ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

原田哲治 × susumu 二人展 異質調和(パレットギャラリー)

2024年09月26日 19時37分00秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、2つのギャラリーを観たのでございます。

まずは、パレットギャラリー「原田哲治 × susumu 二人展 異質調和」初日。
http://palette-gallery.jp/
(写真撮影は許可を得ておりまする)

実は別のグループ展に行く途中で通りかかり、ウインドウに展示された作品に目が留まり、吸い込まれましたのじゃ。

パレットギャラリーは何度も行っておるが、この二人展はノーチェックじゃった。
会場はこんな感じ。

それぞれ7点ずつ、観た順に載せまする。

★原田哲治
繊細で色使いも美しいガラス作品。
特に星のシリーズは、宇宙の奥行きも感じられてお気に入り。
わたくしの古いコンデジではどうしても上手く撮れぬのが残念~。

《Fish》


 
《銀河 #7〈7面カット〉》


 
《地球》


 
《火星》


 
《地球と月》
青い地球の手前に黄色い月が浮かんでいて素敵なのじゃが、この写真では立体感や遠近感が全く分からぬのぅ。


 
《iris 誕生(大)》


 
《iris 渦(大)》


 
★susumu
生き物モチーフの緻密なペン画と、孔版画もございます。
木の板にこの緻密さで描くのは困難そうじゃ。
全ての作品に物語があるそうで、いくつか教えて頂きましたが、ここでネタばらしはせぬぞよ。フフ

《初代総長》ペン画 420×594 木製シナパネル


 
《黒福兎》孔版画 380×455 木製シナパネル
お仲間のウサギさんじゃ。可愛いのぅ。


 
《海神》ペン画 1365×910 木製パネル クロス張り
ボコボコしたクロスにこの緻密さで描くのも大変そうじゃ。
可愛いお顔のアップも載せまする。


 
《相利共生》ペン画 297×420 ケント紙


 
《嗚乎神》ペン画 750×920 木製シナパネル


 
《太古の王者》ペン画 2100×1100 木製シナパネル 三つ割
毎日8時間くらいずつ描いて、完成まで1ヶ月かかったという大作。
写真が遠いゆえ、お顔とお腹辺りのアップも載せまする。


 
《逃げ出したボールパイソン》孔版画 504×654 木製シナパネル
作家が飼っているボールパイソンがモデルだそうな。


 
おふたりの作品いずれもツボで、観応えござりました。
在廊のおふたりに色々お話をお伺いできたのも楽しかったし、偶然通りかかって良うござりました。
会期は9月30日まで。

なれど、観る予定だったグループ展は、40名以上の作家が参加しておるゆえ、じっくり観るには時間が足りぬ予感ありありで涙の断念。
夕方からはお供のEの仕事が入っておるからのぅ。

で、半蔵門で開催中の個展へと向かったのでございます。
その個展の話は、また後日。

さて、ギャラリーを回る前に、ランチを食べましたのじゃ。

麻布十番の裏道にある、麻布九番なるお店に初潜入。
純喫茶キラーズの店主殿に教えて頂いたお店で、オーナーはBUCK-TICKのメンバーらしい。(わたくしはBUCK-TICKは存じ上げぬのじゃがの)

外に置かれていたメニュー。

お店は3階じゃよ。

本日のサービスランチ、海鮮丼をお願いいたしまする~。

ど~ん!

お刺身が重なって凄い量じゃ。海老も乗っておる。
これで税込1000円はビックリじゃ。
今度行く機会あらば、お肉のメニューを食べてみようかの。


The GARDEN 四季折々の庭園(郷さくら美術館)

2024年09月23日 20時43分10秒 | 展覧会・美術関連

郷さくら美術館「The GARDEN 四季折々の庭園 現代日本画展」を観たのでございます。
https://www.satosakura.jp/?page_id=8289
(写真撮影可)

