ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

『マグニフィセント・セブン』

2017-02-02 19:56:52 | 映画[ま]
『マグニフィセント・セブン』

 監督:アントワーン・フークア
 出演:デンゼル・ワシントン/クリス・プラット/イーサン・ホーク/ヴィンセント・ドノフリオ/イ・ビョンホン/マヌエル・ガルシア=ルルフォ/マーティン・センスマイヤー

 1954年『七人の侍』の魂を受け継ぐ西部劇であり、1960年『荒野の七人』のリメイク作品ということだけれど、『荒野の七人』をほとんど忘れているので比較はできないが、勧善懲悪の西部劇はアメリカの古典芸能みたいで、米国人でもないのになんか懐かしい雰囲気で安心して楽しめる。土埃の舞う小ぢんまりした町並み、バーの扉からよそ者が入って来るとみんなギロっと睨んで喧嘩の準備、町を恐怖に陥れる悪人の登場、容赦なく撃ち殺される善良な市民、さあ、どうするどうする、どうするどうするどうするどうする、と、そこに現れるなんかいいやつっぽいの。かたきを取ってくれるのか? 荒野の七人なので腕利きの7人を集めるところから始まる。これがまたクセが強い奴らばっかりなので、集めるだけで一苦労、仲間割れとかしないのかと心配してしまう。そしてクライマックス。だいたい結末は見えているとはいえ、手に汗握る大迫力の決闘シーンは見応えがある。エルマー・バーンスタインによる定番名曲『荒野の七人』のテーマ曲も流れるが、これがまた古き良き時代を彷彿させ耳に嬉しく響き、あぁ見てよかったと思わせるものがある。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 「並河靖之七宝展」 | トップ | 『ミス・ペレグリンと奇妙な... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TB&コメントありがとうございました (西京極 紫)
2017-02-05 16:48:17
劇中でも何度か『荒野の七人』のテーマのアレンジBGMが使われてましたね。

七人のメンバーが黒人、ヒスパニック、ネイティブアメリカン、そして東洋人とバラエティ豊かになっている辺りはイマドキの西部劇ですね。
返信する
こちらこそ (らしか)
2017-02-05 18:02:15
劇中のBGMのたびにワクワクしてました。

インディアンのレッドハーベストがかっこよかったです。おでこを赤く塗ったりして歌舞伎役者みたいでした。
返信する

コメントを投稿

映画[ま]」カテゴリの最新記事