朝まで生テレビ

2017-08-15 21:15:21 | 日記
私がこの番組に出会ったのが1989年で「どこへ行く。日本そして日本人」で刺激を受けました。

ちょうどこの時期は大学受験が控えていて、昭和天皇が崩御されかかっていた時期です。

参加者を今でも覚えています。着席順に書いてみます。


故・大島渚、故・池田満寿夫、故・小田実、石川好、江田五月、故・日比野克幸、ルペン・アビト、小中陽太郎、黒木瞳、故・渡部昇一、栗本慎一郎、猪瀬直樹、西部邁、故・野村秋介、舛添要一、八幡一郎、
デーブスペクター、故・黒川紀章、故・野坂昭如。


これだけの知識人・評論家がそろえば相当激烈な討論番組が予想されるでしょう。現実その通りでした。

わたくしは、これをビデオに録り何度も見ました。

明治大学教授・栗本慎一郎先生が出ていたのも、明治大学受験のきっかけになったことは事実です。

今の朝生は、田原総一朗さんが政治家とエコノミストばかり集めているので、番組としてつまらないです。

ポバーの『開かれた社会とその敵』

2017-08-15 07:47:41 | 日記
もう一度読まなくては・・・

本文とほぼ同じ分量の注、きついです。

プラトン、ヘーゲル、マルクス批判。

友人のハイエクと同根だ。

モンベルラン・ソサイエティ―。

プラトンの『国家』、『法律』から手を付けるかな。

やめようかな。

『法律』はやめて『国家』に集中しよう。

ヘーゲルは『法の哲学』で、マルクスはわからないです。

あと5か月弱で今年も終わる

2017-08-14 21:33:04 | 日記
もう夏になっていた、知らぬ間に。

これからが本番の研究だ。

社会契約論者たちをロールズを起点にクロスさせながら論じてみたい。

そして一冊の本にまで仕上げたい。

テーマはいくらでも転がっている。

読書の軌道修正をしなければならない。

スピノザ、ホッブズ、ロック、ルソー、カント、そしてロールズ。

いずれも時代の旗手だ。

分厚いホッブズの著書を読み終えなくてはならない。

わたくしは、永井道雄訳で以前に何回か読んでいるが、水田洋訳はその二倍の分量の訳となっている。

当然水田訳を読んでいるが、読むのに骨が折れる。

訳した水田先生には脱帽である。

徹夜の反動

2017-08-13 22:57:19 | 日記
徹夜をしたもんだから、休みをいいことにして、14時間も睡眠をとりました。

まだ眠いのですが、来年の本出版に向けて今日の夜も頑張りたいと思います。

最近、餃子を食べることに凝っていまして、3時間前に食べました。

読書⇒ハンドアウト作成⇒読書⇒ハンドアウト作成・・・の一連の作業を続けています。

終わった時の爽快感は格別のものがあります。

健康  メガ・ビタミン主義

2017-08-12 23:40:49 | 日記
一日ぐらい寝なくったって、普段のサプリメント摂取のおかげでちゃんと活発に生きています。

三石巌先生が考え出した「メガ・ビタミン主義」を実行しているので健康でいられます。

ビタミンはすべて摂っていて、しかも大量に毎日飲んでいます。

そのおかげで睡眠がよく取れます。

痛くない腹を探られるのは嫌なのでメーカー名は伏しますが、ビタミンは大量に摂ることが長生きの秘訣だと信じています。

嘘だとお思いの方は、三か月間実践なさってみてはいかがでしょうか。

脳の覚醒も十分で仕事もスムースに行えるようになります。

わたくしのメガビタミン主義を実行し始めたのは、2004年体調を崩した時からです。

今は十分健康です。

皆様も試されてはいかがですか。

今日は徹夜でまだ寝ていません

2017-08-12 06:55:48 | 日記
ホップズの『哲学徒と法学徒との対話』『法の原理』『リブァイアサン』を読んでいます。

ホッブズ一色です。

ホッブズ理論は物体論・人間本性論から始めることに特色があります。

国家に自然権を譲渡するのは、自然状態の闘争心からではなく相互不信からなるというくだりも経験的に見て妥当かなと思います。

しかしロールズの原初状態からみれば、ホッブズの自然状態を設定してしまえば経験としては成立するといわれるがー疑わしいもののー政治哲学ではないということなのでしょう。

わたくしもホッブズが好きではないのがこの点なのです。

いずれロールズとホッブズの対決を論文に書き、ことほどさような状況に楔をうとうと思います。

                                                                   板橋亮平


ロールズの重合的合意論

2017-08-11 01:39:58 | 日記
重合的合意の重なり合う部分が正義の政治的構想によってしっかりと繋ぎ止められてかろうじて部分たり得ているのか、それともその逆なのか、つまり正義の政治的構想なるものが、包括的教説が重合することにより生み出されるのか、ロールズははっきりと述べていない。

この事態はどうでもいいというようなものではなく、後期ロールズを確立するうえで試金石となっている。

仮に政治的構想がa partを作り出しているのならば、どの程度なのかというa partの大きさと深みが問われることになる。

そして仮に後者だとすれば、包括的教説が政治的構想を樹立しているということになりこの思考は落第なのである。

いずれにせよ、後期も社会契約論の構図を前面に打ち出せばよかったのではないか。

                                              板橋亮平

Common Sense

2017-08-07 23:48:24 | 日記
共通なる感覚=常識ですが、わたくしなりの解釈を施せば歴史・伝統・文化に堆積している「知恵」wisdomだと思うのです。

