『ミッキー17 MICKEY17』
原作:エドワード・アシュトン (ミッキー7)
監督:ポン・ジュノ
出演:ロバート・パティンソン/ナオミ・アッキー/スティーブン・ユアン/トニ・コレット/マーク・ラファロ
借金が返せなくて地球脱出を考えた主人公ミッキー、何度でも生きかえられるという、いいんだか、わりぃんだかわからん仕事にサインする。長い旅路の果てに到着した星で、業務についた途端、使い捨て人間(エクスペンダブル)として、殺されては生きかえる悪夢のような人生が始まった。命の大切さが主題なのかもしれないが、何度も生き返る精神的な辛さという面はユーモアを交えて軽妙に済ませて置いて、現場で起こる事件が重視されている感じ。
不老不死でも首をかしげるのに、苦しみながら死んでも終わらない人生なんて、無間地獄ではないか。死んでも時間が戻って生きかえり、また同じ生活を繰り返す、とかいう物語はたま~にタイムリープ系SFでお目にかかるが、この映画では人間プリント機で再製するというテクノロジーの産物だ。今は家も橋も3Dプリンターで造れる時代なので、生物3Dプリンターもすでに某国で研究中かもしれない。
ハヤカワ文庫SFの棚で「ミッキー7」という作品を見かけたことがあるが読んだことは無い。どうやらこれが原作のようだ。ポン・ジュノ監督が10もサバを読んで「ミッキー17」にしたんだと。ちなみに7や17は年齢ではなく、生きかえった個体連番である。読んでないので原作とは比べられないが、予想外のストーリー展開にハラハラしながら楽しめるわかりやすいSF映画だった。
原作:エドワード・アシュトン (ミッキー7)
監督:ポン・ジュノ
出演:ロバート・パティンソン/ナオミ・アッキー/スティーブン・ユアン/トニ・コレット/マーク・ラファロ
借金が返せなくて地球脱出を考えた主人公ミッキー、何度でも生きかえられるという、いいんだか、わりぃんだかわからん仕事にサインする。長い旅路の果てに到着した星で、業務についた途端、使い捨て人間(エクスペンダブル)として、殺されては生きかえる悪夢のような人生が始まった。命の大切さが主題なのかもしれないが、何度も生き返る精神的な辛さという面はユーモアを交えて軽妙に済ませて置いて、現場で起こる事件が重視されている感じ。
不老不死でも首をかしげるのに、苦しみながら死んでも終わらない人生なんて、無間地獄ではないか。死んでも時間が戻って生きかえり、また同じ生活を繰り返す、とかいう物語はたま~にタイムリープ系SFでお目にかかるが、この映画では人間プリント機で再製するというテクノロジーの産物だ。今は家も橋も3Dプリンターで造れる時代なので、生物3Dプリンターもすでに某国で研究中かもしれない。
ハヤカワ文庫SFの棚で「ミッキー7」という作品を見かけたことがあるが読んだことは無い。どうやらこれが原作のようだ。ポン・ジュノ監督が10もサバを読んで「ミッキー17」にしたんだと。ちなみに7や17は年齢ではなく、生きかえった個体連番である。読んでないので原作とは比べられないが、予想外のストーリー展開にハラハラしながら楽しめるわかりやすいSF映画だった。