ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

マイベストアート2023

2023-12-29 18:29:16 | 美術全般
 2023年に見た美術展のベスト9(^o^;)  全9本。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。あんまり行ってないけれど、超絶技巧はいつ見ても面白い。

(01)「超絶技巧、未来へ!」@三井記念美術館
  → ホンモノそっくりなニセモノが大集合。スルメなのに木、水滴なのに木、靴なのに紙、といった感じの材質ハラスメントな展覧会。

(02)「佐伯祐三 自画像としての風景」@東京ステーションギャラリー
  → 東京で18年ぶりの回顧展、143作品を展示して見応え充分。

(03)「ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」@アーティゾン美術館
  → 山口晃ワールドが石橋財団コレクションに融合。斜めの部屋が体験できた。

(04)「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展 - 美の革命」@国立西洋美術館
  → 50年ぶりの大規模なキュビスム展。

(05)「特別展 足柄の仏像」@神奈川県立歴史博物館
  → 身近な地域の仏像・神像などを展示。

(06)「ガウディとサグラダ・ファミリア展」@東京国立近代美術館
  → ガウディ関連の資料・模型などを展示。

(07)「ワールド・クラスルーム」@森美術館
  → 現代アートをいろんな科目に分けて学ぶ展覧会。

(08)「センス・オブ・ワンダー」@静岡県立美術館
  → 草間彌生とか白髪一雄とか感覚で味わう美術。

(09)「いきもののかたち ビュフェの"自然誌博物館"」@ベルナール・ビュフェ美術館
  → ふじのくに地球環境史ミュージアムの昆虫・魚などの実物標本と共に展示。

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マイベストアート2021

2021-12-30 23:03:53 | 美術全般
 2021年に見た美術展の5個しかないベストテン(^o^;)
今年もやっぱり少なかった。

(01)「大・タイガー立石展」@埼玉県立近代美術館&うらわ美術館
  → 奇抜な発想で面白い作品を作り出す名人の大展覧会。けっこうツボに入る作品が多かった。タイガーと名乗るだけのことはあって黄色や緑のトラがあちこちに出現している。私もライオンよりトラのカラーリングが好きだ。富士山もよく現れる。富士の積雪の内側も見られる貴重な機会である。

(02)「ATAMI ART GRANT 熱海芸術祭」
  → ホテルニューアカオの見学と街角探索が楽しかった。アカオはまだ行列のできてない時期に行けたので、ガラーンとしたホテルの寂寥感も倍増、迷走し甲斐があった。街角の展示施設は何か目印をmore&moreわかりやすくしてほしい。でないと結局、街角でも迷走する。

(03)「没後70年 吉田博展」@静岡市美術館
  → きっちりした風景画を描く明治の画家。96回摺りとか無茶する人だったようだ。

(04)「みほとけのキセキ - 遠州・三河の寺宝展 -」@浜松市美術館
  → 浜名湖周辺、静岡&愛知の県境付近の仏像を集めた初の展覧会。

(05)「渡辺省亭 欧米を魅了した花鳥画」@佐野美術館
  → 知る人ぞ知る明治の日本画家を再発掘。
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マイベストアート2020

2020-12-30 20:11:15 | 美術全般
 2020年に見た美術展のベストテン(^o^;)
とは言うものの・・・コロナ禍でてんてこまい2、ホントに県境を越えての移動をしなくなってしまったので展覧会に行けず、美術館に行けたのはたったの3回。

(01)「未来と芸術展」@森美術館
  → AI、バイオ、ロボット、ARなど多岐に渡る未来像。

(02)「画家が見たこども展」@三菱一号館美術館
  → 子供の動き回るユルい雰囲気の作品が集まった。

(03)「シュルレアリスムと絵画」@ポーラ美術館
  → (ダリ、エルンストと日本の『シュール』)という副題のとおり、ダリから束芋までたっぷりシュール、シュルレアリスムからシュールまでの変遷を見る。時代を経てシュルレアリスムの意味合いが変化して来て、だれでも気軽に「シュール♪」なんて言う時代になってしまった。シュルレアリスムも日本ではちょっと前までシュールレアリスムって呼んでいたし。




 結局、フェルメールの《ヴァージナルの前に座る若い女性》が来ていたロンドン・ナショナル・ギャラリー展も行けず、初回からずっと行っていた横浜トリエンナーレも行けずに終わった。これらも含めて惨密を防ぐために、日付指定・時刻指定のチケット予約制が流行ったため「よし天気いいし気分もいいから今日行こう!」みたいな気まぐれトリップができず、なおさら行くチャンスを逸してしまった感はある。
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アマビエの日

2020-05-03 22:52:41 | 美術全般
 新型コロナウイルス感染症でボロクソな日々が続いている今日この頃、世間ではアマビエが流行っているようだ。その姿を描き写して人々に見せれば疫病がなくなるとかいう胡散臭いアマビエが江戸時代に現れたそうだ。その元はアマビコという3本足のサルみたいな妖怪だという。疫病が(去る)とかなんとか言ってたのかも。その「アマビコ」の「コ」の字を江戸時代の粗忽者が「ヱ」と読み間違えて「アマビヱ」になっちゃったのは、読み間違えたんだからしかたない。そんなこともあろうさね。でもさ、だからって3本足の猿みたいな姿がどうしたら床屋嫌いな半魚人みたいな姿に変わるのだ? なにがどうしてそうなったのだ? という疑問は残るものの、なんかそのちょっとキモカワイイ雰囲気が激動の令和2年にマッチしちゃったのだろう。だからほとんどの人はアマビコのほうは放置したままでアマビエばかり持ち上げている。

 アマビコが気の毒なので私がアマビコを持ち上げようかと思ったが、やっぱりやめてアマビエを描くことにした。しかたないことだ。世の中そんなものだ。床屋嫌いなアマビエはロングヘアーなので、どうしても女子扱いしてしまう人が多い。そのほうが萌えるから流行ってるのだろう。江戸時代に最初に描いた人はアマビエは妖怪という位置づけにしただろうから、足が3本だったり、ウロコが生えていたり、目が菱形だったり、くちばしなのか尖った口なのか曖昧だったり、手があるのかないのかも曖昧だったり、いろいろ工夫を凝らしてる。耳の辺りに見えるのは耳なのか? 私には通信機あるいはコンピュータにしか見えない。そんなに妙な特徴を装備していても、アマビコ猿よりは確実にバエる。

 そんなこんなで誰もアマビエを見たことは無いので、描く人によってその姿は千差万別。手があったりなかったり、目が菱形ではなく丸かったり、恐竜と一緒で色も不明なので好きな色になっている。なかにはほとんど人の姿だったり、もう十二単より派手で煌びやかなゴージャスアマビエもたくさんいる。少しでも妖怪っぽい気味悪さを和らげて、こちらサイドに寄らせるために皮膚の色は人間に近くしている人が多い。ゲゲゲの鬼太郎に出て来る良い妖怪も肌色が多いから特に問題はない。












ゲゲゲの鬼太郎にもアマビエが登場していたらしい
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マイベストアート2019

2019-12-31 08:18:19 | 美術全般
 2019年に見た美術展のベストテン(^o^;)
全22本。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。

(01)「国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅」@東京国立博物館
  → 立体曼荼羅15体集合、帝釈天騎象像は写真撮り放題。本場の講堂では並行視線くらいで見るのがせいぜいだが、帝釈天を象の足元から舐めるように見上げる視線はすこぶる新鮮。荘厳でいいよね。降三世明王の後ろ顔も滅多に見られない。

(02)「インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史」@埼玉県立近代美術館
  → 建築されなかった惜しい建物、でも見ればぜんぜん惜しくないのもある。こんな奇抜な建物ができてたらどんだけ凄かっただろうと夢を馳せる展覧会。

