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山梨建築ツアー

2012-02-28 00:27:23 | 美術[や]
 アートテラーとに~さん主催の「バスで行く!大日本お笑い建築ツアー【山梨編】」に参加した。講師はお笑い建築家ペンさん。朝8時新宿駅集合、日曜早朝の新宿駅はいつもの36000倍大混雑、もちろんそれは東京コスプレマラソンの参加者と見物人。あちこちになんとなく大荷物な人たちと、影で着替えている人たち。JRアナウンスが「構内で着替えないでください」と叫んでいた。そんな中を大型バスで山梨に向かう。

(1)清春芸術村:設計:谷口吉生
 十数年前に御殿場からバイクで行ったことがある。多角形の集合アトリエ(ラ・リューシュ)と、大きな親指が印象的。ラ・リューシュはエッフェル塔を建てたギュスターヴ・エッフェルの設計でパリに建てられたものを模して造られたもの。その頃にはなかった安藤忠雄が建てた「光の美術館」や藤森照信が建てた木の上の茶室「徹」など、いろんなものが増えている。とりあえず寒い。もうちょっと暖かく桜の咲く季節だったら外でいっぱいうろちょろできるのに。

 ラ・リューシュと親指


 木の上の茶室



(2)Inter Max:設計:お笑い建築家ペンさん

 ペンさんの仕事の成果も見学。丘の上に建つ珍しい家♪、毎日いろんな人が訪れる♪ 会社だからねぇ。だれか来るたびに大きな犬が「オン! オン!」と低音で吠える家。丘の上だから遠くからもよく見える。これでプールもあるんだぜ。



(3)山梨文化会館:設計:丹下健三
 
 メタボリズム建築のひとつ、なんとなく余計な出っ張りも突き出ている。後からいろいろと増築しても耐えられる強度を持たせておくという無駄遣い上手。で、結局最後まで増築なんかしない場合も多々あるだろう。やっぱりもったいないバブリーな建築。遠景は威容を誇る雰囲気ぷるぷるするんだけど、近くを一回りしただけではわかりづらい。



(4)山梨フルーツミュージアム:設計:長谷川逸子

 大きな果物を地面に伏せたようなドームが目立つ、笛吹川フルーツ公園。パンチングメタルの女王と呼ばれているらしい長谷川さん。パンチドランカーではない。いろいろな施設にパンチングメタルが使われている。園内くだものカレンダーを見ると、2月はいちばんくだものが少なかった。ありゃま(・。・;

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