猛暑はない

2017-08-04 07:48:28 | 日記
異常気象なのでしょうか。

クーラーをつけていると途中で寒気がします。

外へ出ても汗はそれほどかきません。

冷たいお茶を飲みながら読書。

贅沢ではありませんか。

自由概念は本当に難しい。

わたくしは、ロールズのリベラリズムがしっくりいくのですが、リバタリアンのノージックがいいという人もいるでしょう。

両者は論争をしましたが、両者がともに権利基底的である点は両者が自己をカンティアンと称していることからも共通していると了解されることでしょう。

わたくしは、リバタリアニズムにも親近感を覚えます。

ノージックの分厚い『アナーキー・国家・ユートピア』も再度読まなくてはなりません。

個人の尊厳を十二分に尊重する

2017-08-04 00:01:45 | 日記
個人の尊厳をほ尊重するということは個人の自由を最大限尊重するということにつながります。

この個人の自由を尊重するということは、場合によっては他者が犠牲になって自己のselfを譲ることをも含意します。

ロールズはここが曖昧なのですが、リベラリズムは犠牲の構想をも標榜してこそその真価が問われることになるでしょう。

リベラリズムは「なんでもやってよい」というディスクールではなく、「なんでもできない」というリストリクティド・クレイムを標榜するというわけです。

公共性は、全員一致の事柄にのみだれにでも解放されているということを保障します。

多数決主義が危ういことを熟知した万人の理性が公共的理性と仮にするならば、それは真理の探究を行う人々の姿勢を正すことにもなるでしょう。

わたくしはかかる観点からこれから読書を行い、リベラリズムの神髄と本質を探究しようと考えています。