ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

第61回静岡ホビーショー

2023-05-13 21:28:47 | イベント
 私は2015年、2017年に続いて3回目の静岡ホビーショー。コロナ禍をくぐり抜けてひさしぶりの訪問だったのでちょっと不安。ツインメッセの駐車場は7amから開いているようだったので、一縷の望みをかけて早起きしてちょうど7時頃行ってみたらもう満車だった。ぱんなこった! 隣りのヨーカドーの駐車場はまだ当分始まらないので、しかたなく徒歩15分程度の距離にある駐車場にクルマを止めた。そこからツインメッセまで歩く。晴れていれば何のこともないが、雨降りの中、ズルズルと歩く。靴下ぐっちゃり。

 以前はもっと遅い時刻にヨーカドーの駐車場も使ったことがあって、そこから会場に行くとすんなり入れたのだが、今回は違った。検温や予約参加証確認があるので、ツインメッセの周囲を1周歩かされることになった。それも雨降りの中、ズルズルと歩く。靴下ぐっちゃり。

 9時10分頃に会場内に入っただけでもうかなりの達成感、靴下以外は快適に、メーカーやモデラーさんたちの作品を眺めて歩いているうちにだんだん観客も増えてきてまっすぐ歩けなくなった。

・城の周りで遊んではいけない、ペギラがやや興奮している


・私が一番好きな城「ノイシュヴァンシュタイン城」、ずっと前に一度行ったことがある


・シロめし弁当、両脇にシャチホコ


・くいかけ電気軌道、ちっこい電車がぐるぐる走っている


・コスモスポーツ(マットビハイクル)


・トヨタスポーツ800(もしもヨタハチがマットビハイクルだったら、というストーリーで作られた空想モデル)ヨタハチ好きの私はこっちのほうがいい


・アウトビアンキA112アバルト、これも好きだった


・チョロQzero、3080円


・6月発売予定のダイキャストのモンキー、4070円


・CB750のパーツ


・デロリアン、公道を走れるタイムマシンレプリカ


・デロリアン、上から


・北館風景


・自衛隊展示:16式機動戦闘車


・自衛隊展示:高機動車、運転席に座らせてもらったが、ステップが高くて、ものすごく足を上げないと登れない


・自衛隊展示:鼻水を垂らした子供の顔に見えた


・駿河葵:自衛隊静岡地方協力本部イメージキャラクター


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アークラ大サーカス

2021-11-06 22:37:13 | イベント
 御殿場市で2018年まで開催していた『ごてんばアート・クラフトフェア』、惜しまれつつ終わってしまってわんわんわわんだったが、2021年、コロナも一段落している隙間な季節に『アークラ大サーカス』という大げさな名称で復活した。木下大サーカスみたいなのがやってくるのかと誤解されがちな、いったん説明が必要な名称になった。パンフレットにも「空中ブランコやクマの玉乗りショー等は一切ございません」と書いてある。書いておかないとクマの玉乗りを目的に来てしまうお客さんがひっきりなしに来場して混乱を招く恐れが0.3%くらいあるかもしれない。

 「アークラ」は「アート・クラフト」の略なので、中身はアート・クラフトフェアである。だけれどだけど、会場の真ん中に大きなテントが設営されて、そこで劇団やミュージシャンなどのパフォーマンスも行われる。全国から集まったクラフトやワークショップ、フード、カフェなどのテントが178軒、会場に点在、テントではずっと誰かが何かをやっているので、その気になれば一日中いられるにぎやかなイベントとなっている。

会場:国立中央青少年交流の家
開催日
2021年11月6日(土)10:00~16:00
2021年11月7日(日) 9:00~15:00
www.アークラ大サーカス.com























・現場の駐車場は400台駐車可、それとは別にかなり離れた場所にある臨時駐車場に300台、そこからはシャトルバスが出ている



・行くたびに革製コインケースを買いがちな私、そんなに使うのか?