(03)「不思議の国のアリス展」@そごう美術館
  → ルイス・キャロルのアリスにまつわる絵や資料などを展示。昔から知っている不思議空間とトランプの兵隊やら卵野郎やらチェシャ猫やら変なやつらが続々出て来るワンダーランドを改めて見る。

(04)「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」@森アーツセンターギャラリー
  → 島根県立美術館所蔵の永田コレクション北斎がいっぱい。総数480点が4期に分かれて出たり入ったり。多すぎるわ。

(05)「奇想の系譜展」@東京都美術館
  → 辻惟雄氏の書籍「奇想の系譜」を中心に8作家の作品を展示。「奇想の系譜」は文庫を持っているので、本に合わせて観るよい機会だった。

(06)「コートールド美術館展 魅惑の印象派」@東京都美術館
  → マネの《フォリー=ベルジェールのバー》がロンドンから。まじまじと見てわかったことは、女性店員はふたりいるに違いない。

(07)「におい展」@マークイズみなとみらい5F
  → 美術展ではないが、シュールストレミング、ドリアン、くさやなどの有名なクサさを体感できる。フェロモン臭やら加齢臭やらお馴染みのヤツまでいろいろあって鼻が直角に曲がった。

(08)「フェルメール展」@上野の森美術館
  → 9点が来日した東京展には昨年行ったが、《取り持ち女》が来たので再訪した。《取り持ち女》はデカかった。大阪展には行かず仕舞い。

(09)「工事中!~立ち入り禁止!?重機の現場」@日本科学未来館
  → 大きな工作機械が立ち並ぶ工事現場みたいな展覧会。マニアが耳からよだれ垂らしそうな重機展。全身銀色の油圧ショベル ユンボY-35がかっこいい。

(10)「ヒグチユウコ展 CIRCUS」@佐野美術館
  → キモカワイイ妙なキャラクター目白押し。ギュスターヴくんやひとつめちゃんは知っていたけれど、アノマロは知らなかった。

(11)「金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋~行商編~」@佐野美術館
  → 立体風な金魚絵のリアリズム。樽やら番傘やら机の引き出しやらタンスやらの中を泳ぐ金魚の姿、なんて新鮮な風景なのでしょう!

(12)「塩田千春展 魂がふるえる」@森美術館
  → 赤い糸や黒い糸、焦げたピアノ、不気味な静寂。なんか赤い糸が毛細血管みたいにわっさわっさたむろしていた個展。

(13)「クリムト展 ウィーンと日本1900」@東京都美術館
  → 没後100年《ユディトI》ほかクリムト50点来日。生涯未婚のまま14人の子供がいたというクリムトの人生に驚愕。

(14)「奇跡の芸術都市 バルセロナ展」@静岡市美術館
  → 城壁に囲まれていたバルセロナが都市計画によってどのように近代都市へと変貌を遂げたのかを、ガウディ、ピカソ、ミロ、ダリその他さまざまなアーティストの作品で辿る展覧会。

(15)「ブダペスト ヨーロッパとハンガリーの美術400年」@国立新美術館
  → 数十年ぶりに再会したシニェイ・メルシェ・パール 《紫のドレスの婦人》が目玉。彩りがキレイ。

(16)「オランジュリー美術館コレクション」@横浜美術館
  → 並み居る大御所アーティストを差し置いて、アンリ・ルソー《人形を持つ子ども》の違和感に釘付け。わざとだろ!って思っちゃう。

(17)「シュルレアリスムとダリ~幻想と驚異の超現実~」@諸橋近代美術館
  → 開館20周年記念展。遠いので20年で3度目の訪問。中世の馬小屋をイメージした美術館。外観を見ているだけで日本じゃない気分になれる。

(18)「30周年記念 Meet the Collection―アートと人と、美術館」@横浜美術館
  → 束芋などヨコトリ出品作品も含めて全展示室を使ってコレクションの中から300点以上を展示する横浜美術館の収蔵品展。

(19)「ゴッホ展」@上野の森美術館
  → 糸杉を中心に、絵の具ゴテゴテ盛り盛りになる前の、ゴッホらしくない頃のゴッホも見られる。

(20)「小倉遊亀と院展の画家たち」@静岡市美術館
  → 滋賀県立近代美術館の名品。

(21) 河鍋暁斎記念美術館
  → 西川口の小さな美術館に2度目の遠征。

(22) 半蔵門ミュージアム
  → 真如苑の運慶作:大日如来などを常設展示する小柄な美術館。
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マイベストアート2018

2018-12-30 18:44:46 | 美術全般
 2018年に見た美術展のベストテン(^o^;)
全26本。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。


(01)「筒井康隆 展」@世田谷文学館
  → 84歳のSF作家筒井さん関係の珍品逸品が勢揃い。筒井さんVSしょこたんのトークや筒井さんの朗読、筒井さんの私物逸品オークションイベントにも参加できた。

(02)「建築の日本展」@森美術館
  → まだ行ったことのない会津さざえ堂の建築模型があって内部の螺旋構造がよく見えた。展示数も多く見ごたえのある建築展だった。

(03)「フェルメール展」@上野の森美術館
  → 東京会場には史上最多フェルメール9点が来日。最後のフェルメール部屋が圧巻。事前予約制で数時間並ぶようなこともなく見られた。図録の質も良くて買ってしまった。

(04)「京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」@東京国立博物館
  → 快慶の十大弟子と肥後定慶の六観音が目玉。十大弟子のくせがすごい。

(05)「レアンドロ・エルリッヒ展」@森美術館
  → 金沢のあのプールの作家のトリックが楽しい展覧会。見学者がアートの中に溶け込めるような体験型の展覧会で、みんなわいわい言いながら楽しんでいた。

(06)「ムンク展」@東京都美術館
  → オスロ市立ムンク美術館の「叫び」が初来日。お馴染みの「叫び」だけれど、目の前で見られるのは貴重。年賀状にも「叫び」を取り入れることにした。

(07)「京都醍醐寺 真言密教の宇宙」@サントリー美術館
  → 金綺羅に輝く如意輪観音、快慶作の小柄で凛々しい不動明王など醍醐寺の至宝の数々。

(08)「仏像の姿 仏師がアーティストになる瞬間」@三井記念美術館
  → 「仏師がアーティストになる瞬間」というテーマで「顔」、「装飾」、「動きとポーズ」に焦点を当てた、ドキッ!仏像だらけの展覧会大会。

(09)「ミラクルエッシャー展」@上野の森美術館
  → イスラエル博物館から150点のエッシャーが初来日。初期の頃の風景版画からはじまり、約3.8mの長尺作品《メタモルフォーゼ II》も展示。

(10)「仁和寺と御室派のみほとけ展」@東京国立博物館
  → 前から見たい見たいと思っていた葛井寺の千手観音坐像が見られて満足。腕がリアルガチに1041本生えていて、坐像なので個体感満点。


くコ:彡 以下順不同 *******************


(11)「ヴラマンク展 絵画と言葉で紡ぐ人生」@静岡市美術館
  → 雪の風景がたぁっくさんあって満足。

(12)「天才ダリの版画展」@おかざき世界子ども美術博物館
  → 2013年に高崎市美術館で見たものと同じ展覧会。

(13)「ヌード NUDE - 英国テート・コレクションより」@横浜美術館
  → 人体外部の神秘に焦点を当てた展覧会。

(14)「プーシキン美術館展 - 旅するフランス風景画」@東京都美術館
  → モネ《草上の昼食》など風景画65点が来日。

(15)「ガレも愛した清朝皇帝のガラス」@サントリー美術館
  → 清朝とガレのガラス工芸を比較展示。

(16)「こいのぼりなう」@国立新美術館
  → 須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一による300匹の鯉幟。

