<日露首脳会談>経済活動実現を協議 首相「関係が前進」

2017-04-28 00:14:56 | 日記

【モスクワ仙石恭、杉尾直哉】安倍晋三首相は27日午後(日本時間同日夜)、モスクワを訪問し、ロシアのプーチン大統領と会談した。昨年12月に山口県長門市と東京で行った前回会談では、北方領土での共同経済活動の交渉開始で合意しており、その具体化や、元島民の墓参拡大について協議したとみられる。両首脳は会談後、共同記者発表を行う予定。ロシア極東地域などを対象とした「8項目の経済協力プラン」についても具体策の進展を確認する見通しだ。(毎日新聞)

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6237967

精読か速読か

2017-04-24 21:23:04 | 日記
わたくしは、精読です。

キャパシティの問題もあって、精読ということもあるかと思いますか、頭にコンテンツを残す方法は私にはないのであります。

ところが速読する人は、精読もかねて頭に残ります。

でなければ乱読になってしまうからです。

読書は自分のスピードで読むことがベストだと思います。

そして私は、いくつかの本を併読して読んでいます。

結果たくさん読んだことが中期的に達成できます。

板橋亮平

ホッブズとロールズの理論構成の比較

2017-04-23 21:22:22 | 日記
一日中、ホッブズ漬けになっていました。

ロールズとのアナロジーとディファレンスをノートに整理しました。

まだまだ完成途上です。

合理性を道理的に同意することは何なのか、それが明晰になったとして何の意味があるのか。

社会契約論を構成することの意義上、道理性と合理性の観念はロールズ理論にとって大切です。

<退位>後は公務行わず 称号「上皇」 有識者会議最終報告

2017-04-21 22:50:31 | 日記
 安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長・今井敬経団連名誉会長)は21日、首相官邸で第14回会合を開き、天皇陛下の退位に関する議論をまとめた最終報告を首相に提出した。退位後の陛下の活動について、象徴としての地位に基づく公的行為は行わないとした。

 首相は会合で「最終報告を参考としつつ、陛下の退位を実現する法案の立案を進め、速やかに国会に提出するよう全力を尽くしたい」と語った。

 最終報告はA4判20ページで官邸のホームページで公表された。新天皇との間で象徴や権威の二重性が生じる可能性について、「退位後にどのような活動をされるかによるところが大きい」と指摘。陛下が取り組んできた被災地訪問などの公的行為を退位後に「基本的に全て新天皇にお譲りになる」とした宮内庁見解を引用し、「このような整理が適切」と結論づけた。

 退位後の称号は「象徴天皇であった方を表す新たな称号として『上皇』が適当」と明記。皇位継承順位から外し、摂政・臨時代行の就任は認めず、皇籍離脱も認めない。

 皇后さまの称号は「上皇と一対になる」として、歴史的に使用されたことがない「上皇后(じょうこうごう)」とした。また、上皇と上皇后のお世話をする組織「上皇職」を新設する。

 退位後に皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」となる秋篠宮さまは「秋篠宮皇嗣殿下」などと呼ぶ案を示した。現在の皇太子さま並みの処遇とするため、秋篠宮さまの皇族費は3倍に増額する。皇族減少対策については「速やかに検討を行うことが必要」と盛り込んだ。

 有識者会議は1月、一代限りの対応を促す論点整理を公表。衆参両院の正副議長は3月に特例法での対処を求める国会見解をまとめた。最終報告は特例法の是非には触れず、国会見解を紹介することで特例法を前提とした制度設計を示す形になった。

 政府は5月の大型連休明けに、正副議長の下に各党の代表者が集まる全体会議に法案の要綱を示す。事前に与野党の合意を得てから国会に提出することを目指している。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170422k0000m010120000c.html【田中裕之】

