合同葬こそふさわしい。

中身は統一教会そのもの。
 
「男女平等は反道徳の妄想」「男女差別はない」「女性はいくらでも嘘をつく」「LGBTに生産性はない」と差別意識丸出しの発言を連発してきた杉田水脈議員を政務官にした時点で岸田内閣はアウトなのだ。

 

 

 

 

わたくし、社会派ブロガーの名に懸けて、ニュースアプリを10個くらいスマホに入れているんですが、ああいうアプリってご主人様がどういうニュースに興味あるか傾向を分析して、そういうニュースを優先的に上に持ってくるじゃないですか。

そしたら、もう、スマホが連日統一教会だらけでブルーになるんです(-_-;)

今日は滞貨一掃で一つ一つについては細かく書きませんでしたが、外務・防衛・法務・消費者問題とか、なんだか統一教会は国政の中枢とか、自分たちに影響のある部署の副大臣を狙い撃ちにしている感じさえするんですよね。

そして手つかずのままの地方政治なんて、いったいどれだけ統一教会が入り込んでいるのか見当もつきません。

もう呆然としてしまって、かえってブログを書く気力が萎えそうな毎日です。

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山田外務副大臣は、去年の衆議院選挙の際に、旧統一教会の関連団体の「推薦確認書」に署名していたと公表し、当時の認識について「問題意識が低かったことを反省している」としています。

複数の自民党議員が国政選挙の際に旧統一教会の関連団体と「推薦確認書」を取り交わしていたことをめぐり、山田外務副大臣は去年9月に「推薦確認書」を提示され、署名していたことを確認したと28日、書面で公表しました。

書面では「人を集めるので国政報告をしてほしいと言われ活動について話をした後、推薦するので文書にサインしてくれと言われて書いた。選挙直前の慌ただしい中とはいえ、内容をよく確認せず署名したのは軽率だった」としています。

そのうえで「団体と旧統一教会とは別のものだという認識でおり、今報道されているような問題意識が低かったことを反省している。今後は関係を持たないことを約束する」としています。

また、公表が28日になった理由については「きのう、公務の海外出張から帰国したあと調査し、確認した」と説明しています。

 

井野防衛副大臣は法務政務官を務めていた当時、旧統一教会の関係者を法務省内の政務官室に招き入れていたとの指摘を「否定しない」としたうえで、今後は一切関係を持たないと強調しました。

衆議院法務委員会で、共産党の本村伸子氏は「井野防衛副大臣は、後援会のメンバーとして、旧統一教会関係者を法務省や政務官室に招き入れていたと一部で報道されている。極めて重大だ」と述べ、事実関係をただしました。

これについて井野副大臣は「記録はなかったが、一般的に地元の支持者から要請があった場合には、法務省見学や懇談の場を持つことはあった。後援会のメンバーの方が法務省に来たことは否定しない」と述べました。

そのうえで、今後は一切関係を持たないと強調しました。

また、この後援会を解散したのかを問われたのに対し「後援会の会長には、今後関係を持てないので解散してほしいと申し上げているが、その後どうなったかの確認はまだ来てない」と述べました。
 
 

 

公開日: 更新日:

 往生際が悪かった山際前経済再生相がようやく辞任した途端、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の問題が各方面に飛び火だ。

 自民党が公表した「点検結果」に名前がなくノーマークだった大串正樹・デジタル副大臣が26日の衆院厚労委員会で突然、旧統一教会側と事実上の“政策協定”を結んでいたことを認め、自民党内に警戒感が広がっている。大串氏は、旧統一教会の被害者救済に関わる消費者庁の担当副大臣でもある。

「統一教会の問題では、辞任した山際前大臣が注目を一身に集め、防波堤の役割を果たしていた。それが決壊して、問題があちこちに波及すれば、総崩れになりかねない。実際、予算委が終わって各委員会が店開きし、動き出したことで、教団と親密な関係にあった副大臣クラスが次々とあぶり出されている。会期内にすべての法案を成立させられるか怪しくなってきました」(閣僚経験者)

 山際氏の際立つ存在感が、“水際対策”として役立っていたというのだ。その盾を失い、一気に問題が噴出してきた。

 

 

公開日: 更新日:
 

 一難去ってまた一難、いやいや身から出たサビだ。

 自民党と旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着の解明がちっとも進まない中、瀬戸際大臣(山際大志郎前経済再生相)の更迭で局面打開を図った岸田政権が早くも大揺れしている。教団の関連団体「世界平和連合」や「平和大使協議会」から事実上の「政策協定」である推薦確認書を提示され、署名していた副大臣が次々に判明。首相最側近の木原誠二官房副長官も推薦状を受け取ったことが明るみに出たからだ。言うまでもなく、すべて自民党の議員だ。

 旧統一教会サイドと推薦確認書を交わしていたのは、消費者担当副大臣を兼務する大串正樹デジタル副大臣と、山田賢司外務副大臣。いずれも、昨年10月の衆院解散前に署名していた。憲法改正実現や安全保障体制の強化、同性婚合法化への慎重な対応など、教団が関連団体と一体化して掲げる政策の推進を約束したということだ。井出庸生文科副大臣は提示されたものの、署名は断ったという。