(17)「写真都市展」@21_21 DESIGN SIGHT
  → ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち。

(18)「ルーヴル美術館展」@国立新美術館
  → 今回は彫刻から絵画までさまざまな肖像藝術集合。

(19)「モネ それからの100年」@横浜美術館
  → モネとモネインスパイアな作品集合。

(20)「没後50年 藤田嗣治展」@東京都美術館
  → まとまった数の藤田絵画が大集合。

(21)「人体 - 神秘への挑戦 - 」@国立科学博物館
  → 人体内部の神秘に焦点を当てた展覧会。

(22)「入江明日香展 細密のファンタジー」@横浜高島屋ギャラリー
  → 銅版画家・入江明日香の作品を80点ほど展示する個展。

(23)「ピエール・ボナール展」@美術館
  → オルセーのボナールたくさん来たけど、伸び猫が好き。

(24)「マルセル・デュシャンと日本美術」@東京国立博物館
  → 便器《泉》でお馴染みのデュシャンの仕事を辿る。

(25) 印刷博物館
  → 「牛乳を注ぐ女」の3次元空間を360度の方向から探索。

(26) 六本木アートナイト
  → 今年は過ごしやすい5月に実施された。
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うちの神仏全員集合2018

2018-10-31 22:23:48 | 美術全般
多聞天 [リボルテックタケヤ](3900円)
誕生釈迦仏 [海洋堂:東大寺大仏展](3500円)
阿弥陀如来 [牛久大仏](2000円くらい)
阿弥陀三尊[三開仏](1888円)
阿修羅 [イSム:仏像マニアックス](1000円)
大日如来 [向吉悠睦の世界]
不動明王 [向吉悠睦の世界]
愛染明王 [向吉悠睦の世界]
如意輪観音 [向吉悠睦の世界]
聖観音菩薩 [鎌倉の土産物屋]
弥勒菩薩 [ガチャ]
なごみ地蔵 [長谷寺]
帝釈天騎象像 [空海と密教美術展]
ガネーシャ [ナマステ・インディア]
ホルス神 [トリノ・エジプト展のボールペン]
豊穣の神ハピ [海のエジプト展のガチャ]


三開仏が増えたことだし、最新の神仏習合写真を撮ってみた。牛久大仏は瀬戸物なので割れそうでコワい。阿修羅も誕生釈迦仏も固い所に落下させればポロっと壊れる恐れあり。なごみ地蔵はやわらかいのでギュっと潰したらしぼったタオルみたいになるだろう、試しはしないけど。帝釈天騎象像はもっと大きいのも売っていたが、顔つきが似ていなかったので似てなくてもOKなストラップ付きのチビ帝釈天を買った。リボルテックタケヤは可動式でたくさんの種類が出ているけれど、ひとつでじゅうぶんだ。愛染明王と不動明王の赤い体と青い体が「テツandトモ」みたいで派手なふたり。 [向吉悠睦の世界]は東京藝大美術館のショップで買った。
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三開仏

2018-10-29 21:23:45 | 美術全般
 仏像関連の展覧会に行くと、ミュージアムショップに小さな三開仏が売っていたりして、ちょっと欲しいなぁなんて思ったり思わなかったり、でも1万円以上していてそりゃねぇぜと思っていた。それでちょっとネットで調べたら阿弥陀三尊が1888円(送料込み)で売ってたので買ってみた。

 写真と違ったらヤダなとか、すごく安っぽかったらヤダなとか、ガタガタだったらヤダなとか、金具が錆びてたらヤダなとか、一生届かなかったらヤダなとか、いろいろ不安になりながらも、注文して待つこと2週間、某国から船便で届いた三開仏は、その値段なりに高級感こそないものの、建て付けもちゃんとしていて満足。蝶番も強固なものではないが、小さい子供が投げたり転がしたりして遊ばなければ大丈夫だろう。

 高さ10cm、直径5cmの丸い木枠の中に、阿弥陀如来+観音菩薩+勢至菩薩がいる。たぶんプラモデルみたいに成型加工されたパーツを、くり貫いた木枠に張り合わせるような作り方だと思うけれど、チマチマと細かい細工が面白い。仏像フィギュア仲間がまた増えてしまった。でもふたつはいらない、ひとつでじゅうぶんだ。








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マイベストアート2017

2017-12-30 18:37:31 | 美術全般
 2017年に見た美術展のベストテンを今年もやってみよ~(^o^;)
全27本。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。

(01)「ミュシャ展」@国立新美術館
  → 巨大なスラブ叙事詩20枚がチェコ国外で初めて公開。

(02)「運慶」@東京国立博物館
  → 有名な仏像が目白押し、裏に回ってじっくり観察。

(03)「ヨコハマトリエンナーレ2017」
  → 6回目のヨコトリは美術展の色が濃い。

(04)「北アルプス国際芸術祭」@長野県大町市
  → 38作品を巡る里山のアートイベント1回目。

(05)金沢21世紀美術館
  → レアンドロのプールが見たかった。

(06)富山県美術館
  → ガラス張りで明るい館内からの景色がよい。

(07)「ブリューゲル バベルの塔」展@東京都美術館
  → 24年ぶりの来日、幻想的な巨大建築物バベルの塔。

(08)「並河靖之七宝展 明治七宝の誘惑」@東京都庭園美術館
  → 美しい有線七宝をオシャレな美術館で堪能する。花瓶をひとつ欲しい。

(09)「驚異の超絶技巧! - 明治工芸から現代アートへ -」@三井記念美術館
  → 並河靖之、正阿弥勝義などに現代作家が絡みつく。

(10)「アルチンボルド展」@国立西洋美術館
  → 草木獣魚などを組み合わせた顔面、よく見りゃキモい。



くコ:彡 以下順不同 *******************



(11)六本木アートナイト2017
  → メインアーティスト蜷川実花の装飾が派手。

(12)佐川美術館
  → 琵琶湖大橋の傍にある和風平屋が優雅な佇まい。

(13)「鈴木春信 ボストン美術館浮世絵名品展」@千葉市美術館
  → 100点以上の春信が大集合。

(14)「パロディ、二重の声」@東京ステーションギャラリー
  → ギリギリアウトかセーフか、70年代のパロディ集合。

(15)「安藤忠雄展 挑戦」@国立新美術館
  → コンクリート原寸で再現された「光の教会」に驚愕。

(16)「ベルギー 奇想の系譜」展@Bunkamura ザ・ミュージアム
  → ブリューゲル、ボスなどの奇っ怪な作品目白押し。

(17)「サンシャワー 東南アジアの現代美術展」@国立新美術館&森美術館
  → 種々雑多なアジアンアートを2館同時連携で展開。

(18)「ティツィアーノとヴェネツィア派展」@美術館
  → 水の都ベニスで活躍した巨匠と周辺の画家の作品展。

(19)「春日大社 千年の至宝」@東京国立博物館
  → 最初の方は鹿だらけ。おもろい顔の狛犬がお茶目。

(20)「ピーター・モースと楢﨑宗重 二大コレクション」@すみだ北斎美術館
  → 開館記念展2で北斎以外の浮世絵も登場。

(21)静岡近代美術館
  → 駿府公園の脇に2016年10月にオープンした私立の美術館。

(22)「大英自然史博物館展」@国立科学博物館
  → 呪われたアメジストから始祖鳥まで370点を展示。

(23)「高円宮家所蔵 根付コレクション」@國學院大學博物館
  → 個性あふれる現代根付を無料観覧。図録も無料。

(24)「鈴木康広 始まりの庭」@箱根彫刻の森美術館
  → ファスナーの船の作家による自然現象に視点を置いた作品展。

(25)「素心伝心 クローン文化財」@東京藝術大学大学美術館
  → 最新デジタル技術で作り上げる複製の活用。

(26)「ヴェネチアン・グラス二千年の旅展」@箱根ガラスの森美術館
  → 小さなガラスの壺や花瓶はもらって帰りたいくらい美しい。

(27)「石内 都 肌理(きめ)と写真」@横浜美術館
  → きめ細かくないザラザラしたモノクロ写真。
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マイベストアート2016