当美術館のコレクションから、「庭」をモチーフにした日本画26点の展示。
各フロアの展示風景と作品を数点ずつ、出品リスト順に載せまする。

【1階A:色とりどりの四季の庭】
日本各地の庭園。

★森田りえ子《秋華》2000


 
★林潤一《四季樹花図》2001
春夏秋冬の美しい樹花、華やか&穏やかで、以前から大好きな作品。
林作品3点がコの字に展示された素敵空間で、暫しボ~ッとしてしもうた。


 
★武田裕子《日と月の庭》2023
当館所蔵後初公開じゃよ。


 
【1階B:日本庭園-美しい四季の世界-】
春夏秋冬の様々な庭園。

★田島周吾《黒斑犬腹掻キ・黒猫耳掻キ図》2017
12枚パネルで長さ840㎝。ワンちゃんネコちゃん部分のアップも載せまする。


 
【3階:郷さくら・ボタニカルガーデン】
牡丹、椿、薔薇、菖蒲、睡蓮など四季折々に咲く花々。

★中島千波《白麗花》1993


 
★乾露予《バラ》2013


 
★芦田裕昭《花晨》1986


 
★松村公嗣《雪月花》2021


 
【2階:The GARDEN-桜-】
同時開催「桜百景展 vol.37」
企画展に合わせた「桜の庭」をテーマに、11名の日本画が12点。

5点をリスト順に。

★藤原宇希子《一期一会》2022


 
★野地美樹子《大和路に春》2016


 
★中川脩《退蔵院春宵》2021


 
★新家未来《ふりつもりて》2022


 
★長谷川雅也《芳陰》2014


 
「The GARDEN」も「桜百景」も美しく、心和む展示でありました。
この美術館は各展示室に椅子があり、座ってまったりできるのも嬉しいのじゃ。
会期は11月24日まで。

さて本日は、オカメ先輩(お供のEの相棒だったオカメインコ)が生きておれば30歳の誕生日。
オカメ先輩はオカメ又になれずに24歳で大往生したが、虹の橋で誕生祝いをしておるじゃろから、わたくしもお祝いせねばの。

てな訳で、最近気になっていた GINZA TENSHODO CAFE(銀座 天賞堂カフェ)初潜入。
2階建ての可愛い建物のお2階じゃ。

1階はイタリアのジュエリーショップ FOPE GINZAで、店内の螺旋階段を上りまする。

上で天使がお出迎え。おじゃまいたしまする~。

ミントグリーンの落ち着く空間、しかも空いてて穴場やも知れぬ。
窓際の明るいテーブル席へ案内されたぞよ(自分の席の写真撮り忘れ)

季節限定 栗のアフタヌーンティーをお願いいたしまする~。
ドリンクは飲み放題とな!? では最初はマスカットルイボスティー所望じゃ~。

ど~ん!

おお~!3段スタンドはテンション上がるのぅ。
まずは下段のセイボリー。イタリア風ポテトサラダ、きのこキッシュ、2種のブリニ(オイルサーディンとトマト、ナッツとイチジク)

ガラスポットで登場したマスカットルイボスティーも、風味が良くて美味しゅうござります。
ポットウォーマーに乗せてあり、冷めないのがありがたい。

お次は中段。栗とカシスのティラミス、キャラメルパウンドのクレープ包みマロンクリーム、ミルクメロンパン。
ドリンクはカプチーノにしてみた。

最後に上段。ほうじ茶ゼリーとバニラジェラート、シャインマスカットのミルクパンナコッタ、さつまいものモンブラン、イタリア栗のモンブラン。
カプチーノのおかわりもお願いいたしまする~。

〆にトアルコトラジャブレンドをブラックで。

さつまいも紅茶、ワイン風味の紅茶、国産知覧紅茶、アールグレイ、ダージリンなども飲んでみたかったが、紅茶はポットサービスじゃからのぅ、お腹ガブガブで無理じゃった。

わたくしの胃袋は食物は無限に入るが、水分はあまり入らぬのでございます。
ちなみにお水もレモン風味で爽やかじゃった。

わたくしには量は少のうござりましたが、美味しゅうござりました。
ちと贅沢したが銀座でこのお値段はコスパ良いし、今度は季節限定じゃないアフヌンか、お得なランチセット食べてみようかの。


わたしのモビール展(Galleryうぇすと)

