正義論は読んでいないのでごめんなさい

2017-02-28 19:14:26 | 日記
Political Liberalismを再読して、集中して読んでいるので、ブログがかけません。

これを読んだ後、『正義論』第三部を読んで、日本臨床政治学会の投稿論文にしますので、しばらく、ブログは書いたり書かなかったりするかもしれません。

北朝鮮事情はあまり関心がありません。

リベラルな西欧民主国家の事情をお教えいただければ幸いです。



引用・参照

2017-02-15 16:21:00 | 日記
わたくしの過去に書いたものを正確にお読みくださり、引用・参照してくださった鳴門教育大学の麻生先生、宇都宮大学の清水先生に感謝・深謝申し上げたい。

麻生論文 http://ci.nii.ac.jp/els/110009673337.pdf?id=ART0010153549&type=pdf&lang=en&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1487142664&cp=

清水論文 http://www.utsunomiya-u.ac.jp/scholarlist/International/dep1/cou2/shimizu_nanako.php

ロールズを読む

2017-02-14 22:08:32 | 日記
反照と諸判断が体系的にしっかり社会構造を作れば、公共性は担保される。

初期の状況を解釈し、そこで選択される原理がいかなるものかを以下論じる。

社会の基礎構造、つまりさまざまな諸制度を一つの体系だてたものによって、「社会」というものを論じる。

権利と義務を割り当て社会の生活のコストとベネフィットを確定するのが基礎構造を規定している原理である。

議会の諸制度は、公共的ルールという特定の制度によって決定され施行される。

当人が相手がルールを遵守しているということを知っており、また相手がこのことを知っており、そしてまたこのことをしってといる・・・

秩序だった社会では、何が正義に勝り、何が正義に悖るかを知っている公共的な人々によって支えられている。板橋亮平

反照的均衡について

2017-02-10 22:38:23 | 日記
正義の原理としっかりとした諸判断が均衡した定点が暫定的協約となすことをいう。

しかしロールズは、前者と後者が「ゆきつもどりつ」しながら反照的均衡を達成できるとする。

しかし正義の原理はロールズにとっては二原理であり、これはコンスタントである。

判断が原理に付されて均衡が達成される。

ロールズは一体全体何をいいたいのかがまるで判らないのである。

シジウィックまでこの理論が維持されてきたというが本当であろうか。

ロールズを読む 9

2017-02-09 20:46:28 | 日記
功利主義の考え方について

関数において第一象限のみを取り出して考えてみる。

そこには、原点に対して凸のAという曲線とBという曲線がある。

AはBより原点に近いものとする。

A上にaという点とb点という点が存在する。

aという満足度とbという満足は無差別に等しい。

B上にcという点とdという点が存在する。

cという満足度ととdという満足は無差別に等しい。

しかし、Aという無差別曲線上の満足度はBという無差別曲線よりも少ない。




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2017-02-06 21:50:11 | 日記
アダム・スミスの言う共感、同感の原理はとてもわかりやすく理論的だ。

私たちは、一人個人でいきているのではない。


他者・多数とともに生きて、生き『長えられる』のである。

この公共的福利をロールズは公共的理性と呼んだのである。

公共性の哲学としてのリベラリズムの真髄はこにある。

共感も同感もしないでにくきことばかりしている輩は、超越世界どころか死の地獄に落ち、長生きはできない。

板橋亮平

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2017-02-04 18:44:15 | 日記
ロールズを読む 9 がかけなくて申し訳御座いません。

まもなく明日から再開しようと思っているのでご期待くださいませ。

当方、何をしていたのかというと、アダム・スミスの『道徳感情論』の再読に熱中していて、ロールズそっちのけでした。

リベラリズム思想の源流は、ロールズの読解を容易にしてくれます。

ことほどさように、ロールズの『正義論』の読解が前よりも深化していると思います。