2016-12-27 18:41:27 | 美術全般
 2016年に見た美術展のベストテンを今年もやってみよ~(^o^;)
ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。
全30本。ってけっこう少ないなぁ。
今年あちこちでやっていた芸術祭はすべてスルーしてしまったし。
来年は最少でもヨコハマトリエンナーレだけは行く予定。


(01)「ダリ展」@国立新美術館
  → 生誕100年回顧展からさらに10年。またもやダリがやってきた。記念写真スポットとしてメイ・ウエストの部屋まで再現されていた。重厚感のある装丁の図録がお気に入り。

(02)「生誕300年記念 若冲展」@東京都美術館
  → 90分待ちでマシなほうって何なのこの混雑は?。会期1か月なのに完全に油断していた。

(03)「観音の里の祈りとくらし展Ⅱ」@東京藝術大学大学美術館
  → 琵琶湖・長浜の仏たち集合、見たい見たい、見たいけど遠いと思っていた念願の千手千足観音もガン見できた。想像以上にちっこかった。

(04)「シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵」@上野の森美術館
  → 江戸美人を描いた一点ものの肉筆画129点が来日。

(05)「ポンピドゥー・センター傑作展」@東京都美術館
  → 1年1作家を年代順に展示して美術の歴史を考える。

(06)「平安の秘仏 滋賀櫟野寺の大観音とみほとけたち」@東京国立博物館
  → 金きらきんの十一面観音菩薩坐像は体長5m。

(07) 六本木アートナイト2016
  → 今年は秋の3日間開催。カンパニー・デ・キダム登場。

(08)「17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」@森アーツセンターギャラリー
  → フェルメール「水差しを持つ女」とレンブラントの《ベローナ》が来日。

(09)「村上隆のスーパーフラット・コレクション」@横浜美術館
  → 変なものをいろいろ蒐集しちゃっている困った先生。

(10)「神の手●ニッポン展II」@目黒雅叙園
  → 手作りの名匠5人が百段階段に集結。



くコ:彡 以下順不同 ************************




(11)「第19回 文化庁メディア芸術祭」@国立新美術館
  → しりあがり寿の「北斎の旅」がバカバカしくて楽しい。

(12)「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」@国立新美術館
  → エル・グレコ《受胎告知》など有名作品が倉敷から来た。

(13)「スター・ウォーズ展」@静岡市美術館
  → SWに関するあれやこれやがにぎにぎしく展示されている。

(14)「没後100年 宮川香山」@サントリー美術館
  → 明治陶芸の超絶技巧、宮川香山の花瓶、香炉、皿などが大集合。

(15)「カラヴァッジョ展」@国立西洋美術館
  → 腕は確かなのに人殺ししちゃった凶悪画家。

(16)「穎川美術館の名品」@松濤美術館
  → 穎川(えがわ)って読めないからカナ振ってほしい。

(17)「根付と提げ物」@たばこと塩の博物館
  → 《ハマグリにフンドシを挟まれた河童》という根付を見た。

(18)「複製技術と美術家たち-ピカソからウォーホルまで」展@横浜美術館
  → アウラの衰退とかゼログラフィーとか。

(19)「開館30周年記念展 東西の絶景」@静岡県立美術館
  → 伊藤若冲《樹花鳥獣図屏風》もここの所蔵品。

(20)「馬鑑(うまかがみ) 山口晃展」@馬の博物館
  → 馬がらみの山口作品が江戸時代の屏風などと競演。

(21)「エッシャーの世界」@静岡市美術館
  → 師メスキータとエッシャーのあれこれ。

(22)「篠山紀信×原美術館=快楽の館」@原美術館
  → この美術館で撮影した30人のヌード写真展。

(23)「レンブラント リ・クリエイト展2016」@そごう美術館
  → サイズや色調をデジタルで復元した複製画による展覧会。

(24)「宇宙と芸術展 THE UNIVERSE AND ART」@森美術館
  → 宇宙をテーマにしたいろいろなものが集まった。

(25)「浮世絵 六大絵師の競演 ―春信、清長、歌麿、写楽、北斎、広重―」@山種美術館
  → 近代絵画の山種が所蔵する質の良い浮世絵90点全部公開。

(26)「若冲と蕪村 江戸時代の画家たち」@岡田美術館
  → 若冲の孔雀鳳凰図が所蔵美術館で公開。

(27)「杉本博司 ロスト・ヒューマン」@東京都写真美術館
  → 錆びたトタン板で装飾された展示室が個性的。

(28)「BODY / PLAY / POLITICS」@横浜美術館
  → カラダが語り出す、世界の隠された物語。ってか

(29)「生きとし生けるもの」@ヴァンジ彫刻庭園美術館
  → 動物をモチーフにした作品たちがかわいい。

(30)「再発見!ニッポンの立体」@静岡県立美術館
  → フィギュアから仏像までいろんな立体物だけの展覧会。
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マイベストアート2015

2015-12-31 10:35:52 | 美術全般
 2015年に見た美術展のベストテンを今年もやってみよ~(^o^;)
全28本。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。

(01)「神の手●ニッポン展」@目黒雅叙園 百段階段
  → 超絶技巧を披露する神技師6人の合同展。

(02)「マグリット展」@国立新美術館
  → 13年ぶりの大回顧展に120点集合。

(03)「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」@水戸芸術館
  → わざわざ通路を作った展示形式が新鮮。電柱も登場。

(04)「小林清親展」@静岡市美術館
  → 没後100年を記念した展覧会。《猫と提灯》が好き。

(05)「二科100年展 伝説の洋画家たち」@東京都美術館
  → 二科展の歴史を振り返る130点。

(06)「曜変天目茶碗と日本の美 藤田美術館の至宝」@サントリー美術館
  → 快慶の地蔵菩薩のたもとの深さと色合いが良い。

(07)「フィラデルフィア美術館浮世絵名品展」@三井記念美術館
  → 春信一番、写楽二番、でも北斎二番って感じもした。

(08)「ルーヴル美術館展」@国立新美術館
  → フェルメールの《天文学者》が初来日。

(09)「ニキ・ド・サンファル展」@国立新美術館
  → ニキはパブリックアートだけじゃなかった。

(10)「春画展 SHUNGA 大英博物館特別出品」@永青文庫
  → これを国内で開催したことがスゴイことなのかも。



くコ:彡 以下順不同 ************************



(11)「みちのくの仏像 」@東京国立博物館
  → 頭にゾウを2匹つけた成島毘沙門堂の「伝吉祥天立像」など展示。

(12)「天才陶工 仁阿弥道八展」@サントリー美術館
  → 京都の陶芸家。猿やら猫やら狸やらユーモア溢れる作品も。

(13)「第18回文化庁メディア芸術祭」@国立新美術館
  → 勝手に店名を付ける「のらもじ発見プロジェクト」が面白い。

(14)「新印象派 - 光と色のドラマ」@東京都美術館
  → スーラ、シニャック、ピサロなど点々と。

(15)「コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏」@東京国立博物館
  → クセの強いインド仏を表慶館で展示。