・標高も高いところなので紅葉も見られる






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東京モーターショー2019

2019-11-04 23:10:29 | イベント
 東京ビッグサイト近辺で開催された第46回東京モーターショー2019、多くの外車メーカーが出展してないという不安な状態に加えて、東京オリンピックのためにビッグサイトの半分を占拠されてしまい、会場が青海駅周辺にまで分散しているというヤバイ雰囲気にも関わらず、入場者は100万人を超えたようで、私が行った11月2日もじゅうぶん過ぎる混雑ぶりだった。ビッグサイトと青海展示棟を結ぶOPEN ROADにもカスタムカーやらスーパーカーやらモビリティ試乗コース、露店などが点在していて、天気の良い昼下がりの移動も、散歩気分で楽しめて、お祭り感が出ていて割とよかった。でもこれで雨が降っていたら台無しだったかも。もちろん歩きたくない人用にシャトルバスも用意されていた。でもやっぱり展示場はひと固まりに集中していたほうがいいけど。






















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天王洲アイル&お台場ツアー

2019-03-18 22:52:42 | イベント
 アートテラーとに~さん主催の「天王洲アイル&お台場ツアー」に参加した。まずはお台場ということで、日本科学未来館で開催中の企画展 「工事中!~立ち入り禁止!?重機の現場」を見た。重機がゴロゴロ置いてある。重機中毒患者、工事フェチ、はたらくクルマ依存症のお友達には見逃せない展覧会。運転席に乗れる企画物には良い子のお友達が行列を成していた。会場もそこはかとなく工事現場風なディスプレイやアイテムで飾り付けてあって会場ができあがっているのかできあがってないのか判断に迷うところが逆にオシャレ。グッズ売り場もおもしろい重機の嵐、なんとか嵐はくぐり抜けた。トミカも並んでいて私が持っている「コマツ 対人地雷除去機」も白いボディを燦然と輝かせていた。←何で持ってる? 私のお気に入りは銀色のパワーショベル。

日本初の油圧ショベル ユンボY-35(キャタピラー)


鉄筋・鉄骨コンクリートカッター ガジラDSカッター(タグチ工業)


四脚クローラ方式 総椀型コンセプトマシン(日立建機)


看板いっぱい



 天王洲アイルでは、隈研吾デザインによる今風な画材店「PIGMENT(ピグモン)」、東横INN天王洲アイルの前に置いてある陶器のゴミ箱の前で雨宿り、寺田倉庫のギャラリーANOMARYなどを巡った。ANOMARYでは「写真撮ってもいいですSNSで宣伝してください」と言われたので載せちゃう。

PIGMENT:ピグメント(顔料)だけれどフランス語でピグモンと読む


PIGMENT:隈研吾デザインの天井が個性的で掃除が面倒くさそう


陶製のゴミ箱:三島喜美代《Work2012》


雨上がりの川沿いのテラス


ギャラリーANOMARY


ギャラリーANOMARY:この鉄塔や橋は糸で作られている




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筒井康隆vs中川翔子トークイベント

2018-12-02 22:12:52 | イベント
「トーク&オークションイベント わたしの筒井康隆②」@世田谷文学館

 世田谷文学館で開催中の筒井康隆展のイベントを観覧してきた。内容は筒井さんと中川翔子さんとの対談が60分、筒井さんによる自作朗読が15分、筒井関連物を売るオークションが30分、合計約2時間の楽しい時間。しょこたんギザカワユス、筒井さんギガ元気ュス!そんな二人がべちゃくちゃ喋るのを5mくらいの距離で拝見できてテラウレシュス!

