ホップズの『哲学徒と法学徒との対話』『法の原理』『リブァイアサン』を読んでいます。
ホッブズ一色です。
ホッブズ理論は物体論・人間本性論から始めることに特色があります。
国家に自然権を譲渡するのは、自然状態の闘争心からではなく相互不信からなるというくだりも経験的に見て妥当かなと思います。
しかしロールズの原初状態からみれば、ホッブズの自然状態を設定してしまえば経験としては成立するといわれるがー疑わしいもののー政治哲学ではないということなのでしょう。
わたくしもホッブズが好きではないのがこの点なのです。
いずれロールズとホッブズの対決を論文に書き、ことほどさような状況に楔をうとうと思います。
板橋亮平
ホッブズ一色です。
ホッブズ理論は物体論・人間本性論から始めることに特色があります。
国家に自然権を譲渡するのは、自然状態の闘争心からではなく相互不信からなるというくだりも経験的に見て妥当かなと思います。
しかしロールズの原初状態からみれば、ホッブズの自然状態を設定してしまえば経験としては成立するといわれるがー疑わしいもののー政治哲学ではないということなのでしょう。
わたくしもホッブズが好きではないのがこの点なのです。
いずれロールズとホッブズの対決を論文に書き、ことほどさような状況に楔をうとうと思います。
板橋亮平