(16)「笑う美術」@茨城県近代美術館
  → アルカイックスマイルも(笑う)に含めちゃった。

(17)「若冲と蕪村」@サントリー美術館
  → 同い年の絵師、生誕300年。

(18)「ボッティチェリとルネサンス」@Bunkamura ザ・ミュージアム
  → 樽みたいなデブ兄さんのせいで小さな樽と呼ばれたボッちゃん。

(19)「日向薬師 秘仏鉈彫本尊開帳」@金沢文庫
  → 修理中の日向薬師からノミ跡くっきりの薬師三尊が来た。

(20)「100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展」@東京都美術館
  → その時代を語るいろんな名品が100点来日。

(21)「村野藤吾の建築 - 模型が語る豊饒な世界」@目黒区美術館
  → 学生が製作した真っ白な建築模型を大量に展示。

(22)「オスカー・ニーマイヤー展」@東京都現代美術館
  → ブラジルのニテロイ現代美術館に行ってみたい。

(23)「モネ展」@東京都美術館
  → マルモッタン・モネ美術館所蔵「印象、日の出」。

(24)「没後100年 五姓田義松 - 最後の天才 -」@神奈川県立歴史博物館
  → 手際よく細密な鉛筆画が秀逸。

(25)「プラド美術館展」@三菱一号館美術館
  → 小柄な絵画だけで構成した展覧会。

(26)「村上隆の五百羅漢図展」@森美術館
  → 全長100mの色鮮やかなヘンテコ羅漢図。

(27)「始皇帝と大兵馬俑」@東京国立博物館
  → 2000年前は極彩色に塗られていたらしい。

(28)伊豆の長八美術館・カサ・エストレリータ・長八記念館
  → 石山修武設計の奇抜な建築が魅力的。
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マイベストアート2014

2014-12-31 09:11:03 | 美術全般
 2014年に見た美術展のベストテンを今年もやってみよ~(^o^;)
全37本。だいぶ少なくなった。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。

(01)「大浮世絵展」@江戸東京博物館
  → 内外から集めた400枚以上の浮世絵を大々的に展示。名品目白押し。厚さ3cmくらいある図録は邪魔くさいからもう金輪際買わないぞと思ったのについ買ってしまった。

(02)ヨコハマトリエンナーレ2014
  → 森村泰昌氏をアーティスティック・ディレクターに迎え「忘却の海」をテーマにした、お祭り感たっぷりの見ごたえのあるフェスティバル。《アート・ビン》というゴミ箱は個性的だったが溢れるほどには溜まらなかった。

(03)「ジョルジョ・デ・キリコ展 変遷と回帰」@パナソニック汐留ミュージアム
  → 2番目か3番目か4番目くらいに好きなシュルレアリストの展覧会。《不安を与えるミューズたち》 のブロンズ像の影がうごめく。不安だなぁ、不安だなぁ。

(04)「再発見 歌麿 《深川の雪》」@岡田美術館
  → 行方不明だった歌麿の巨大な浮世絵が66年ぶりに姿を現した。198.8cm×341.1cmという大きな肉筆画は見応え満点。

(05)「日本国宝展 祈り、信じる力」@東京国立博物館
  → 三千院の観音菩薩&勢至菩薩の金ピカ両脇侍がお迎えに参りました。

(06)「高野山開創1200年記念 高野山の名宝」@サントリー美術館
  → 運慶作の八大童子、巨大な孔雀明王、諸尊仏龕がお気に入り。

(07)「超絶技巧 明治工芸の粋 村田コレクション」@三井記念美術館
  → 大好きな並河靖之の有線七宝や正阿弥勝義の金工などを展示。

(08)「進化する だまし絵II」
  → またもや、だまし絵にだまされて気分よく帰る。

(09)「アニマルワールド」@静岡県立美術館
  → 若冲の樹花鳥獣図屏風ほか、動物の出てくる絵画がかわいく大集合。

(10)「佐伯祐三とパリ、ポスターのある街角」@静岡県立美術館
  → 大阪新美術館建設準備室の所蔵品が勢揃い。



くコ:彡 以下順不同 ************************



(11)「ミヒャエル ボレマンス:アドバンテージ」@原美術館
  → ベルギーの画家、「自動人形」の違和感が独特。

(12) 古代エジプト美術館
  → 渋谷の繁華街にある小さな美術館、学芸員の解説付き。

(13) 向井潤吉アトリエ館
  → 田舎の風景を描いた画家の自宅兼アトリエを美術館にした。

(14) スーパーマーケットミュージアム
  → サミットストアが期間限定でマーケットの仕組みを展示した美術館。

(15)「ラファエル前派展」@森アーツセンターギャラリー
  → ミレイの《オフィーリア》他、テート美術館所蔵の70点を展示。

(16)「禅・仙 ZEN・せんがい」@ディスカバリーミュージアム
  → 変な水牛や変な寒山拾得を見て心がフニャとなる。

(17) 城西大学水田記念博物館 大石化石ギャラリー
  → シーラカンスその他、立体的な珍しい魚の化石を展示している。

(18)「ルノワール礼賛」@ポーラ美術館
  → ルノワール14点と影響を受けたピカソ、中村彝などの作品を展示。

(19)「魅惑のニッポン木版画」@横浜美術館
  → 浮世絵から平成まで版画オンパレード。

(20)「栄西と建仁寺」@東京国立博物館
  → 臨済宗の開祖、えいさいじゃなくて、ようさいと読むって言われても。

(21)「江戸絵画の19世紀」@府中市美術館
  → 浮世絵いろいろ、初めて見る物件もいろいろ。

(22)「イメージの力 - 国立民族学博物館コレクションにさぐる」@国立新美術館
  → 世界各国のおもしろ民族品がいっぱいで楽しい。

(23)「のぞいてびっくり江戸絵画 科学の目、視覚のふしぎ」@サントリー美術館
  → 巨大なノミの絵、サイを描いた動物画などが興味深かった。。

(24)「バルテュス展」@東京都美術館
  → イケメンなバルテュスが描くちょっと妙な少女像。

(25)「法隆寺 祈りとかたち」@東京藝術大学大学美術館
  → 吉祥天や毘沙門天、金堂の壁画模写など名宝集結。

(26)「ねこ・猫・ネコ」@渋谷区立松濤美術館
  → 猫に関する絵画・彫刻がにゃんといっぱい。

(27)「デュフィ展」@Bunkamura ザ・ミュージアム
  → 殴り描きのような線とカラフルか色合いがマッチング。

(28)「オルセー美術館展 印象派の誕生」@国立新美術館
  → マネ、モネ、セザンヌ、印象派の名作が目白押し。

(29)「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」@東京国立近代美術館
  → 台湾のヤゲオ財団の収集した高そうな作品を展示。

(30)黄金町バザール2014
  → 京急沿線高架下に、ゆる~くアート展開。

(31)「美少女の美術史」@静岡県立美術館
  → 江戸、明治、昭和、平成の美少女芸術大集合。

(32)「磯崎新12×5=60」展@ワタリウム美術館
  → トリー・ハウスという軽井沢の書斎に上る階段はヒドイ!。

(33)「没後150年記念 歌川国貞」@浮世絵太田記念美術館
  → 広重よりも人気者だった国貞の初展覧会。

(34)「江戸と明治の天才 広重×香山」@東海道広重美術館」
  → 宮川香山の眞葛焼、高浮彫風神雷神花瓶の迫力がスゴイ。

(35)「するがのくにの芸術祭 富士の山ビエンナーレ」
  → 富士川周辺に展開するアートイベント第1回。蒲原が充実。

(36)「アーキテクツ/1933/Shirokane」@東京都庭園美術館
  → リニューアルした真新しいアール・デコ建築&新館もオープン。

(37)「東郷青児<超現実派の散歩>と収蔵品選」@損保ジャパン日本興亜美術館
  → 名前が変わってちょっとリニューアル。東郷青児は好き。
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マイベストアート2013