 筒井さんに「しょこたん」と呼ばれて死ぬほど感激しているしょこたんも筋金入りのツツイストのようで、自身も映画『七瀬ふたたび』のためのショートムービー演出を任され、絵コンテを描いたし、亡き父も南野陽子主演のテレビ版『時をかける少女』に深町くんの役で出演していたという。すげぇじゃん。

 しょこたんの好きな筒井作品は『走る取的』、『農協月へ行く』、『死にかた』、『寝る方法』、『ホンキイ・トンク』、『人類の大不調和』、『蟹甲癬』、『コレラ』など。基本的に汚い血みどろ残酷恐怖ぐちゃぐちゃ死ぬ方面が好みらしい。

 現在ネコ10匹と暮らしているしょこたんが以前、筒井さんに「したいことが多すぎてやる暇がなくて困る」みたいな人生相談をしたところ、「ネコ全部殺せ」というありがたいお言葉を賜ったとのこと。しょこたんがアドバイスに従ったかどうかは誰も知らない。

 どんな朝食を食べているのかというアイドルみたいな質問を投げ掛けるしょこたん。筒井さんはシャケ、ベーコンエッグ、卵かけご飯白身抜き、大根おろしかけちりめんじゃこが好きで、全部自分でやっているらしい。

 醤油とワサビを塗りたくった大きなマグロに顔を突っ込みたいという筒井さんの発言になんてことをと驚愕するしょこたんは、死んだらイクラをたくさん顔にかけて欲しいと発言、どっちもどっちだ。

 作品でヤバい事もたくさん書いてきたが当時は何も言われなかった、今はコンプライアンスなどあるのでそれもできないって。スランプは無いという筒井さん、書きたいモノはもう無いとも言う。書きためていた作品はこの展覧会に先立って全部出してしまった、もう長編のアイデアは出てこない、短編なら5つできている、最近は電子書籍も売れだしたと、具体的な売り上げ金額まで喋っちゃう筒井さん。

 会話が止まって2秒後にダハハハと笑い合うオードリーみたいな瞬間が2、3度あったが、バラエティ慣れしているしょこたんが気を使って終始進行をリードしてくれてトークは白熱、放送禁止用語が飛び出す筒井さんと、それを嬉しそうな顔で制止しきれないしょこたんの和やかなる爆裂トークが60分も聞けて至福のひととき。

 筒井さんはこの後の朗読に出て来る女?のセリフをぜひしょこたんにやってもらいたかったようだが、しょこたんはこのイベントが終わったら早々に新宿タワレコで新曲リリイベがあるということで、後ろ髪をダンプカーに轢かれる思いで去って行った。筒井さんもその事は知っていたようで新曲のタイトルまで宣伝してくれて、しょこたんは白目剥いて感激も黒潮。

 その朗読は『馬』という作品。社長に馬をやると言われて断ると激怒されるので仕方なく厩に行ったら、この馬だと指差された馬がどう見ても若い女だ、こりゃどういうことだ? 厩番に「馬は乗るものだろ」と言われる辺りからもう、妖しげな妄想を掻き立てられまくりなショートストーリー。しょこたんとの共演が聞きたかったぜ!

 最後はオークション。これが2回目のオークションイベント。筒井さん自らオークショニアになりハンマーを振り回す。ロットナンバー28までの所蔵SF書籍、ポスター、店頭ポップ、フィギュア、断筆祭グッズ、愛用メガネ、サングラスなど、まだ展示中だったりする筒井ファン垂涎の逸品が登場。安いほうは1200円から始まり、眼鏡は30000円、サングラスは47000円、最後の『ダンシング・ヴァニティ』の非売品フィギュアは70000円で落札された。

 オークションとはいえ筒井さんの気分次第で落札が決まる。1回目の落札値を今回の開始値にしたり、2000円から始まって誰かが「2000円」と叫んだ途端にハンマーが打たれたり、同じ品物が複数あったら落札希望人数がちょうどになるまで上げて行ったり下げて行ったり、いざハンマープライスとなった後で「こりゃちと高すぎる」と感じた筒井さんが勝手に半額くらいに値下げしたり笑う所多数。私は何も落札できなかったけれど、このイベントの抽選に当たっただけで価千金のご飯は牛玉シッダールタ!