ホッブズにしろ、スミスにしろ、ミルにしろ、彼らの理論は歴史に沈潜している「知恵」が宿っています。

このようなパースペクティブから諸理論を眺めてみると、どの理論もユニークではあるもののどこかでつながっています。

それが理論の共通認識であることは論を俟たないでしょう。

歴史と理論は、どちらが欠けても哲学にはなりえません。

それは政治哲学についてもいえることでしょう。


猛暑はない

2017-08-04 07:48:28 | 日記
異常気象なのでしょうか。

クーラーをつけていると途中で寒気がします。

外へ出ても汗はそれほどかきません。

冷たいお茶を飲みながら読書。

贅沢ではありませんか。

自由概念は本当に難しい。

わたくしは、ロールズのリベラリズムがしっくりいくのですが、リバタリアンのノージックがいいという人もいるでしょう。

両者は論争をしましたが、両者がともに権利基底的である点は両者が自己をカンティアンと称していることからも共通していると了解されることでしょう。

わたくしは、リバタリアニズムにも親近感を覚えます。

ノージックの分厚い『アナーキー・国家・ユートピア』も再度読まなくてはなりません。

個人の尊厳を十二分に尊重する

2017-08-04 00:01:45 | 日記
個人の尊厳をほ尊重するということは個人の自由を最大限尊重するということにつながります。

この個人の自由を尊重するということは、場合によっては他者が犠牲になって自己のselfを譲ることをも含意します。

ロールズはここが曖昧なのですが、リベラリズムは犠牲の構想をも標榜してこそその真価が問われることになるでしょう。

リベラリズムは「なんでもやってよい」というディスクールではなく、「なんでもできない」というリストリクティド・クレイムを標榜するというわけです。

公共性は、全員一致の事柄にのみだれにでも解放されているということを保障します。

多数決主義が危ういことを熟知した万人の理性が公共的理性と仮にするならば、それは真理の探究を行う人々の姿勢を正すことにもなるでしょう。

わたくしはかかる観点からこれから読書を行い、リベラリズムの神髄と本質を探究しようと考えています。

英単語集・熟語集の是非

2017-08-03 22:06:13 | 日記
基本的に学校で与えられるもの以外必要ないと思います。

NHKの英会話で出てくる一年分の単語・熟語は膨大です。

これらを覚えるだけでも大変です。

私見ですが、単語・熟語は文とともに覚えるのが一番効率的で定着率も高いと思います。

まめ単なんかを一から覚えるのは無駄だと思います。

記憶力のいい人は、一気に覚えられるのでしょうが、一般の受験生は必要ないと思います。

なにより英語が好きになり、英語を使って会話することに楽しみを見出す、これが英語マスターへの近道だと思います。

わたくしが高校時代にやっていた英語の勉強法は、nhkの「英会話」のテキストを何度も口に出して読んで、ノートにダイアローグを書きまくっていました。

英語の成績は常にオール5でした。

さて話は変わりますが、先年、フランス語・イタリア語・ロシア語の習得を目指して頑張るといいましたが、スぺイン語とごちゃ混ぜになり、挫折しました。

いまは、英語だけできれば研究に支障はないので問題はありませんが、投資したお金がもったいないなあと感じる今日このごろです。

国際共通語の英語だけできれば、他の言語で書かれた文章も英語訳されるので問題ないです。


NHK語学番組

2017-08-03 17:19:11 | 日記
テレビよりはインターネットで聴ける語学講座をお勧めします。

わたくしは、中学一年の時に「基礎英語」を当時、津田塾大学教授だった上田明子先生から習い、中学二年の時から「続基礎英語」と「英語会話」を同時並行的に聴いていました。

続基礎は早稲田大学教授の故・田辺洋二先生担当で、英語会話は早稲田大学教授の東後勝明先生担当でした。

高校に入ると、島岡丘・筑波大学教授の「英会話」、大学入学まで清泉女子大学教授の大杉正明先生の「英会話」を聴いていました。

学校の英語がつまらなくて、NHKの英語講座は熱心に勉強したために明治大学に入学できました。

わたくしが一番影響を受けた先生は大杉正明先生で、ジョーク交じりの講座は忘れられません。

母と同年であることでも共感を持って聴いていました。

受験生で英語の教材がどれもこれも合わないと思ったら、遠山顕先生の「英会話」を聴くことをお勧めします。

これプラス英文法問題集で明治には入れると思います。

がんばってください。

Practice makes Perfect !

日本臨床政治学会に論文提出

2017-08-02 21:05:09 | 日記
よく書けたかはともかく、言いたいことは伝わると思います。

ロールズの「理論」編を徹頭徹尾、右から左へ批判しましたが、序説の感が否めませんのでタイトルにも「序説」と書きました。

わたくしは今後のために、読書量を増やし、一度読んだ本も数回読んだ本も、重要な本と呼ばれるものについて、精読しようと思います。

・8月・9月

ジョン・ロック『統治二論』
ジョン・スチュアート・ミル『自由論』、「功利主義論」
アダム・スミス『道徳感情論』
トマス・ホッブズ『リヴァイアサン』1-4
ロールズ『正義論』第二部

・10月・11月
ヒューム『人性論』
セン『正義のアイデア』
ウォルツァー『正義の領分』
アリストテレス『政治学』
プラトン『国家』
ロールズ『正義論』第三部