2013-12-30 18:55:23 | 美術全般
 2013年に見た美術展のベストテンを今年もやってみよ~(^o^;)
全54本。ちょっと減った。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。

(01) フィゲラス・ダリ劇場美術館
  → 数十年の念願かなってようやく行けたダリの聖地。赤い外壁と卵の屋根を前にして、あぁここか、ここだったのか、なるほどここがそうか、そうだよな、これだもんな・・・

(02)「福田美蘭展」@美術館
  → いい具合にツボを刺激するアイデア作品が秀逸。どきっ!ばったもんだらけの大運動会!という雰囲気がぷんぷんして大好物。しかも優れた技量を持っている。

(03)「若冲が来てくれました」@仙台市博物館
  → 升目描き鳥獣花木図屏風が東北に!来たぁ~!。東北の子供たちに元気になってもらうため動物を描いた絵を中心にプライスコレクションが再び来日。

(04) 六本木アートナイト
  → 4回目の開催ではじめて徹夜決行、楽しいでナイト。美術館も無料とか割引とかでお得。深夜でも大人数での喫茶店探しは苦労するほどにぎやか。

(05)「仏像半島 -房総の美しき仏たち」@千葉市美術館
  → 房総の仏像がたくさん。強すぎる霊力を封じるためにお面をかぶせたという覆面千手観音が凄い。顔が裂けてる宝誌和尚を見た時と同じくらいインパクトがある。

(06)「山口晃展~付り澱エンナーレ老若男女ご覧あれ~」@そごう美術館
  → 細密な洛中洛外図から駄洒落イラストまで多才を満喫。まがいもの標識なんてものをシレっと展示できちゃううらやましさ。

(07)「<遊ぶ>シュルレアリスム」@損保ジャパン東郷青児美術館
  → 偶然、意外性などの遊びに焦点を当てた展覧会。シュルレアリスムの展覧会はスルーできない。7章に別れた展示品は予想外にボリュームがあった。

(08)「空想の建築 ピラネージから野又穣へ」@町田市立国際版画美術館
  → 三十数点の野又穣の空想建築画が見られて大満足。この人の絵はツボにはまる。人っ子ひとりいない巨大建築の風景は寂寥感満点。

(09)「開館記念 日本・東洋 美の遺産展」@岡田美術館
  → 2013.10.04に箱根に開館した古美術品中心の大規模個人美術館。巨大な風神雷神図がインパクト大。その面前に足湯があるのも粋な、お・も・て・あ・し

(10)「飛天の美 天上の舞」@サントリー美術館
  → 平等院鳳凰堂から雲中供養菩薩14体登場。飛天や迦陵頻伽の造形が楽しくて、年賀状のネタにしようかと思ったほどだが間に合わなかった。まぁとり年でもないから。



くコ:彡 以下順不同 ************************



(11) 成川美術館
  → 3回目、晴天の日は芦ノ湖越しに富士山が見える絶景地。

(12)「始発電車を待ちながら」@東京ステーションギャラリー
  → 柴川敏之の錆び物とヤマガミユキヒロの映像+鉛筆画がよい。

(13)「博物館に初もうで」@東京国立博物館
  → リニューアルした東洋館と国宝・重文ぞろぞろの本館めぐり。

(14)「廣重 東海道五十三次」@MOA美術館
  → 保永堂版の他、行書版と隷書版、残念ながら全部ではなかった。

(15)「飛騨の円空 -千光寺とその周辺の足跡-」@東京国立博物館
  → ツッコミ所満載、荒削りなワイルド仏像が鎮座。

(16)「禅画に込めたメッセージ 白隠展」@Bunkamura ザ・ミュージアム
  → ギャグ漫画みたいなキャラが笑える。

(17)「中ザワヒデキ展」@武蔵野市立吉祥寺美術館
  → 脳で見るアート? 脳波で描くアート?

(18)「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー展」@横浜美術館
  → ロバート・キャパは架空の名前だった。

(19)「ラファエロ」@国立西洋美術館
  → ほぼ9割が宗教画。フェデリコ・ズッカリ 《牢獄から解放される聖ペテロ》

(20)「VOCA展2013」@上野の森美術館
  → 20周年。文谷有佳里、佐藤翠、山口英紀。

(21)「維新の洋画家 川村清雄」@静岡県立美術館
  → 絹本油彩、勝海舟、徳川将軍なども描いた洋画家。

(22)「ルーベンス」@Bunkamura ザ・ミュージアム
  → ルーベンスとアントワープ工房の大規模展。

(23)「アーティスト・ファイル2013」@国立新美術館
  → 國安孝昌の丸太の作品で越後妻有を思い出した。

(24)「カリフォルニア・デザイン1930-1965」@国立新美術館
  → アメ車Avantiが懐かしい。昔プラモ造ったぞ。

(25)「第66回 日本アンデパンダン展」@国立新美術館
  → 誰でも出品できる無審査展に飽きるほどたくさん展示。

(26)「アートフェア東京」@東京国際フォーラム
  → 最終日に行ったら赤○けっこう付いてた。。

(27)「Wonderful My Art 高橋コレクションの作家たち」@河口湖美術館
  → 大畑伸太郎の立体作品《線香花火》がお気に入り。

(28)「熱々 東南アジアの現代美術 Welcome to the Jungle」@横浜美術館
  → アフマド・ファド・オスマンの71枚のスライドフィルムが阿呆だ。

(29) 河口湖オルゴールの森美術館
  → 花咲く庭園、スワンの泳ぐ池、オルゴールのおみやげ。

(30) 山中湖美術館
  → 十数年ぶりに行ったけど、ますます森に埋もれていた。

(31)「LOVE展 アートにみる愛のかたち」@森美術館
  → いろんな愛にまつわる作品がぞろぞろ。

(32)「ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡」@江戸東京博物館
  → ファインバーグ夫妻が集めた江戸の逸品が勢揃い。