2024年09月21日 20時14分30秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、Galleryうぇすと「わたしのモビール展」初日を観たのでございます。
https://hamachi-uesuto.jp/exhibition-now/
(写真撮影は許可を得ておりまする)

Galleryうぇすと30周年記念展で、ギャラリーと深くゆかりある作家19名が参加。
大好きな作家も複数名参加しており、早く観たくて初日にまいりましたのじゃ。

会場はこんな感じ。

全作家載せたいところなれど、天井から下がって揺れる作品などは撮影失敗したものも多いからのぅ、10名だけ1点ずつ載せまする。

★いのとみか
《夢うつつ》ガラス瓶、コルク栓、ワイヤー、プラバン、インク、レジン、琉球ガラスカレット、ヒートン


 
★内林武史
《機械仕掛けの惑星たち》木材、金属、他
ゆらゆらくるくる2つの動きをするのじゃ。

在廊のご本人に久々にお会いでき、お話もお伺いできたぞよ。
「どうぞどうぞ」と仰って頂き、内林作品2点(左は《青い星だけの太陽系》)と記念撮影。


 
★金井一郎
《無題》
お仲間のウサギさんたち、写真は不鮮明じゃが影も素敵でございます。


 
★菅野猛
《M6105》


 
★清田範男
《クルミックルD》
これまで観た事ある清田作品は殆どボックス作品で、モビール作品を観るのは初めてじゃ。


 
★笹山昌子
《秋霖》籐(染皮籐、染背取皮籐、染キャクタン、本晒丸芯)


 
★TRICOT
《サーカスの欠片》台座直径25㎝ 高さ52㎝


 
★ナスマサタカ
《マリオネッコ》ポリエステルレジン
いずれも楽しい作品。この猫の背中には羽が生えておりまする。


 
★本田小夏
《夜を捕まえて》木、ガラス玉、真鍮、石粉、LED
この作品も、もう1点の《雲の合間で》も素敵じゃった。


 
★morinosu 東影美紀子
《旅の物語 No3》真鍮 陶土


 
ほんの一部しか載せられんかったが、仄暗い会場でゆらゆら揺れる作品たちも、ゆらめく影も楽しゅうござりました。
会期は9月28日まで。

観終わって、お供のEの仕事時間まではまだ余裕があり、急いで純喫茶キラーズへ。
モビール展にも参加している内林武史の作品が、新たに展示されたと聞いたからの。

左は以前からある作品で、右が新たに加わった作品。満月と三日月、良いのぅ。

今月から登場したスコーン。全部食べてもいいですかぁぁ?(だめです)

スコーンは2個セット。数種類から選べるジャム類は、クロテッドクリームとお茶のミルクジャムをチョイス。

カップ&ソーサー、今回はこちらのウエッジウッドで出して下さりました。

ブラジルもスコーンも美味しゅうござりました♪


大倉集古館 寄贈品展(大倉集古館)

2024年09月20日 20時10分00秒 | 展覧会・美術関連

前回のブログの続きでございます。

この日はもうひとつ、大倉集古館「大倉集古館 寄贈品展」を観ましたのじゃ。
https://www.shukokan.org/exhibition/

当館設立者の大倉喜八郎や嗣子の喜七郎ゆかりの作品を含む近年の寄贈品を中心に、約90件の展示。

1階は近代日本画、王一亭の書、保坂なみの刺繍、木内半古と息子・省古の木彫工芸品、江戸時代の竹取物語など。
2階は森陶岳の備前焼の展示じゃよ。

気になった作品をリスト順に挙げまする。

【1階】
・並木瑞穂(翠甫)《さやえんどう》大正15年(1926)
画面一杯に茂る緑のさやえんどう、白い花も咲いておる。
緻密でツボじゃが、発表当時は描き込み過ぎだと評価が低かったそうな。