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仏像手相鑑定の旅

2017-10-04 19:35:26 | イベント
 アートテラーとに~さん主催の「仏像手相鑑定の旅」に参加した。今回が2回目らしいが、占い師の高天麗舟(たかまれいしゅう)さんを講師に迎えて、あろうことか、仏像の手相を勝手に占ってしまおうという荒唐無稽な企画。参加者はやっぱり仏像が好きな人が多かった。仏像の手相占いなんて漫才のネタみたいなツアー。生きている人間は生き方によって手相も変わるが、仏像さんは生きてないから手相が変わるわけでもない。

 麗舟さんによると、仏像の手相は総じて悪くないという。仏師は意図的に良い手相に彫ったのか、たまたまそうなっただけなのか、本当のところはわからない。麗舟さんがとある現代の仏像作家さんに突撃取材してみた所、意図的に良い手相にしていると言われたそうだ。そりゃまぁ、手相がわかる人が見たら、この仏像はダメな手相だ、なんて事がわかってしまい、周囲にそれを吹聴したら、ダメ仏と後ろ指をさされかねない。「うしろゆびさされ仏」なんて縁起でもない。やっぱりそんなの何もありがたくないから良い手相にしておくに越したことはない。

 でもみんながそうする文化だったのかどうかはわからない。仏像の手の平を掘るときは、普通に考えれば自分の反対の手を見ならが彫るのがいちばんの近道だ。私でも手の絵を描く時は自分の手を見るし。だから仏師がたまたま良い手相だったかもしれない。慶派の仏像はみな同じ手相をしていると麗舟さんが言っていた。真面目な弟子は師匠の作品を忠実に模倣するから手相も一緒で不思議ではない。

 そんなこんなで、護国寺、目黒不動、大圓寺、東博1階を訪問した。二重の知能線をもってロマンチックでストレスが溜まりやすい護国寺の仁王、野心の強い霊廟聖観音、大胆で目の前にボタンがあればすぐ押したがる目黒不動の仁王、子供のころから仕事してそうな微笑観世音菩薩、オレがオレがという性格の東博の十一面観音菩薩、引っ込み思案で慎重な阿弥陀如来坐像、負けず嫌いの薬師如来坐像など、いろんなブツの手相を見てアーダコーダ言いながらの楽しい旅だった。

 麗舟さんに、足の相は見ないのですのかと尋ねると、やったことはあるとの回答だった。それでは動物の手相は見ないのですかと尋ねると、チンパンジーの手相なら見たことがあるとのこと。なかなか隙が無い人だ。私は無理をして自分を追い込む性格だそうだ。マラソンが趣味だったり、と言われて、確かにのろのろジョギングはするけれど、自分を追い込むほど疾走はしないぜ。すぐ休むぜ。すぐ歩くぜ。




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建築ツアー(恵比寿編)

2016-10-06 22:52:58 | イベント
みんなの大東京建築ツアー

 アートテラーとに~さん主催の、みんなの大東京建築ツアー【恵比寿編】 に参加した。講師は建築家のペンさん。今回は恵比寿駅の周辺を巡るツアー。恵比寿なんてとっくにやっただろうとみんな思い込んでいたが、そのまわりはやったけれど恵比寿がポツンと抜けていたことにスタッフさんがこぞって最近気づいたらしい。ガーデンプレイスができる前に2年ほど恵比寿に住んでいたことがある。その頃は地上げ屋のせいであちこちに空地が点在していた。住んでいたのだから恵比寿は詳しいはずだが、一度も歩いたことのない住宅地やら裏道などいくらでもある。それに開発が進んで入れ物も建て替わり一歩角を曲がると見たこともないような街並みが続いていたりする。角の風呂屋やタバコ屋がビルになった、というくらいの様変わりなら、あぁここが懐かしいあの店だ!なんて昔を振り返ることもできるのだが、たとえばガーデンプレイスみたいに広大なエリアがごっそりとまったく違った巨大施設に変わってしまうと、どこに細道があったっけ? どこに銭湯があったっけ? あれ?住んでいたとこどこだっけ? とか、もうわけワカメ。