ブルンナー 正義論

2017-04-17 22:45:38 | 日記
ロールズは用いない概念としての「自然法」によって正義を語っています。

この著書に出会わなければキリスト教に対する敬愛の念も芽生えなかったかもしれません。

近くの教会の祈祷会に再チャレンジするのもよいかもしれません。

ロールズは、教義・宗教・教導体を政治の正義の中核にすることを峻拒します。

ロールズがPolitical Liberalismの著作で反発を食らうのもこういうところにあるのかもしれません。

ロールズのいう政治「哲学」の内容が希薄なのは、それはそれでいかしかたないことで、理論構成上なるべくしてなったといえましょう。

そこにこそロールズ「政治哲学」の「寛容さ」が示されてくるともいえます。

ロールズとロックはここで出会うことになると思います。




暖かい毎日

2017-04-16 21:10:34 | 日記
いま、日本臨床政治学会の投稿論文について何を書くか迷っています。

さしあたり、ロールズとホッブズについて書こうと思います。

ロールズは、後期において『正義論』の構図がホッブズ的であったことを述べたが、『政治哲学史』ではまた後退しています。

そこのあたりを精査したうえで理論構築をしないと、どっちがどっちなのか読者が迷ってしまうので、いま、『法の原理』と『ロールズ政治哲学史講義』を読んでいます。

まだ時間はあるのでゆっくり省察したいと思います。

天皇退位「来年12月下旬」案=新元号は19年元日から―政府

2017-04-12 21:51:18 | 日記
天皇陛下の退位と皇太子さまの新天皇即位の時期について、2018年12月下旬とする案が政府内に浮上していることが分かった。新たな元号に改める日は、国民生活への影響を最小限にするため19年1月1日を想定している。元日には新年行事が多く予定されているため、代替わりを前倒しするものの、改元までの移行期間を数日程度にとどめたい考えだ。政府関係者が12日、明らかにした。

 陛下が退位される日として候補に挙がっているのは、18年12月26日から31日までの間。同23日は陛下の85歳の誕生日で祝賀行事があり、大正天皇逝去の日に当たる同25日は皇居で祭祀(さいし)が行われることから、同26日以降の代替わりが望ましいとの判断が強まっている。皇太子さまが次の天皇に即位しても、改元までは現在の「平成」が使用される。

 退位時期をめぐっては、当初、19年元日に改元と併せて行う案が有力視された。しかし、宮内庁は「元日は皇室にとって極めて重要な日だ」として、新年行事に加えて陛下退位と新天皇即位のための儀式を同じ日に実施することは困難との立場を明確にしていた。 
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170412/Jiji_20170412X645.html

陛下が退位することへの反発を表明する人間は保守派ではない

2017-04-08 00:48:55 | 日記
陛下は、人間である。

父上の昭和天皇が人間宣言をした。

名前も苗字を取得すべきである。

陛下の29年間のご公務を知っている小生にとりまして、退位は敬意を表明する意味でも当然である。

心臓手術、長年の前立腺がんとの闘いをどれをとってみても、日本国民が退位を認めるべきである。

不謹慎な保守派の言動は、貴方保守派ですか、と問いたくなる言動である。

陛下を愛する日本国民であるならば、ご苦労様でした、今後は美智子様とともに安心なお暮らしをなさいませ、というのが保守派云々の前に人間の言動であろう。

今回の退位容認の国会の議決は、リーゾナブルである。


二つの政治秩序の比較哲学的考察

2017-04-05 23:26:51 | 日記
現在、わたくしは、ロールズのmodus vivendiの考え方とグレイのそれとの比較哲学的考察を行なっている。

リベラリズムにおいて、二つの顔があるとのジョン・グレイの考え方は、わたくしの著書と共通するところがある。

これに関しては、日本臨床政治学会で論文として提出するつもりである。

気候が暖かく、研究にますます意欲が湧いてくる。

春はドルミールだが、この貴重な季節を無駄にしては置けない。

スミス、ホッブズは読了した。

リベラリズムの系譜を知るために、こうした作業は必要不可欠である。