 政権にとって、瀬戸際大臣を上回るインパクトなのが木原氏だ。28日の衆院内閣委員会で共産党の塩川鉄也議員から追及され、推薦状の受け取りについて「私、スタッフ、事務所を含めて当時の認識が不足していた。正しくなかった。深く反省し、おわびしたい」と認めた。直近4回の衆院選で受け取った約1000枚の推薦状のリストをチェックし、確認したという。推薦確認書への署名は否定し、「具体的に政策要望などを受けたことはない」などと釈明したが、推薦状をもらったのは、すでに官邸の要である官房副長官の任に就いていた昨秋の衆院選のタイミング。脇が甘かった、じゃ済まされない。

2016年12月に関連団体主催の会合に参加していたことも、報道を受けて「記憶が呼び覚まされた」とか言って渋々認めたくらいだから、濃厚な接点が後から後から出てくる可能性がある。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「官房副長官は首相の外遊にも同行する官邸の要職。安倍・菅政権以降も統一教会が官邸にまで入り込んでいた衝撃は大きい。霊感商法などの被害防止策を練っている消費者庁担当の副大臣が利害関係者と近しかったのもヒドい話です。岸田首相は〈国民の声を受け止め、一つ一つ結果を出す〉なんて言っていますが、世間から見れば言っていることとやっていることは真逆。茂木幹事長に押し返され、党内の膿を出し切らなかったツケが回っている」

 中川貴元総務政務官は昨秋の衆院選で教団関係者に電話かけを手伝ってもらい、井野俊郎防衛副大臣は16年11月に後援会メンバーだった教団関係者を法務省内を見学させた可能性を認めている。

 木原氏は今や懐かしい小泉チルドレンの1人。野党から寝返った井出氏と当選1回の中川氏を除く3人は安倍チルドレンだ。地盤が弱い連中が教団票にすがった構図が浮かび上がる。

 

 

河野消費者担当相、署名の大串副大臣は「問題ない」 旧統一教会関連団体推薦確認書

河野太郎デジタル担当相(関勝行撮影)

一方、政府が今国会で成立を目指す、被害者救済法案の新法に関しては「(消費者契約法改正案など)準備ができた法案から順次お示しする」と述べるにとどめた。

 

 

世界平和統一家庭連合の本部

世界平和統一家庭連合の本部

 自民党横浜市支部連合会(市連)が6月、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連の政治団体「国際勝共連合」の神奈川県本部代表の男性に、自民党員を10年間続けているとして「永年継続表彰」をしていたことが分かった。自民党は教団と組織的な関係はないとしているが、深いつながりの一端が浮かんだ。(志村彰太、米田怜央、森田真奈子)
 表彰は6月6日の市連大会の際に行われ、男性の名前は配布された冊子の表彰者一覧に掲載された。市連によると、一般党員は入党から10年ごとに全員が表彰され、山下正人幹事長(横浜市議)は「一人一人の背景を調べておらず、男性を特別扱いしているわけではない」と説明する。
 男性が入党した経緯は不明。男性を巡っては今月19日の参院予算委員会で、教団との接点が相次いで発覚し24日に辞任した山際大志郎・前経済再生相が、自身の支援者であると答弁した。県内の自民地方議員は「市連と勝共連合をつなぐ窓口的役割を担っている」と証言する。
 また、男性は2018年、自民党が法制化を目指す「家庭教育支援法」を巡り、県内の自民地方議員に制定を求める意見書案の提出を働きかけていたことが判明している。
 霊感商法被害救済担当弁護士連絡会事務局長の渡辺博弁護士は表彰について、「旧統一教会と自民党は一体だと言っているようなもので、教団にお墨付きを与える」と批判する。
 市連は「一般党員に思想信条を聞くのはプライバシーの侵害になる。離党勧告や除名の対象は議員を想定しており、一般党員に辞めろとは言えない」(山下幹事長)とするが、渡辺弁護士は「党本部として、反社会的な活動をしている団体の関係者だと判明したら、党籍を剥奪するという方針を示すべきだ」と述べた。
 
 

自民市議団、旧統一教会系の機関誌購読 購入費は政務活動費 市議1人が「見識深まる」と提案 鹿児島市議会

 2022/10/29 13:42 南日本新聞
 
鹿児島市議会
鹿児島市議会
 鹿児島市議会の自民党市議団が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の政治団体「国際勝共連合」出版の機関誌を会派として購読し、政務活動費を払っていたことが28日、分かった。仮屋秀一市議団長は「関連があると意識していなかった。今後は気を付けたい」と話した。

 政務活動費収支報告書によると、2020年10月と21年4月に「資料購入費」名目で、計1万6200円を支払った。仮屋氏によると、市議の1人が「見識が深まる」と購読を提案した。現在はやめている。
 
 

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1 コメント

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不思議、ふしぎ (ゴメンテイター)
2022-11-01 18:20:10
本当に不思議な話ばかりです。

報道によれば、ご高齢の女性が統一教会に1億円を献金した際に、「返還を求めない」とする念書を書かされていたとのことです。
寄付をするときに、「返還を求めない」とする念書を書きますか?
こういうことをしていること自体が、犯罪組織である証左なのでしょう。

統一教会の信者である親から虐待を受け続けた、という告白もありますね。
虐待は犯罪じゃないのでしょうか。

被害者の救済と言いながら、加害者を野放しにしていますね。

これだけ統一教会が犯罪組織である証拠が出てきても、宗教法人としてのさばらせるのでしょうか。

多くの人が勘違いをしていますね。
宗教法人が罪を犯したのではなく、犯罪組織が宗教法人格を取得していたというのが事実でしょう。
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