01.東京恩寵教会 【野老(ところ)正昭】
02.belle恵比寿(旧:OCTAGON) 【高松伸】
03.STUDIO EBIS 【鈴木恂(まこと)】
04.恵比寿の家 【鈴木エドワード】
05.恵比寿四丁目交番 【平倉直子】
06.伊東建築塾 【伊東豊雄】
07.COMS EBISU 【大藪元宏】
08.rim 【下吹越武人(しもひごし たけと)】
09.EBISU Folio Act.3 【川辺直哉】
10.MA2 Gallery 【千葉学】

 この日は都民の日で、最近リニューアルされたばかりの東京都写真美術館で「ロスト・ヒューマン/杉本博司展」を無料で観覧できた。妙なものを収集する杉本氏の「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」という意味深なキャプションとともに、錆びの出たトタン板で覆った壁面に囲まれて、人類がいなくなった後の虚ろなロストヒューマン感を醸し出す展示室でさまざまな怪しげな展示物が存在感を主張している。

 その東京都写真美術館はリニューアルに伴い「TOP MUSEUM」と愛称が付いた。「Tokyo Photographic Art Museum」の頭文字だそうだが、それなら「TPA MUSEUM」だろが・・・というツッコミをみんなで入れた。1機だけだったエレベーターが2機に増えたが、相変わらず動きが遅いという噂が流れる。たまたまエレベーターに乗り合わせたスタッフさんが「遅くてすみません」と自虐的だった。噂だけでなく館内の人も同じ意見だったようだ。






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レッドデータ建築ツアー

2016-06-20 19:47:19 | イベント
みんなの大東京建築ツアー

 アートテラーとに~さん主催の、みんなの大東京建築ツアー【レッドデータ編】 に参加した。講師は建築家のペンさん。今回巡るのは取り壊しが決まっていたり、取り壊したいけれどどうしようかねぇ?と検討中だったりして、油断していると次は無いという崖っぷち物件というか絶滅危惧種物件だそうで。

1.スーパードライホール 【フィリップ・スタルク】(浅草)
 浅草のシンボル、うんこビルとして有名なアレ、浅草に行けば嫌でもうんこが目に入る好立地物件。老朽化ということで取り壊しが決まってしまった。うんこの土台も黒いコップみたいな妙な形なので、メンテナンスもけっこう大変らしい。

隅田川を挟んだこの景色が一変する!?



2.中銀カプセルタワービル 【黒川紀章】(新橋)
 丸い窓のカプセルがあっちこっちに向いて出っ張っている個性的なメタボリズム住宅ビルだが、1972年竣工ということなので結構古い。誰も取り壊したいとは思ってないようだ。関係者のご厚意で内部も見せてもらった。埼玉県立近代美術館にはカプセルがひとつ展示されている。



3.コープ・オリンピア  (原宿)
 1965年に原宿駅前の一等地にできた、あこがれのマンション。部屋はメゾネットタイプ。昔はたくさんの有名人やお金持ちが住んでいたという。住民もいるし、1階はいろいろな店舗が営業中なので簡単に取り壊すこともできない。



4.原宿駅
 東京五輪を前に混雑緩和のためとして、新しい駅舎の様子が発表されてしまった。でもメルヘンチックな佇まいは壊すにはもったいない。保存してほしいとみんな勝手に思っている。裏はすぐ神宮で表はすぐ道路なのでなんか敷地が少なそう。地下通路にでもすればいいのに。



5.法政大学55・58年館 【大江宏】(市ケ谷)
 1955年と1958年に建てられた校舎を保存会の人に中を案内してもらった。保存会と言っても取り壊しが既に始まっているので、保存はあきらめて、せめて想い出を心に残そうという「記憶プロジェクト」に変身したそうだ。


校舎から生えているモノ

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建築ツアー【もっと横浜編】

2015-11-05 19:31:30 | イベント
みんなの大東京建築ツアー

 アートテラーとに~さん主催の、みんなの大東京建築ツアー【もっと横浜編】 に参加した。講師は建築家の照内創さん。前回は参加してないが横浜の観光エリアを巡ったらしい。今回はもっと西のエリアを巡るツアー。横浜編と言いながら最初は行き過ぎて藤沢市の湘南台文化センター。ここはぜひ一度行きたいと思っていて行けてなかった場所なのでラッキー。「パンチメタルの女王」と呼ばれる長谷川逸子設計の世にも奇妙な建造物。真ん中には銀色の地球がド~~ン! バブルの頃に造られた地球は薄汚れている。


