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サルバドール・ダリ - エンドレス・エニグマ

2024-02-18 14:40:26 | 美術[さ]
「サルバドール・ダリ - エンドレス・エニグマ 永遠の謎 -」@角川武蔵野ミュージアム

 360度スクリーン空間に映し出される体感型デジタルアート劇場というアートイベント。その第1弾は「浮世絵劇場 from Paris」、第2弾が「ファン・ゴッホ - 僕には世界がこう見える -」と続き、第3弾が「サルバドール・ダリ - エンドレス・エニグマ」。クリエイティブディレクター:ジャンフランコ・イアヌッツィの「ゴッホ」に続く角川武蔵野での2本目となる。浮世絵もゴッホもネットで情報は得ていたが行動には至らなかった。今回の「ダリ」は逆に情報不足で、やっていることさえ気づかなかったのだが、友達に誘ってもらい「Oh! そんなん始まったん!?」と駆け付けたのだ。

 本物のダリ作品が展示されるようなイベントではなく、映像パフォーマンスに肩まで浸かるようなデジタルアートショーという感じ。没入型(イマーシブ)と言うらしい。チームラボなど近頃あれこれと流行っているデジタルアート。今までほぼ静止画でしか見ていなかったダリの名画、名場面がうにょうにょと動いて変化するのを見るのは楽しい。ピンク・フロイドの曲をバックに、フロアと柱と四方のスクリーンにいろいろなCG映像が同時多発的に映される。あちこちに同じ場面が映っているように見えて微妙に異なっていたりするので、いつまでも見飽きない。動画やフラッシュや三脚を使わなければ写真OK。

1階グランドギャラリーのエントランス
卵の殻に入って記念撮影したり


ポール・エリュアールの肖像


内乱の予感


記憶の固執の分解


レダ・アトミカ&ポルトリガトの聖母


角川食堂の推しランチなので


カタルニア風トマト煮込みカレーを食べる



 武蔵野線・東所沢から徒歩10分くらい、角川武蔵野ミュージアムに初めて行った。隈研吾設計による地殻変動的で変てこりんで巨大な外観は一度見たら忘れない。20000枚の石板を貼り巡らせてあるらしい。5階建ての館内は美術館、図書館、博物館などがあり、それぞれ別個に入場料が必要。今回買ったチケットは「ダリ」専用。美術館のある一帯は「ところざわサクラタウン」となっている。名前からしてイオンモールみたいな所かと思っていたら、2020年オープンの最先端の複合施設だった。夜にライトアップされる鳥居やモダンな神社まである。

武蔵野坐令和神社&角川武蔵野ミュージアム


神社の大鳥居と絵馬がかかった壁面


角川武蔵野ミュージアム


角川武蔵野ミュージアム



【角川武蔵野ミュージアム】サルバドール・ダリ - エンドレス・エニグマ 永遠の謎 - PV/ Salvador Dali - Endless Enigma PV
https://www.youtube.com/watch?v=Dd-LqMW_yrE&t=11s





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