・菊池契月《菊》昭和4年(1929)
鳳凰とパルメット文様の花瓶に、白や淡い色合いの大輪の菊と赤い小菊。
背景は描かれておらず、すっきりしておる。

・荒木十畝《晩秋》昭和4年(1929)
暖かな色合いが美しく、まるっとした2羽の鳥も可愛くてお気に入り。

・保坂なみ《鳥模様刺繍》明治・19~20世紀
以前観てお気に入りだった作品で、緻密な刺繍の10羽の鳥が美しい。
今回、保坂なみの刺繍作品を7点観られて嬉しゅうござります。

・木内半古《竹花入》明治~昭和・19~20世紀
一重切の竹の花入れ。

・木内省古《花喰鳥文木画帯留》明治~昭和・19~20世紀
省古が娘の為に作ったという、寄木象嵌の小さな帯留。
白い花を咥えて飛ぶ瑞鳥が愛らしくてお気に入り。

・伊東深水《小雨》昭和4年(1929)
桜散る窓辺で三味線を弾く美人さん。

・佐々木尚文《放生司》昭和4年(1929)
鷹を手に乗せた、涼やか目元の美青年。これから鷹狩りかの?
二重あごになりかかった輪郭がもうちょっとホッソリなら、もっとわたくし好みなんじゃがのぅ(こら!)

・大智勝観《梅雨あけ》昭和4年(1929)
柔らかい金色の背景に緑の植物。シュッと伸びる竹やらドクダミの花やら。
自宅の500坪の庭を描いたそうな。500坪の庭とな!?

【2階】
2階は56点全て森陶岳の展示じゃからの、作家名は省略して書きまする。
森陶岳は古備前再現を目指し、独自の作風を切り開いた陶芸家じゃよ。

《備前葉形鉢》昭和49年(1974)
ちょっと丸まった葉っぱの形、中に月が浮かんでいるようでお気に入り。

《備前徳利》昭和48年(1973)
焼き色と景色が綺麗な可愛い徳利。お酒は飲めぬゆえ一輪挿しにしたい。

《彩土器》昭和60年(1985)
まるっと大きな胴に大胆な白黒模様、何やらアフリカっぽい。

《備前半月台鉢》昭和61年(1986)
半月形の平たい鉢に満月が浮かび、細~い雲もたなびいておるようじゃ。

《備前扁壺》昭和62年(1987)
どことなく宇宙人めいて可愛い。

《黒備前手鉢》平成12年(2000)
つやつや黒くて丸い手鉢に、薄紫の牡丹餅が3つ。

様々な作品を観る事ができ、興味深うござりました。

観終わって、2階のテラスでひと休みしようと思うたが、あまりの暑さに退散。

会期は10月20日まで。

★おまけ話
ミスタードーナツでひと休み。
くりド エンゼル&和栗あんとハニーチュロじゃ。
甘さが足りぬぞよ~。練乳を持ってまいれ~(こらこら)


昭和モダーン モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界(泉屋博古館)

2024年09月19日 20時38分00秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、2つの美術館を観たのでございます。

まずは、泉屋博古館東京「昭和モダーン モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界」
https://sen-oku.or.jp/program/20240831_itayaumeki/
(ロビーのみ写真撮影可)

モザイクは好きじゃし楽しみだった展覧会、もっと早く観に行くはずが、延ばし延ばしになって昨日になってしもうた。

板谷梅樹は存じ上げんかったが、大好きな陶芸作家・板谷波山の息子だと知ってビックリ。

梅樹は20代半ばから、父の波山が焼成に失敗して砕いた陶片を用いてモザイクの製作を始めたそうじゃが、贅沢な材料よのぅ。

本展は梅樹の初めての大規模展覧会だそうで、様々なモザイク作品の他、父・波山はじめ家族の作品も展示され、約100点も観られまする。

構成は以下の通り。気になった作品などもリスト順に。

★ロビー(写真撮影可)

《三井用水取入所風景》昭和29(1954)年
写真撮影できる梅樹作品はこの1点のみ。
高さ3.7mもある大きな壁画。モザイクゆえ重さも相当ありそうじゃ。
遠目だとよう分からぬが、近寄って観るとモザイクなのが分かりまする。