 その後は照内創さんに関係ある建築家、山本理顕設計の物件を見学。緑園都市駅の駅前通りに立ち並ぶ割と似通った雰囲気の建物8棟が、すべて山本理顕設計ということで、まるで街の雰囲気が山本理顕になってしまったかのようだ。すごい。


 同じく山本理顕設計の三ツ境ハイツを見学し終わった頃にはもう真っ暗なのでここで終了。本来はもうひとつ、SALHAUS設計のCROSS STREETに行く予定だったとか。でもCROSS STREETは伊勢佐木町にあるライブスペースで、中に入ったこともある。ほとんどガラス張りで外からも丸見え。すぐ目の前には青江三奈の「伊勢佐木町ブルースの歌碑」もあって、ボタンを押すと伊勢佐木町ブルースが流れるという昭和なストリート。

 1.湘南台文化センター 【長谷川逸子】
 2.湘南台総合図書館 【岡田新一】
 3.相鉄文化会館 【原広司】緑園都市駅前
 4.XYSTUS【山本理顕】緑園都市駅前
 5.LOGGIA【山本理顕】緑園都市駅前
 6.OBERISK【山本理顕】緑園都市駅前
 7.G・Fビル【山本理顕】緑園都市駅前
 8.COTE a COTE【山本理顕】緑園都市駅前
 9.AMNIS【山本理顕】緑園都市駅前
10.PRADO【山本理顕】緑園都市駅前
11.ARCUS【山本理顕】緑園都市駅前
12.三ツ境ハイツ【山本理顕】
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大東京建築ツアー(代々木上原編)

2015-09-29 21:56:02 | イベント
みんなの大東京建築ツアー

 アートテラーとに~さん主催の、みんなの大東京建築ツアー(代々木上原編)に参加した。講師は建築家の照内創さん。代々木上原は高級住宅街というイメージが昔からあったので、一度は住みたいと思っていたけれど、いまだに実現していない。現時点で実現してないということは、今世紀中は実現しないということだろう。

 長谷川逸子、ヨコミゾマコト、吉阪隆正、清家清、坂茂、青木淳、鈴木エドワード、高松伸、篠原一男などの手がけた物件を見学、その途中で立ち寄った巨大な建物は、東京ジャーミイ・トルコ文化センター。

 東京ジャーミイはイスラム教のモスクで1938年からあったようだが、老朽化のため今の建造物に建て直されたのは2000年。小田急線で代々木上原が近づくと窓から見えた丸い屋根。一度は行きたいと思っていたが、他に用が無いためか、なかなか途中下車してまで行く気にはならなかった。だから今回は長年の懸案事項が解決したのだ。



 1階では土産物やイスラムの書籍なども売っている。2階には礼拝場があり、ドーム状の天井がきれいだった。女性はストールかスカーフの着用が求められているが、誰でも自由に見学することができる。礼拝場の中の写真は無い。



 もうひとつ印象深かった物件は、ワールド・インターナショナル・グループという会社の事務所。三角形のとんがった排気口みたいなヤツが3本立ち並んでいる。いったいこれのどこが事務所なのだ?と思えば、地下4階建てになっているらしい。大江戸線飯田橋駅入り口を見た時と似たようなインパクトのある物件である。


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迎賓館赤坂離宮参観

2015-08-24 20:46:31 | イベント
迎賓館赤坂離宮

 国宝・迎賓館赤坂離宮の参観は、応募して当選しないと行けない。昨年応募したらスカだったが今年は当たった。明治42年に建造された2階建てのネオ・バロック様式の洋風建築である。正門の所から覗くと広い庭の先に建物が小さく見えるだけだが、近くに寄ると屋根に付いている奇妙な装飾まで見ることができる。裏に回ると大きな噴水もある。今回は見られなかったが和風別館もあるようだ。受付で身分証明書の提示や手荷物検査をしてから入場する。館内は撮影禁止になっている。