(33)「プーシキン美術館展」@横浜美術館
  → 東日本大震災で延期になっていた展覧会がついに開催。

(34)「いぬ 岩合光昭写真展」@佐野美術館
  → 犬の写真だけ展示する、ほんわかムードの展覧会。

(35)「せいかどう動物園」@静嘉堂文庫美術館
  → 動物モチーフの香炉、壺、皿、小物などが大集合。

(36)「アンドレアス・グルスキー展」@国立新美術館
  → 独特の視線で捉えた写真をビッグサイズに引き伸ばし。

(37)「谷文晁 生誕250周年展」@サントリー美術館
  → いろいろな画風を持つ江戸画壇の絵師特集は35年ぶり。

(38) 中村キース・へリング美術館
  → 北川原温設計による屋根が個性的な美術館。

(39)「ルーヴル美術館展 地中海 四千年のものがたり」@東京都美術館
  → 地中海に焦点を当てた展示物が273点、てんこもり。

(40)「サンダーバード博」@日本科学未来館
  → 懐かしがるのは大人だが、アトラクションが子供向きで照れる。

(41)「PAPER - 紙と私の新しいかたち - 展」@目黒区美術館
  → 1/100建築模型用添景セットや浮遊する紙の器の美しさ。

(42)「アートがあれば II」東京オペラシティ・アートギャラリー
  → 個人コレクター9人の所蔵品展示。トミカで回転トミ寿司が欲しい。

(43)「興福寺仏頭展」@東京藝術大学大学美術館
  → 大きな仏頭がメインで十二神将をゆったり展示。展示数は少ない。

(44) 杉山美術館
  → トレンツ・リャドの原画などを展示する個人美術館。

(45) 六町ミュージアム・フローラ
  → スロープの緑地がある個性的な建築の美術館。

(46)「サルバドール・ダリ展 多彩な版画作品を中心に」@高崎市美術館
  → ダリが描いた日本の民話「花咲じじい」なんて珍しいモノもあった。

(47)「特別展 京都 洛中洛外図と障壁画の美」@東京国立博物館
  → 国宝重文の洛中洛外図7点。絵が細かいから見るのがたいへん。

(48)「六本木クロッシング2013 アウト・オブ・ダウト展」@森美術館
  → 疑うことから始めよう、で、疑いっぱなし。

(49) 茨城県天心記念五浦美術館
  → 内藤廣設計、海岸に建つのんびりとした美術館。

(50)「カイユボット展 都市の印象派」@ブリヂストン美術館
  → 絵画約60点、弟が撮影した小さな写真を100点ほど展示。

(51)「ターナー」@東京都美術館
  → 豚の膀胱に入れた絵の具で黄色を多用してカレーマニアと揶揄されたーなぁ。

(52) バルセロナ・ダリ美術館
  → ギャラリーチックな小さな美術館にダリがたっぷり。

(53) カタルーニャ美術館
  → バルセロナの高台に威容を誇るその佇まいに圧倒される。

(54) バルセロナ・ミロ美術館
  → 丘の上に建つ白亜の美術館。
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マイベストアート2012

2012-12-29 12:58:36 | 美術全般
 2012年に見た美術展のベストテンを今年もやってみよ~(^o^;)
全77本。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。

(01)「館長 庵野秀明 特撮博物館」@東京都現代美術館
  → ミニチュア、ジオラマ、特撮満載、特撮映画「巨神兵東京に現わる」も上映。見きれないほどのお宝がごっちゃごっちゃ登場、ひととき少年に戻った気分で楽しめた。

(02)水と土の芸術祭
  → 新潟市内の施設を使った現代アートの芸術祭。新潟市内に集中した展示エリアなので、晴天の中、レンタサイクルで新潟ブラブラ、ニーブラは気分爽快あぁそうかい。

(03)「美術にぶるっ!日本近代美術の100年」@東京国立近代美術館
  → 教科書に出てくるような有名作品が勢揃い。リニューアル後の全館を使って名品の数々を贅沢に537点、写真も撮り放題という太っ腹。

(04)「須田悦弘展」@千葉市美術館
  → あえて見逃しやすいところに展示する木彫りの芸術。確かに見逃している作品があるはずだがいったいどこにあるのだろうってまるで宝探し。

(05)「会田誠展 天才でごめんなさい」@森美術館
  → 大規模な個展で大作ぞくぞく登場。18禁ルームも完備。旧作から新作まで会田ワールド全開。「へんたいだっていいじゃないか、にんげんだもの」

(06)アサヒビール大山崎山荘美術館
  → 大正初期からのレトロチックな木造建築の佇まいがすばらしい。建物も良くて景色も良くて、桜咲く季節にうってつけの美術館。

(07)「松井冬子展 世界中の子と友達になれる」@横浜美術館
  → 美人アーティストの美しくもエグいイメージにぞわわ♪ぞわわ♪ぞわわ♪。そんなぞわわな作品を山ほど見た後はぞわわな悪夢で眼が覚める。

(08)「浮世絵 猫百景 国芳一門ネコづくし」@浮世絵太田記念美術館
  → じゃれ猫、化け猫、役者猫、職人猫、入浴猫、いろんな猫が浮世絵に登場。

(09)「元素のふしぎ」@国立科学博物館
  → いろんな元素を含む実物を展示していて面白い。普段見ることのない妙な物体やら原石やらいろんなモノが目白押し、まるで役に立つ遊園地みたい。

(10)「フェルメール光の王国展」@フェルメール・センター銀座
  → 全37作品をデジタルマスタリング再現。ぐるりと見回す壁の全てがフェルメール。全部バッタモンとはいえ、四方がフェルメールという空間はすごい。



くコ:彡 以下順不同 ************************



(11)「レオナール・フジタ 私のパリ、私のアトリエ」@ポーラ美術館
  → 1月2日は入場無料。《猫の床屋》がお気に入り。

(12)「にゃんとも猫だらけ」@UKIYO-E TOKYO
  → 月岡芳年の《うるささう》がお気に入り。

(13)「建築、アートがつくりだす新しい環境―これからの“感じ”」@東京都現代美術館
  → ロレックス・ラーニングセンターに行ってみたい。

(14)「ルドンとその周辺―夢見る世紀末」@三菱一号館美術館
  → ルドンの目玉、そして三菱の目玉、大きなパステル画《グラン・ブーケ》も公開。

(15)「杉浦千里が描いた博物画に観るエビとカニの美」@東京都葛西臨海水族園
  → でかいニシキエビがカラフルでデラックスでスーパーリアリズム。

(16)「ジャン=ミシェル オトニエル・マイ ウェイ」@原美術館
  → AR技術で作品を3D画像表示、わいわい遊べて面白い。

(17)「blue construction 野又穫展 佐賀町アーカイブ」@3331 Arts Chiyoda
  → 煙突や給水塔など想像で作り上げた建造物の不思議感が楽しい。

(18)「現代洋画家たちのクレパス画展」@笠間日動美術館
  → これもクレパスで描いたの?って驚くようなクレパス絵画。

(19)「塩川コレクション ロイヤルコペンハーゲン ビングオーグレンダール」@茨城県陶芸美術館
  → トカゲぬめぬめ、ナメクジぬめぬめ、食欲の萎える食器。

(20)「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」@東京都現代美術館
  → なんでもかんでもレインボーの明るく楽しい虹色絵画。。

(21)「フェアリー・テイル展 ~妖精たちの物語~」@三鷹市美術ギャラリー
  → 妖精の絵ならいいけど妖精の写真はアヤシイ。

(22)「望郷 - TOKIORE(I)MIX 山口晃展@メゾンエルメス
  → エルメスビルの中に電信柱がにょきにょき生えてる壮観。

(23)「ザ・タワー ~都市と塔のものがたり~」@江戸東京博物館
  → エッフェル塔改造計画で大笑い。太陽の塔の顔も展示。

(24)「片桐仁(ラーメンズ)個展 感涙の秘宝展」@ポスターハリス・カンパニー
  → 遮光器土偶の形をしたペットボトルケースとか奇妙陳列。

(25)「(第15回)文化庁メディア芸術祭」@国立新美術館
  → 入場無料の芸術祭に面白いものいろいろ。

(26)清春芸術村
  → 集合アトリエやら木の上の茶室やら指やらルオー礼拝堂やら。

(27)「ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー」@水戸芸術館
  → よくわからないカテゴリーの参加型展示などいろいろ。

(28)六本木アートナイト2012
  → 草間彌生を中心に展開。巨大こけしがインパクト大だった。

(29)「アートフェア東京2012」@東京国際フォーラム
  → 昨年より広くなった会場で見ごたえ倍増。

(30)「レオナルド・ダ・ヴインチ美の理想」@Bunkamura ザ・ミュージアム
  → あんなモナリザ、こんなモナリザ、いろんなモナリザがたくさん来た。

(31)「ボストン美術館 日本美術の至宝」@東京国立博物館
  → 日本美術の名品コレクション90点。《吉備大臣入唐絵巻》はギャグ漫画。

(32)かんなみ仏の里美術館
  → 桑原薬師堂にあった24体の仏像が常設展示されている。

(33)「セザンヌ パリとプロヴァンス」@国立新美術館
  →100%セザンヌ、90点のセザンヌだけが一堂に会する。

(34)「清川あさみ|美女採集」展@表参道ヒルズ
  → 池麺シリーズも追加。ハーゲンダッツとのコラボ美女ケーキ。

(35)「BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展」@東京オペラシティアートギャラリー
  → 人を食った物件が並んでいるビートたけしオンパレード。