★展示室1【第Ⅰ章:モザイクの世界で】

最初に展示された、旧日本劇場Ⅰ階玄関ホールの巨大なモザイク壁画《音楽》《舞踏》《戦争》《平和》の写真、タイムスリップして実物を観てみたいものじゃ。

《花を持つ人》昭和初期
サリー姿で白い花(蓮?)を持つインドの女性のクッキリした横顔が印象的。

《うさぎ》《魚》《鳥》昭和13(1938)年頃
いずれも青い2匹が向かい合う構図。可愛い。

《鳥》昭和34(1959)年 
モダンな青い孔雀。

《花》昭和30年代
2点並んだ花のモザイクのうち、黒い背景に色鮮やかな花々がエキゾチックなこちらがお気に入り。

《きりん》昭和30年代
首を地面まで下げたキリンと、向き合う鳥が可愛い。

この章では、ケースの中に波山の青磁陶片や、色分けされたステンドグラス、梅樹が使用した道具やデザイン画なども展示されておりまする。

★展示室2【第Ⅱ章:日常にいろどりを】

《花》昭和3(1928)年
すっきりしたステンドグラスじゃ。窓にはめたら可愛かろう。

《ネックレス》昭和20年代
ネックレスとペンダントヘッドは10点ほどございます。
同じ模様でも、地の色や形が変わると印象が変わるのぅ。

《帯留》昭和20年代
帯留は13点あり、特に帯締めとコーディネートされたものが素敵じゃ。
グリーンの帯留×グリーンと白の帯締めセットと、ターコイズブルーの帯留・帯締めセット、頂いてもいいですかぁぁ?(ダメです)

《ランプシェード(台座:板谷波山)》昭和10年代
波山のローズ色の花瓶の上に、梅樹のステンドグラスのシェード。

★展示室3【第Ⅲ章:住友コレクションと板谷家】
板谷波山をはじめ、波山の妻・まる(玉蘭)や長男・菊男の作品もございます。

・板谷波山《彩磁更紗花鳥文花瓶》大正8(1919)年頃
宝相華の森に尾長鳥。ここで何度も観ている作品じゃ。

・板谷波山《葆光彩磁珍果文花瓶》大正6(1917)年 
重要文化財。桃、枇杷、葡萄(吉祥を表す果実)が盛られた籠と、鳳凰や羊や魚もおる。

・板谷波山《仙桃図》昭和10年代
波山の絵も1点ございます。

・板谷まる(玉蘭)《彩磁山葡萄小禽模様花瓶》明治末期~大正前期
梅樹の母。細長い青い花瓶で、山葡萄の蔓にとまる小鳥たちの絵が愛らしい。

・板谷菊男《彩磁小禽模様花瓶》大正前期
梅樹の兄。小鳥とペロペロキャンディめいた花の絵がユーモラス。
菊男は陶芸家にはならず、教師になったそうでございます。

・板谷波山《葆光彩磁唐草文細口花瓶》大正5(1916)年
すらりとした白いお姿に控え目な唐草模様、たいそう上品で美しい。

★展示室4【特集展示:住友コレクションの茶道具】
野々村仁清の茶入など、5点の茶道具の展示。

板谷梅樹の昭和感ありありなモザイクをたくさん観られ、板谷家についても知る事ができ、楽しゅうござりました。
全作品が写真撮影可だったら良いのにのぅ・・・(こらこら)
会期は9月29日まで。

もうひとつ観た展覧会の話は、また後日。

さて、美術館の前に、六本木一丁目駅の改札出てすぐのthe 3rd Burgerで、おやつを食べたのでございます。

この時間はいつも空いててありがたい。

モーニングセット、こないだよりちと値上がりしておるものの、このお値段もありがたい。

ローストした鴨サンドとコーヒーのセット、おやつにぴったりじゃよ。

★おまけ話
おととい17日は十五夜で、昨日18日は満月だったのでございます。

17日18:30頃の中秋の名月。
ずっと晴れていたゆえ、ベランダでお団子食べながらお月見しましたぞ。

そして18日夜は雨が降ってしもうたが、気づいたら雨が上がって綺麗な月が見えておった。
22:30頃の満月。9月の満月はハーベストムーンじゃよ。