 日本とは思えぬような宮殿に入り、白い廊下を進み、彩鸞の間、花鳥の間、朝日の間、羽衣の間、中央階段ホールを見学して回る。涛川惣助の七宝が飾られた花鳥の間や、小磯良平の200号の大作が飾られた中央階段ホール、西入口には藤田嗣治の絵もあった。贅沢すぎる大理石、8mもある高い天井に描かれた天井画、贅沢すぎるシャンデリア。大小合わせて500本もあるというシャンデリア、最大のものは800kgもあるそうで、真上に落ちてきたら確実に即死するレベル。白壁に金綺羅金の装飾が施された部屋には各国のなんとなくデラックスな人たちが招かれるのだ。








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トライアングルチケットエリア建築ツアー

2015-07-20 19:37:13 | イベント
みんなの大東京建築ツアー

アートテラーとに~さん主催の【トライアングルチケットエリア建築ツアー】に参加した。街歩きをしながら有名建築家の手掛けた物件を巡る企画。講師は建築家のペンさん。トライアングルエリアとは、渋谷・自由が丘・二子玉川を頂点にして東急の東横線・大井町線・田園都市線で囲まれた魔の三角地帯。この界隈に用事がある人は400円で1日乗り放題。自由が丘でショッピングして三軒茶屋でお茶してとか、2か所乗り降りすれば元が取れるお手頃価格なので、暇つぶしにうってつけかも。

 1. LOGROAD DAIKANYAMA 【大堀伸】
 2. ヒルサイドテラス 【槇文彦】
 3. 榊原館 【室伏次郎】
 4. 旧イデービル 【クライン・ダイサム・アーキテクツ】
 5. 下馬南地区会館 【新居千秋】
 6. 上野毛駅 【安藤忠雄】
 7. 駒沢公園競技場 【村田政真(マサチカ)】
 8. 駒沢公園体育館・管制塔 【芦原義信】


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第54回 静岡ホビーショー

2015-05-17 18:56:25 | イベント
第54回 静岡ホビーショー@ツインメッセ静岡

 実は54回もやってるなんて知らずに今回初めて行った。タミヤをはじめとする模型メーカーが集中している静岡での展示会。木・金は業者との商談会で、土・日が入場無料の一般開放日となっている。もちろん子供はたくさん来ているが、いい年こいたおっさんも子供みたいに目をキラキラさせて徘徊している。メーカーの展示&即売場や、モデラーズクラブという模型展示会があり、プラモデル、ジオラマ、ミニカー、ミニ四駆、ラジコン、ペーパークラフトなどがわんさかわんさか展示されている。私も子供のころはリモコン戦車で遊んだりプラモデル作りに興じたりしていたし、今でもたまにミニカーを買ったりもするので、懐かしいモデルを見ると自動的に足が止まり、自動的に写真を撮ってしまうのだ。






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富士マラソンフェスタ2014

2014-12-21 22:14:43 | イベント
富士マラソンフェスタ2014 in FUJI SPEEDWAY

 昨日の冷たい雨とは打って変わって、ぬる暖かい空気の富士スピードウェイ、曇りのち晴れのマラソン日和なのに、富士山の姿は終始、雲に隠れて見えなかった。富士マラソンフェスタはもう37回もやっているらしいが、参加するのは初めて。

 小学生部門(3km)、1周4.4kmのコース1周部門(4.4km)、2周部門(8.8km)、ハーフマラソン部門(21kmちょい)の4つに分かれている。1周では物足りないけど21kmも走りたくないので2周部門に参加した。私のようにデジカメで写真撮りながら走る人や、東京マラソンみたいにクリスマスのかぶり物で走る人、ガチで優勝を狙い豪華賞品(中身は知らない)を持って帰る人など、総参加者4000人がぞろぞろ走った。 走る時は計測用のICチップを靴に付けて走り、ラップタイムもわかる。私は1周30分弱だったが、優勝した人は1周15分くらいで走り終えていた。