(36)「マックス・エルンスト - フィギュア×スケープ」@横浜美術館
  → キモかったりかわいかったりわけわからん不思議ワールド。

(37)「桜・さくら・SAKURA 2012 -美術館でお花見!-」@山種美術館
  → 桜を描いた日本画いろいろ。

(38)「KORIN展」@根津美術館
  → 尾形光琳の「燕子花図」とメトロポリタンの「八橋図」が100年ぶりに再会。

(39)「大エルミタージュ美術館展」@国立新美術館
  → 絢爛豪華なロシアの美術館から逸品が集結。

(40)「空からの眺め ~大江戸八百八町~」@浮世絵太田記念美術館
  → 空から眺めた鳥瞰図などの浮世絵をいろいろ展示。

(41)「開館10周年記念展 庭をめぐれば」@ヴァンジ彫刻庭園美術館
  → 草間彌生の《明日咲く花》が広い庭園の真ん中にドン。

(42)「荒木経惟写真集展 アラーキー」@IZU PHOTO MUSEUM
  → これまでに出版した400冊以上の写真集をずらり展示。

(43)「トーマス・デマンド展」@東京都現代美術館
  → 厚紙で作った実物大模型を撮影した不思議なフォト。

(44)「京都 細見美術館展 Part2 琳派・若冲と雅の世界」@そごう美術館
  → 玉虫姫と蝉の右衛門守の婚礼で、きりぎりす絵巻にトンボ男登場。

(45)「開館25周年記念特別展 柿右衛門展」@戸栗美術館
  → 濁手(にごしで)という乳白色の地色が特徴的な柿右衛門だそうで。

(46)「森村泰昌 モリエンナーレ まねぶ美術史」@静岡市美術館
  → 森村氏が影響を受けて真似した作品を並べて展示。

(47)「伊藤尚未 電気美術倶楽部」@佐野美術館
  → 電子回路などを使ったメディアアート作品の不思議な魅力。

(48)「ベルリン国立美術館展」@国立西洋美術館
  → フェルメールの《真珠の首飾りの少女》が来日。

(49)「マウリッツハイス美術館展」@東京都美術館
  → フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》が来日。

(50)「世界報道写真展」@東京都写真美術館
  → 約170点、戦争、事件、大震災、ショックな写真の数々が胸を打つ。

(51)「日本橋 描かれたランドマークの400年」@江戸東京博物館
  → 裏から光を当てる影からくり絵《隅田川風物図巻》が楽しい。

(52)「アラブ・エクスプレス展」@森美術館
  → あまりよく知らないアラブ諸国のアートいろいろ。

(53)「奈良美智 君や僕にちょっと似ている」@横浜美術館
  → 2011年3月以降に制作した、ほとんど新作による個展。

(54)「具体 - ニッポンの前衛 18年の軌跡」@国立新美術館
  → 現代アートに通じる60年前の芸術ムーブメントを紹介。

(55)「ツタンカーメン展 黄金の秘宝と少年王の真実」@上野の森美術館
  → 棺形カノポス容器は金製、入場料はなんと休日3000円。

(56)「大英博物館古代エジプト展」@森アーツセンターギャラリー
  → 37mの『死者の書』グリーンフィールドパピルスを孤を描いて展示。

(57)「バーン=ジョーンズ展」@三菱一号館美術館
  → 《眠り姫》が面白い。全員寝てるんだもん。

(58)「東京都美術館ものがたり」展@東京都美術館
  → 改修前後のミニチュアモデルで改修箇所がよくわかる。

(59)「GEISAI#17」@東京都立産業貿易センター台東館
  → 小規模になったので、散歩のついでに立ち寄ってもOK。

(60)「ア!教科書で見たゾ」@東洋文庫
  → 解体新書だの東方見聞録だのと本物がどっさり。

(61)「現代日本画の精華」@郷さくら美術館 東京
  → 福島県郡山の日本画美術館の分館が中目黒にできた。

(62)「琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏名宝展」@三井記念美術館
  → 琵琶湖周辺の仏像二十数体が見ごたえあり。

(63)「ジミー大西作品展 挑戦と革新」@銀座三越
  → ほぼベタ塗りだけど色彩感覚Good。

(64)「こうふのまちの芸術祭2012」
  → 甲府市中心街の22か所に展開、今年で3回目だがちょっと淋しい感じ。

(65)「ドビュッシー、音楽と美術」@ブリジストン美術館
  → ドビュッシーを取り巻く印象派の作品を紹介。

(66)「千代田芸術祭2012」@3331 Arts Chiyoda
  → 無審査の3331アンデパンダンを開催。

(67)「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」@国立新美術館
  → 家具調度と一緒に飾られた「バロック・サロン」が豪華。

(68)「TRANS ARTS TOKYO」@旧東京電機大11号館
  → 地上17階のビル全フロアでアート三昧。

(69)「メトロポリタン美術館展」@東京都美術館
  → 巨大美術館から絵画や彫刻が集結。

(70)「はじまりは国芳 -江戸スピリットのゆくえ」@横浜美術館
  → 江戸末期から明治時代に受け継がれた国芳のスピリット。

(71)「黄金町バザール2012」
  → 高架下スタジオが充実してきた。

(72)「開館30年記念 肉筆浮世絵名作展」@MOA美術館
  → 宮川長春、懐月堂、広重、北斎などの色鮮やかな肉筆画特集。

(73)「ガラス絵展」@フェルケール博物館
  → ガラスの裏に描くのでサインなどを先に描く。すごくトリッキー。

(74)「江戸絵画の楽園」@静岡県立美術館
  → 《円形絵》219葉、コースターのような丸い絵がかわいい。

(75)「平等院養林庵書院 襖絵奉納記念 山口晃展」@美術館「えき」KYOTO
  → 新作・旧作とりまぜてほどよい塩梅で山愚痴屋。

(76)「アートと音楽 - 新たな共感覚をもとめて」@東京都現代美術館
  → セレスト・ブルシェ=ムジュノの白磁器が奏でる音が好き。

(77)「MOTアニュアル2012 風が吹けば桶屋が儲かる」@東京都現代美術館
  → 何だこの他人任せな展覧会は? 田中功起の非展示作品とかさぁ・・・
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うちの神仏全員集合2012

2012-05-24 08:46:17 | 美術全般
 展覧会とかなんやかやで買った神仏フィギュアを並べてみた。たいして集まってはいない。常日頃から通りすがりの街角でガチャガチャやる人ならどんどん溜まっちゃうだろうが、残念なのが出ると悲しいので滅多矢鱈にはやらないし、コンプリートする気は毛頭ないので、弥勒菩薩が唯一の街頭ガチャなのだ。うちのどっかを探せば、修学旅行で行った時の金属性の小さな鎌倉大仏もいるはずだが、さてどこに行ったものか。

阿修羅 : 仏像マニアックス(イSム)
阿弥陀如来 : 牛久浄苑
誕生釈迦仏 : 東大寺大仏展(海洋堂)
多聞天 : リボルテックタケヤ
ガネーシャ : ナマステ・インディア
聖観音菩薩 : 鎌倉の土産物屋
ホルス神 : トリノ・エジプト展のボールペン
豊穣の神ハピ : 海のエジプト展のガチャ
弥勒菩薩 : ガチャ
なごみ地蔵 : 長谷寺
帝釈天騎象像 : 空海と密教美術展
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