 ゲストランナーとして、千葉真子さんと尾崎好美さんが参加。千葉さんはアニメ声でお馴染みだが、開会式のあいさつが、そこらへんの芸人よりテンション高くて思わず後ずさりしてしまった。千葉さん尾崎さんのトークショーやサイン会、音楽隊の演奏、高校生のダンス披露、クルマでの有料体験走行、豚汁サービス、飲食店の屋台など、いろいろ用意されていて、走らない人も楽しめる。天気さえよければ楽しいイベントだ。

 富士スピードウェイはF3000やツーリングカーレース、グランチャンピオンレースなどを見に来たことはあるが、レーサーではないのでコース内に入ったのは初めてだ。今日に限らず、時たまマイカーでの体験走行イベントをやっているようだが、それにも参加したことはない。今日も参加の呼びかけをしていたが、スタッドレスタイヤを履いているのでやめた。

 昔は第1コーナーの奥に30度バンクがあって、メインストレートを走る高速のままバンクに突っ込んで行くレーシングカーのスピード感に魅了されたが、事故が多く、死者が続出したため廃止された。富士スピードウェイ最大の見せ場が失われてしまい、富士の魅力は半減、日本のサーキットと言えば鈴鹿と言われる時代になってしまった。






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大東京建築ツアー【新宿編】

2014-10-13 20:31:54 | イベント
みんなの大東京建築ツアー

 アートテラーとに~さん主催の【大東京建築ツアー新宿編】に参加した。講師は建築家soさん。新宿らしくアルタ前に集合。新宿は小田急の始点なので頻繁にウロチョロしているが、アルタや紀伊國屋くらいの有名な建物でなければ、見上げもせずに通り過ぎて行く日常、さらには商店街でもない路地裏などは、余程の用事が無いと素通りさえしない。今日はそんな裏通りも含めた新宿の赤裸々な実態が明らかになる鴨新米!! なんてことは思いもせずに、参加者の皆さんとヘラヘラ、ポックリポックリ歩くのであった。

 第3スカイビルは、軍艦ビルという愛称で呼ばれるほど有名な物件なのだが、「GUNKAN HIGASHI SHINJUKU」と愛称のほうに寄せて改名したらしい。外壁の色も軍艦らしいグレーだったのが、なんとなくきゃわゆぃパステルグリーンに塗り替えられているのを今回初めて知った人たちがちょっと幻滅しているのが面白かった。確かにあれでは軍艦というより遊覧船みたいな色である。ビル側としては「大きなお世話じゃ!」というだろうが。


 新宿編最後のふたつは磯崎新設計の物件、新宿ホワイトハウスは、磯崎氏本人は認めたくないという幻のデビュー作らしい。吉村益信のアトリエとして建てられたが今はカフェになっている。というわけで、終了後は、おまけとして「磯崎新12×5=60」展を開催中のワタリウム美術館に行く。鳥小屋(トリー・ハウス)と呼ばれる軽井沢の書斎の実物大模型に上れるのだが、物凄く上りにくい珍奇なハシゴなために、「怪我をしても自己責任で」という誓約書まで書かされるという、でんじゃらすな展示物件である。


 1. 紀伊國屋書店【前川國男】
 2. YASUYO BLDG【谷口吉郎】
 3. 第2スカイビル【渡邊洋治】
 4. 林原第五ビル【リチャード・ロジャース】
 5. 三経75、三経82【竹山実】
 6. 第3スカイビル(GUNKAN HIGASHI SHINJUKU、軍艦ビル)【渡邊洋治】
 7. 新宿ホワイトハウス(カフェアリエ)【磯崎新】
 8. 東京グローブ座【磯崎新】
 9. アンダーカバーラボ【クライン・ダイサム・アーキテクツ】※神宮前
10. 塔の家【東孝光】※神宮前


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